グローバルホークがやってくる
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
今日の午後2時から5時(閉会予定)まで、標題の会議が市役所7階の大会議室で開催されました。開会前から100人ほどの市民の皆さんが集まられていました。
「まず、(仮称)城下町ホール建設計画は、利用価値が高く市民に愛されるものへ転換します。
新しい計画は、音楽、舞台、展示、各種イベントに便利な、多くの市民に素直に歓迎される、利用価値の高い市民ホールを目指します。そこで、市民・専門家・職員による検討委員会を立ち上げ、本格的かつ集中的な検討プロセスに入ります。
具体的な対案については、現段階で最も本事業の趣旨に適い、また小田原駅周辺の活性化に貢献する案として、お城通り地区再開発事業の予定地に用地を変更することを提案します。遠くない将来に一体化が進められる2市8町の広域での役割分担を視野に、新たなホールの機能及び規模などの再設計が必要です。
なお、現在の計画予定地は、小田原城の正面玄関であること、小田原城周辺の観光回遊ルートの中心に位置することから、小田原の地域経済に最大限貢献できる立地活用を実現するべく、歴史博物館/美術館/図書館/物産センターなど、恒常的に地域内外からの来訪者を迎え入れ、交流人口の大幅拡大を担うことのできる用途が望まれます。そのための検討委員会を民主導で同時に立ち上げ、可能な限り早期の事業化を目指します」
位置関係は、この小田原ナビ図の通りです。現在のホール整備用地は、城址馬出門の真正面にあたり、大手門復元などの重要地でもあります。
お城通り地区再開発事業の予定地は、旧国鉄の貨物ヤード跡で平成元年ころ、小田原市が「清算事業団」から譲り受け、その後周辺民有地の買収を進め、再開発用地がほぼまとまった状況まできています。今年度事業として駐車場ビルが現在工事中です。11月には開業と聞いています。
残置部分が約5,800㎡、長手方向は120m以上あります。この用地は鉄道交通がありますので列車振動などを懸念される方もいられますが、現在の基礎土工事の技術では適切な追加工事で解決できます。
小田原ナビ図とオリエンテーションが違って、分かりにくいのですが、北は斜め右になります。この用地に、新井設計の大ホール部分をプロットしてみました。
この用地の強みは「交通至便」で、神奈川西部の市民にとっての利便性は抜群です。
この用地の整備担当は「拠点整備課」ですが、先月からアンケート調査を行っています。ホテル・コンベンションホール・商業施設などをどのようなものが良いですかと、これまでの失敗事例通りの問いかけをしています。
この「再開発用地」は、平成時代を通して3度に渡って、事業計画が立てられ、その都度大きな費用を費やして頓挫してきています。加藤市長が主張されるように、この用地こそ大ホールにとって最適の用地です。オリンピックの新国立競技場のジュニア版のような失政は、やめましょう。正道を進んで、長年の懸案を解決しましょう。
この事業ならば、承認された73億円を増額することなく、大ホールが早期に立派な姿で完成します。小ホールについては、現在の「市民会館小ホール」と市役所構内の「ケヤキホール」の小規模改修などで、代替しましょう。「新小ホール」は展示施設とともに、三の丸地区の「歴史文化研究展示施設ゾーン」の中心的施設として設置する計画を進めましょう。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
小田原の「市民ホール整備」については、平成元年ころの提言で始まりました。なんとも長い、信じがたい行政史があります。もうすでに20億円くらいの支出がなされてしまったと聞いています。 小沢市長時代に、大きな展開があり、三の丸地区の狭隘な敷地に、競技設計によって選択された山本理顕氏の案によって、実施設計まで進みました。入札工事の直前に市長選挙(2008年5月)があり、進行中の市民ホール事業施策に反対する新たな市長候補加藤憲一氏が、市長の座を得ました。
加藤新市長による2008年6月議会における「所信表明」
『まず、(仮称)城下町ホール建設計画は、利用価値が高く市民に愛されるものへ転換します。
新しい計画は、音楽、舞台、展示、各種イベントに便利な、多くの市民に素直に歓迎される、利用価値の高い市民ホールを目指します。そこで、市民・専門家・職員による検討委員会を立ち上げ、本格的かつ集中的な検討プロセスに入ります。 具体的な対案については、現段階で最も本事業の趣旨に適い、また小田原駅周辺の活性化に貢献する案として、お城通り地区再開発事業の予定地に用地を変更することを提案します。遠くない将来に一体化が進められる2市8町の広域での役割分担を視野に、新たなホールの機能及び規模などの再設計が必要です。
なお、現在の計画予定地は、小田原城の正面玄関であること、小田原城周辺の観光回遊ルートの中心に位置することから、小田原の地域経済に最大限貢献できる立地活用を実現するべく、歴史博物館/美術館/図書館/物産センターなど、恒常的に地域内外からの来訪者を迎え入れ、交流人口の大幅拡大を担うことのできる用途が望まれます。そのための検討委員会を民主導で同時に立ち上げ、可能な限り早期の事業化を目指します。
なお、現在の計画予定地は、小田原城の正面玄関であること、小田原城周辺の観光回遊ルートの中心に位置することから、小田原の地域経済に最大限貢献できる立地活用を実現するべく、歴史博物館/美術館/図書館/物産センターなど、恒常的に地域内外からの来訪者を迎え入れ、交流人口の大幅拡大を担うことのできる用途が望まれます。そのための検討委員会を民主導で同時に立ち上げ、可能な限り早期の事業化を目指します。』
8月まで、この所信で進められていましたが、9月以降大きく変転することとなってしまいました。
(上の画像は山本理顕氏の案の模型写真、下の画像は新居千秋都市建築設計さんの実施設計による模型)
市民ホール事業について、これまでかなりのブログ記事を投稿してきました。
下記に、リンク集を貼っておきます。お時間のあるような時、覗いていただければと存じます。
2006年11月19日 (日)
城下町サーカスホール?
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2006/11/post_270b.html
2007年1月13日 (土)
城下町ホールの付け替え道路と3つの推進陳情
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2007/01/3_00ee.html
2007年2月16日 (金)
市民のための市民ホールを!
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2007/02/post_95c2.html
2007年3月21日 (水)
ホール計画の見直しを求める要望書
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2007/03/post_e473.html
2007年9月30日 (日)
もう一度、建築の質(城下町ホール)
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2007/09/post_4bb1.html
2008年8月28日 (木)
山本理顯氏のまち壊し
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2008/08/post_736c.html
2009年2月23日 (月)
計画跡地に花が咲いた
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2009/02/post-09dc.html
2009年2月28日 (土)
市民花壇・広場・花畑
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2009/02/post-76e1.html
2009年3月10日 (火)
小田原駅・小田原城周辺まちづくり検討委員会が終った
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2009/03/post-b06f.html
2009年7月22日 (水)
転換1年 市民ホールについて考える
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2009/07/post-2562.html
2009年12月 7日 (月)
三の丸地区を守る
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2009/12/post-a7d8.html
2011年1月15日 (土)
市民ホール基本構想(案)の説明会!!
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2011/01/post-931f.html
2011年5月 8日 (日)
小田原市・市民ホール整備事業の迷走
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2011/05/post-aea3.html
2013年1月 8日 (火)
小田原市芸術文化創造センター
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2013/01/post-9fc8.html
2013年1月22日 (火)
小田原市芸術文化創造センター設計者選定
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2013/01/post-b91f.html
2013年5月20日 (月)
芸術文化創造センタープロポーザル案市民説明会
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2013/05/post-ca9a.html
2013年10月16日 (水)
小田原 芸術文化創造センター
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2013/10/post-06aa.html
2014年3月23日 (日)
芸術文化創造センター成果発表シンポジウム
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2014/03/post-68f5.html
2014年5月 2日 (金)
城下町ホールの愚行を繰り返すのか
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2014/05/post-421e.html
2014年5月30日 (金)
小田原市芸術文化創造センターの基本設計と整備に係る地域説明会(幸地区)
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2014/05/post-9463.html
2014年6月 1日 (日)
芸術文化創造センター・市道廃止?
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2014/06/post-8b08.html
2014年7月22日 (火)
小田原市芸術文化創造センターを市民の手で
http://peacecafe.tea-nifty.com/forum/2014/07/post-d2e4.html
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
1996年から続けていた「暮らしのフォラム」を、昨年の12月で休刊していましたが、何とか再開したいと思っています。
明日14日は、国会前行動に参加しますので、無事に帰宅できましたら明後日の15日火曜日から再開いたします。
今夜は、再開のご挨拶だけにします。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
兼ねてから話題になっていた関東学院の撤退、12月2日に小田原市と「合意」に達したと今日のタウンニュースで報じられました。報道によると「メッキ技術を開発する研究所」に用途変更されるようです。
法学部のキャンパスが設置されるという校地校舎計画に対して40億円の「補助金」が小田原市から関東学院に交付されています。
その補助金について、返還されたとも返還されなかったとも、記事には明記されていませんが、「大枠での承諾に至った」との記載がありますので、返還されなかったのでしょうね。
1959年、私が東京都庁に入職した翌年「首都圏の既成市街地における工業等の制限に関する法律」が施行され、工場の増設規制とともに、大学などの校舎増設が強く制限されました。そのため多数の大学が首都圏の既成市街地から郊外に施設移転をしました。市街地の校地を売却して地方に大きなキャンパスを設けた大学も多数ありました。ところが、2002年になりこの法律は廃止されました。
今は、多数の大学が既成市街地に高層の校舎を建設して都心回帰を目指しています。この法律に応えた大学は、苦境になり、やり過ごした大学が隆盛を誇るという、大学間格差が生まれ、郊外キャンパスの始末に困難をきたしている状況です。
小田原キャンパスの関東学院大学法学部も、通学利便性の高い競合他大学に入学志願者を取られ続けたのでしょうね。なんともこの日本国の都市整備の稚拙さが、大学教育を混乱させているのです。関東学院も被害者のお一人かもしれません。
とはいえ、この広大なキャンパスが、メッキ研究所、職員20数人の施設になると言うのは、補助金の交付趣旨にも反しますし、教育施設として固定資産税は免除されていましたが、その課税については「合意」されたのでしょうか。
私も度々講演会や発表会などで伺いましたが、とても立派で広大な施設です。この全てがメッキの「教育研究」のために必要なものとは思えません。「地元企業と連携期待」で、税の減免ができるとも思えません。
補助金の返還を求めないことで合意したとしても、固定資産税等の免除は、許されないと考えます。いかなる措置をされたのか、しっかり市民説明をされるべきだと、強く思います。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
日本の都市を維持し整備していく仕組みを訪ねます。戦前は「内務省」が都市整備に係るすべての権限を持っていました。1945年、敗戦「民主化」で「都市計画中央審議会」が建設省に置かれました。2000年、省庁の「大改革」で「国土交通省(画像)」が誕生するとともに、運輸交通を含んで「社会資本整備審議会」に姿を変えました。都市計画部会の委員は14人、すべて学識経験者です。
今月末から解体撤去工事が始まるという、話題の国立霞ヶ丘競技場建て替え、すべては「東京都都市計画審議会」で何事もなく承認されています。こんな凄い都市計画の変更決定が審議なしであっさり承認。その「第201回東京都都市計画審議会」の様子を訪ねました。審議会委員は33人、内訳、都議会議員16、中央官僚7、市町の長6、学識経験者4などです。出席者は21人。傍聴者なし。
議長(建設経済研究所会長)が「国立霞ヶ丘競技場建て替えの取り組みが本格化してきた---」と、後追いの審議を何事もなきかのごとく説明して「ご質問ご意見、特段ないようですので---」と言いかけたとき公園関係の専門家女性委員が遠慮がちに「---ユニバーサルデザインの徹底を---」との発言があって終わり。「ありがとうございました。全員賛成と認めます」との議長発言。審議会と言うより説明会です。これが、かの驚愕の高さ75mの地区計画などが決定した「東京都審議会」のすがたです。(都庁舎は経年20年で現在大修理中、姿を消した訳ではありませんが、ここでは案内図をご覧ください)
県政府とは誠に馴染みがありません。県知事とも県会議員とも接触はほぼゼロ。都市計画審議会、もちろん傍聴したことなどない。小田原に置かれている県の総合庁舎、県西地域県政総合センターにも、年に1、2回くらいしか行かない。都市計画審議会の委員、県会議員9、学識経験者9、中央官僚6、市町村の長6、臨時委員1、都合30人で東京都とはかなり構成が違い、都市計画の専門家が2人いますね。大したもんです?議長は東京工大の名誉教授(専門は交通)。
住民にとって最も馴染み深いのは市町村政府です。日本国の統治制度でも、見てくれではその通りですが、権限の配分財源の配分では、全く逆になっていますよね。なにをやるにも「交付金・補助金」などという縛りで制御され、3割自治とか1割自治とかいわれています。都市計画の権限も全くその通りですが、小田原市都市計画審議会を訪ねてみます。
まず委員構成、市民6人、学識経験者5人、市議会議員4人、関係行政機関(県)3人、臨時委員2人、都合20人となっています。市民委員がいられるのですが、例によって自治会総連合、商工会議所、農業委員会から3人で、公募委員は3人です。前年度から引き続き、会長は東洋大学教授、副会長は横浜市立大学准教授です。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
暑さは老若を問わず、辛いものですよね。朝夕、かなり秋を感じさせるころになりましたが、久しぶりの投稿です。
1945年8月15日、この日は私の人生を縛り付けた日です。わずか10歳の子供でしたが、素直に信じていたものがすべて嘘だったなんてことは受け入れられませんでした。その日の夕刻、見知らぬ旗を立てたトラックが、大きな声で叫ぶ人たちを満載して走って行きました。その光景が何なのかはもちろん理解できません。
私たち一家が暮らしている「大日本帝国朝鮮京城府西大門区竹添町1丁目69番地」は、まぎれもない日本でしたが、本土に逃げ帰らなければならない。友達にさようならも言えない。慣れ親しんだわが家、遊び場だった裏庭、大好きだったサルスベリの樹、すべてが「嘘」だったのか。
10歳の夏、ここから私の敗残者(当時は引揚げ者と言いました)生活が始まりました。(画像は旧朝鮮総督府前での記念撮影。1992年西大門国民学校5年生の同窓会懐旧旅行の幹事からいただいた。この建物は1995年に解体撤去が始まり、植民地化以前の立派な光化門が2010年8月15日に復元されている)
私にとって、8月は敗残記憶を蘇させる月です。
10日には「8月15日を考える会」第10回目の「集い」が139人の方々によって開催されました。2005年から始めたこの記念の集い、これまでに511人の方たちにご参集いただきました。第1回からこの第10回まですべて参加された方は9人いられます。今年は45人の方が初めて参加されました。
この10年、多くのみなさまのご賛同、ご協力で「集い」が継続できました。心から感謝申し上げます。
来年からは新たな展開になります。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2016年度開館で計画されている東京都墨田区の「北斎美術館」、妹島さんたちの設計によって総事業費34億円で事業がすすめられているようです。
わが「小田原市芸術文化創造センター」は。長年のふらつきの結果、立派な名称だけはいただきましたが、市道の廃止等々、多難な様相ですが、議会承認なんか問題ではないんでしょうか、淡々と「実施設計」の委託契約を済まされたと説明されました。
いかがでしょうか。市道廃止の不便を凌ぎ、用地整備未了のまま、狭苦しい空間・景観を凌いだとしても、実施設計完了後の工事着手は建設業界の逼迫に寄る工事費高騰で、65億とか75億とかでは、とても契約にはいたりそうにありません。
「北斎美術館」は事業費34億円のうち、5億円を区民の寄付で賄うとしました。
わが小田原市の本件事業予算は明らかに不足を来すと考えられます。10億、15億の補正予算が承認されるでしょうか。そんなことを期待する前に、ぜひ、墨田区を見習ってください。
設計者新居さんも提案されていました。「小田原市芸術文化創造センターを市民寄付で応援しよう」事業を始めて欲しい。小田原市と市民文化団体で、喫緊に、真剣に取り組んで欲しい。その覚悟ができないなら、この事業は、用地整備ができるまで延期すべきです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
この小田原に「新時代の」市長が誕生した当時のブログの再録です。昨夕(2014.7.6.)の「芸術文化創造センター市民説明会」での文化部長や市民たちのお話が、2008年の段階までさかのぼりましたし、文化部長は「三の丸の立地は市民合意のもとになされた」と自負されていましたので、古い話を蒸し返します。
ヒルトン小田原誕生秘話 2008.5.22.
小澤良明市長は明日5月23日で、16年の市長職を退かれます。1992年からですからたいへん長い在職だったのですね。その間、アメリカの大統領は、ビル・クリントンが8年、ジョージ・ブッシュが8年、今ビルの配偶者がその座を目指して死闘を続けています。この16年間にはいろんなことがありました。ジョージ・ブッシュ大統領就任の年には、ニューヨークトレードセンタービルのテロ攻撃による崩壊という大惨事がありました。そしてアフガン、イラクと悲劇が拡大しつづけました。この悲劇の中、非戦の国日本国自衛隊も出兵しましたが戦死者もなく無事「撤収」されています。
ここ小田原市公式サイトの「市長のほんね・謝辞」を拝見しますと、「数十年来の三大難事業」「市民の悲願」であった「小田原駅東西自由通路」「城下町ホール」「お城通り地区再開発事業」この三つをかかえて、ひとつは完成、残りも「道筋」をつけたこと、また「県西地域2市8町の合併にもレールを敷いた」ことが、この16年の総括のようです。
投票日の前々日の16日には「市長のほんね・ヒルトン小田原誕生秘話」を書かれています。「新品同然の五百億円の施設を八億四千万円で買う」「市幹部の大方は反対」「市民の誤解による批判」「市への脅迫も連日」「一年近くの必至の模索の後」「ヒルトン小田原誕生」こんな「苦闘」秘話が書かれています。
私が、小澤市長のことで一番強く記憶しているのは、城山三丁目マンション計画を阻止する住民運動の中で、初めて実現した市長による住民への「説明会(2005年2月25日)」でした。「このマンション業者(本社沼津市)は、仕込んだ用地を市が買い取ってくれれば、計画中止しても良いということだったが、その売却価格の交渉が不調に終った。業者提示の価格では、無理。残念だがあきらめてくれ」との説明でした。「市長自身が沼津まで出かけて行って先方の社長に直談判で頑張って欲しい」という住民の声に「私はそういう政治姿勢はとらない。それぞれの役職が、担当の業務をしっかりやるということだ」と応えられたのです。このときは、本当に愕然とし、行政の長というのはこういう考えなのかと悲しい思いを抱きました。(このマンション計画は、住民の粘り強い努力と、都市計画部の奮闘で高度地区指定が早まり、業者が遂にギブアップして市の提示価格で公有地化が実現、史跡指定されました。詳しくはこちらで)
20万市民の首長としては、個々の事案に過剰な深入りはしないというのは理解できますが、決定的な段階ではご自身による尽力は必要で避けられないことと思います。小澤市長自身、「ヒルトン小田原誕生」では、言い残しておきたいとの思いがあるほど奮闘されたことが良く分かります。「三大難事業」にもうひとつ付け加えられたいのでしょう。今週は、県西1市8町の長にご挨拶回りをされておりますが、小田原ヒルトン・高橋社長、山口支配人にもご挨拶に伺われたようです。このリゾートホテルが、小田原市に負担を掛けることなく、順調な発展を続けられることを願うばかりです。
小澤良明市長、お疲れさまでした。
(2008年8月24日、就任3カ月の新市長は、「3大案件公約は見直しせざるを得ない。これは変えられない」と通告されました。その翌日のブログです)
美しいまち 2008.8.25.
半月ほどの「Beijing 2008」でしたが、巨大な東風を世界中に見せつけて終ったようです。強い違和感が消化しきれないまま残っています。Beijing という都市も、力闘したアスリートたちも、「中華」と言う主役に飲み込まれてしまった違和感でしょうか。この8月は、重い宿題を背負わされたようなつらい月になりました。その中で、マラソン中継が映し出す Beijing のまちが、未だ「森の都」の姿を残していることは強い印象を与えました。このイベントのためには、かなり無理な「都市整備」も行われたのでしょうが、この「森」は美しいものでした。この「美しさ」が歴史と伝統を伝えてくれました。
住民の暮らしが「豊か」になり、さまざまな都市施設をつくりだし、まちが「発展」し「活性化」していく、これはどこの地域でも共通の姿です。その姿が美しくあるために投入された努力は、まさに住民の甲斐性なのだとおもいます。後代に残す最大の資産は、この「美しいまち」です。
私がいま住んでいる小田原は「美しいまち」になるための資源は、とても豊富です。この豊富な資源が、次々に食いつぶされていく「まち壊し」を、許してはなりません。無秩序な民間開発をまちの政府が統御することは極めて大切なことですが、その政府自身が「まち壊し」をすることなどあってはならない事です。「美しいまち」こそ住民の誇りであり、政府の最大の行政資産です。「美しいまち」に近づくために、やらなければならない事をすべてやる。やってはいけないことは、絶対にやらない。どんな困難があっても、このことを忘れてはならないと信じます。
(三の丸立地は周辺整備(用地取得等)を行い、適正な建設敷地を確保する。城下町ホールの二の舞いはしないと言われ、そのための調査外注費用の補正予算を上程した)
転換1年 市民ホールについて考える 2009.7.22.
市民ホールは、20年来の宿願と言われていますが、市長提案の三の丸用地整備の調査費用を計上した補正予算案は議会の多数によって否定されました。議会の多数派が何をお考えになっているのか,まったく分かりません。①小澤前市長の用意した変形用地のまま前面空地なしでつくる。②同用地に前面空地を取って小規模施設をつくる。③こんな半端な拡張では駄目だから調査費は否定する。④同用地を拡張してまで作るべきではない。⑤用地の拡張は無理だから調査費は認めない。⑥拡張して何を作るか分かるまで調査費は認めない。⑦用地拡張するための調査は職員でやるべきで外注は駄目。⑧良く分からんが市長に一発食わせて9月議会で頭を下げたら認めてやろう。⑨四の五の言わず山本理顕設計のままつくれ。こんなことなんでしょうか。「説明不足」という声が飛び交っていましたが、どういう説明が欲しいのでしょうか。
大切な問題ですから、ぜひ議会主催の市民説明会を開いて、議員のみなさんの言いたいことを市民に伝えてください。
加藤市長は、小澤前市長の用意した変形敷地はホール建設に不適切、駅前再開発事業の基幹施設として市民ホールをつくるとして、44,108票の支持を得たのですが、「ホールは三の丸」という議会のパワーに屈して大転換をしたのです。それから1年が過ぎました。いま暫定利用で市民広場となった変形用地は、市民の多数によって「不適切」とされたのです。何とか使えるように拡張する見通しを3,000㎡ほどの地権者と話ができたので,進めたいとする議案まで否定されたのです。
市民ホールは、市民の文化施設ではありますが、大規模な建築物です。委員会の議員さんかたが調査に行かれた大分県「日田市市民文化会館」は、香山壽夫氏の設計になる大変コンパクトで実質的な施設です。これを例示された議員さんが、大ホールなどにしぼればこういうのが建つのではということは頷けます。しかし、ここは小田原市が城跡前の地区として、道路面15mの高度規制を定めています。公共の事業であるならこの15mは守るべきです。ホール舞台部分のフライタワーは、どんなに無理しても25mくらいにはなるでしょう。ここで、歴史に敬意を払うか、払わないかの決断が必要になります。検討委員会は「歴史に敬意を払う」とされています。
この三の丸地区にホールという大規模建造物を造ることは、現在の小田原市の方向性に反しています。先月から庁内横断の「歴史的風致維持向上計画」を定めるチームもできたようです。この地区は「重点地区」になるでしょう。なぜ、城跡前に大規模建築物をつくることに拘るのでしょうか。右手と左手がまったく違うことをしているように思えます。これまでのまち壊しはもう卒業しましょう。(画像は日田市市民文化会館 日田市のサイトから)
----------------------------------------
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
昨日までの豪雨が、嘘のような今朝の青空。二日ぶりにゴミ拾いとラジオ体操に出かけました。豪雨のおかげか、ポイ捨てゴミはとても少なく、城址公園本丸のゴミ箱も無事でした。体操をやっていて、後に大きく反り返ったりしますと、頭上に新緑が光っています。貴重な瞬間に、しばし目を凝らします。
今日の体操参加者から、先週紛糾したまま閉会した「芸文センタ—地域住民説明会」が、近々に再開されるということをお聞きしました。それではと、市道2197(幅員18m)廃止と、その代替の42条2項道路改修(幅員4m)の現場を回りました。その入口に姿の良い古木がありますが、これを伐採しないと代替の「生活道路」はできません。消えていく樹木です。
「芸文センター」用地の正面には、サクラ2本、マツ1本の古木があります。基本設計を拝見しますと、前面道路のお堀端通りからは20m後退して建物配置されていますので、この3本は助けてくれるんですよね。まさか、この素敵な古木、お花見の大切なスポットを消してしまおうなんて惨いことはなさいませんよね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
小田原城址公園の本丸広場は天守閣、休憩カフェ、猿舎、展示場(なんとガラス美術の)、コスプレサービス,休憩ベンチなど観光施設が豊富です。ここだけは唯一ごみ廃棄場が3ヶ所もあります。ほぼ毎朝、この散乱を片付けていますが、3ヶ所をやるのは結構大変です。なんでこんないい加減なゴミ箱をいつまでも使っているのでしょうか。
散乱ごみは、弁当ガラなどが中心ですので、カラスや猫などによる拡散なんだと思います。筒型のゴミ箱にサランネットを軽く掛けてあるだけという、安易で気の無いゴミ箱です。利用者はちょっとさわるのを躊躇うようなネットを上げて投入しなければならない。いくらでも便利なゴミ箱はあるでしょうに。
ペットボトルやかん類を分別して捨てなさいというなら、もう少し使いやすいものを置いた方が良いのではないでしょうか。
本丸にはゴミ廃棄場所は3ヶ所もありますが、他にはほとんど見当たりません。弁当食べたら、ゴミはすべて持ち帰りなさいということなんでしょうね。
「おもてなし」0点だと思いますよ。しつけの悪い来訪者には来て欲しくないのかな。ゴミをビニール袋に入れて、しっかり縛って植え込みの中に隠してありますよ。カバンに入れて電車で帰るの、いやでしょうね。
日本の都市は、ストリートに全くゴミ箱がない。この環境意識はどこから来てるんでしょうか。不思議な国です。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
いよいよ6月、今朝はかなり早い時間に起きてしまいましたが、体調もまあまあのようなので、5時40分ころから朝のお仕事に出かけました。本丸のごみ状況は、独特です。ベンチ周辺にはポイ捨てもありますが、広場自体にはあまり、吸い殻などはありません。でもゴミ箱周辺は、毎朝一仕事です。周辺はごみ散乱、どういうことなんでしょうね。カラスのせいではないようです。
二の丸広場で朝の体操。20分ほどの体操ですが、結構大変です。終わってぐったりと言うのもおかしな話ですが、ほぼ連日参加しています。
先月末に市民会館第7会議室で開かれた「小田原市芸術文化創造センターの基本設計と整備に係る地域説明会」。ご説明を受けました市道2197(青い線 幅員5.3~8.3m) 廃止と、新たに整備する「生活道路(ピンクの線 幅員4m 一方通行に制限とか)」についてです。これについての異論がわき起こり、説明会は収集つかないまま閉会しました。と言う訳で、一度現地を歩いてみようと、体操終了後に回ってみました。
この古木は、画像ピンクのたて線中間位置に立っています。その根元の東京電力小田原支社ビル真裏からの見通しです(市道2198一般道路幅員2.8~4.6m)。整備後の幅員は4.0~4.6mになるのでしょうね。ここは一方通行の入口になりますから、進入車両は多いと思います。接道されている居住者のみなさんにはかなりの負担になるのではないでしょうか。この古木は撤去されるんでしょうね。「芸文センター(失礼を顧みず簡略化しました)」正面の名物サクラは残していただけるとかお聞きしていますが。
この写真は、埋蔵物調査が終わった芸文センターの拡張用地の全景です。この6年間ほど、小田原市は用地買収にご苦労なさったのだと思いますが、そのご苦労は全く伝わってきません。10件ほどの居住用地を買収されたようですが、お堀端通り(幹線市道0003 幅員7.7~18.6m)に面する芸文センターの一番大切な部分に大きな民有地があります。
芸文センター用地南側に接道する「私道(42条2項道路 1間幅か)」の現況です。市側が拡幅部分を提供して、新たな私道をお造りになると言うことですかね。車道幅3m+歩道1mという4m道路にするのだそうです。すぐにでも工事に入りたいそうです。きれいな舗装の生活道路に変わって、とても良さそうですが、これまでと「道」の様相は一変してしまうでしょうね。
50m以上はある直線道路(分離車路のある)ですから、すいすい走れそうです。「この先側溝あり 道幅減少注意」という警告板が立っていますが、現在でも通過交通でトラブルがあるのでしょう。専用車路で脱輪などは解決するでしょうが、高速通り抜け車両の危険は増えそうですね。
これは右折して北上する道の現況です。ここも3m+1mの舗装道路に計画されています。25mほどの4m道路にするということです。左折してすぐに右折するようになりますから、減速と加速のエンジン音は、結構耳ざわりになるでしょうね。
左折して直線道路を70mほど西に向かうと、すぐにお堀端道路(幹線市道0003 幅員7.7~18.6m)に出ます。その左角にある「日本興亜損保小田原支社ビル」はかなり前から廃屋になっていました。右角には2軒の民家がありますが、計画段階ではホール用地に入っていたように記憶します。
4階建て鉄筋コンクリートのビルですが、老朽化で使えなくなったのでしょうか。解体工事をされるからには、新たな事業をご計画なのか、あるいは資産整理のための更地化なのでしょうか。小田原市も事情を把握していないようですが、この用地、芸文センターにとってはまたとない取得チャンスではないのでしょうか。(この会社は合併で「損害保険ジャパン日本興亜株式会社」になったそうで、資産整理の最中なのだと思いますよ。更地にされて、売却に入られるのではないでしょうか)
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
JSCによる神宮外苑の「新国立競技場」建替え、安藤忠雄さんが委員長でアイデアコンペを実施して選んだZAHA HADID事務所の案が、日本の建築家から袋だたきにあっています。日本建築家協会からは、改修でやるべきと申し入れられています。
今月の28日に基本設計ができたとして、「国立競技場将来構想有識者会議」に提出され、ご説明をお受けになったそうです。森喜朗五輪組織委員長もメンバーですが、大切な明治天皇の聖徳記念絵画館がこけにされて平気なんですね。心から、熱心に唱えられていたように思いましたが、「神の国」は忘れられたのかな。
神宮外苑という風致地区に、この巨大施設、ノーマルな感覚のヒトなら誰もがびっくりしますが、JSCや安藤さんの感覚は普通人とは違うのでしょうかね。
左の表は、平成26年度有識者会議委員のみなさんです。この第5回会議も、良識に富まれている方々ばかりなのか、大した異論もなく(案)は了承されたようですが、記事録はまだ公開されていません。
オリンピック開催とかスポーツ振興とか言うことになると、こんな強権的な「公共」事業がまかり通るのでしょうか、いよいよ、オリンピック返上運動が起きてくるかもしれませんね。
第5回有識者会議で配布された資料の一部です。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
「小田原市芸術文化創造センター」、なんとも長ったらしいネーミングをしたものですね。長くて言い訳がましいネーミングは困ったものです。その事業内容の初めての市民に対する「説明会」は、「地域説明会」つまり、周辺の「幸地区」自治会の住民対象として開かれたものでした。私も幸いなことに、幸地区27区自治会員なので出席の権利がありました。(6月には「十字地区」説明会があるそうです)
なぜ、地域限定なのか?それは「市道2197の廃止」の地元同意を得るためのようです。市道が生きているのに、その用地の上に建築物の設計を進めることは違法ではないかとたびたび疑問を呈しましたが、文化部の話では、「市道廃止はすでに地元の了解を得ているので何ら問題はない」との説明でした。
この地域説明会には、それぞれの自治会長さんもご出席されていました。担当課長の長ったらしい「文化芸術創造活動」の説明、なんと50分も続きました。参会者の気持ちとすれ違っているようでしたので、しびれを切らして『運営については十分なので、整備について説明されたい』と不規則発言をしてしまいました。
市道2197(画像の青い線)の廃止。小田原市政府は簡単にお考えのようですが、現況の市道2197は、「城下町ホール」事業のために「付け替え」した新道なのです。付け替えしたけど城下町ホールは廃止になったので、付け替えは無駄になっているのです。今回の廃止で市道を「芸術文化創造センター」の用地のために更地整備してしまって、もしこの「------センター」の設計が放棄されてしまったら、再度の無駄になるんですよね。
この事業、基本設計も終了していないのに、実施設計等の委託費用の予算は、1億6492万円として、市議会の議決を得ているのです。市道廃止の議決はいまだ上程もされていないのですよ。こんなことが許されるんですかね。
質問の時間に入り、最初に私から基本設計終了前に実施設計の契約をするような無謀なことは駄目だと発言した後は、この市道廃止についての疑問に集中しました。かなりきつい質問と意見が巻き起こりました。文化政策課はこんな事態は「想定外」だったのでしょうか。新たに設ける一方通行の「生活道路(画像の赤い線)」近接の住民の方からは、4m幅の狭隘道路の危険性と、自動車通行による生活環境の悪化について、承服できないとの発言がありました。
この「生活道路整備」の「現況の道」は、建築基準法で言うところの42条2項道路(昔からの9尺道路や2間道路など)ですから、通過交通などは考えられない「道」なのです。道路廃止というシリアスな施策実施のために、何の調整もしていなかったのでしょうか。信じがたい思いでみなさんの声をお聞きしていました。
『道路廃止が承認されてから、実施設計等の委託契約をするべき』と申し上げましたが、それでは間に合わないというご回答でした。住民の声は無視して「間に合わせる」ことのどこに合理性があるのでしょう。「2020TOKYO」の影響で、工事委託の費用が大幅に増大する可能性が極めて強いこの状況で、再び実施設計が宙に浮いてしまうような悲劇は繰り返すべきではありません。慎重で誠実な施策の推進を強く求めます。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
この市立病院は、小田原市民だけではなく近隣市町にとっても、きわめて重要な施設です。本館(病棟)は1983年3月、中央診療棟は1984年3月、外来診療棟は1984年12月、それぞれ「伊藤喜三郎建築研究所(病院建築では実績の高い事務所)」の設計により新築されたものです。いまだ僅か30年しか経過していない若い建物です(私が住んでいる住居は1982年に小澤良明一級建築士が設計された建物ですが、極めて快適に居住しております)。「小田原市立病院運営審議会」というのは、なぜこのような非常識な建て替え要求という審議結果を出されたのでしょうか。
私自身、幾度もお世話になりましたし、救急搬送された経験もあります。その経験から言えば、施設が「老朽」していることを感じない訳ではありませんが、最大の問題は、建物の維持管理がほぼ放棄されているということに尽きます。建物は、丁寧に維持修繕していけばまだまだ十分に使えます。建築設備、医療設備の更新は当然必要ですが、建物を建て替える必要性は全くありません。
建て替えると言う、環境破壊に近い安易な施策は絶対に許されるものではありません。
市のweb siteで分かるのは、最新情報では昨年11月7日の議事録のみ。
市立病院運営審議会委員 7 名 横田会長 木村副会長 砂田委員 鈴木委員 長谷川委員 市川委員 秋山委員 (欠席委員2名 杉田委員)市立病院職員 15 名白須院長 長谷川副院長 寺﨑副院長 川口副院長 石綿看護部長 山崎病院管理局長 野原病院管理局副局長 津田経営管理課長 向笠医事課長 瀬戸医事課副課長 一寸木総務係長 手塚用度施設係長 西正医事係長 山崎医療相談係長 稲畑主任 関係課職員等 岸消防本部救急課長 アイテック(株)3名
一体何名の知恵を絞って、こんな審議結果になるのか。信じがたい思いです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
小田原「市議会だより」が届きました。3月定例会議案の賛否一覧が分かり易いですね。web site のは全議決で詳しいけど、3ページにも渉ると目がくらくらしてきます。
予算は補正も当初もすべて可決。陳情は57号を除いてすべて不採択。51号は10vs16で不採択、56号は3vs13で不採択、57号は15vs11でなんとか採択、58号は1vs25で完璧な不採択、59号は10vs16で不採択(51号と同じ議員賛否)。
58号はたった一人の議員の賛成しかえられなという珍しい事態。「芸術文化創造センターにおける実施設計の延期を求める陳情」ですが、佐々木ナオミ議員を除く全議員がこの陳情を否定したのですね。
建築の設計というのはすべて、基本計画、基本設計が完了して、その点検が終了して後に、はじめて実施設計に着手するのです。この芸術文化創造センター事案は、いまだ基本設計は終了していません。バリアフリーに関わる大きな変更の指摘、市道2197の廃止未定、工事積算未定など、基本設計に求められるさまざまなものが得られておりません。
議会が、この延期を求める陳情を、1人の議員を除いて全議員で不採択としたこと、信じがたいことです。
実施設計が完了したあとで、次は工事費等の予算承認となりますが、現今の市況から考えて、公開された基本設計の最終段階を実現するための予算承認は、市民の強い関心のもとになるのではないでしょうか?
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
記事投稿が Facebook ばかりになって,これも半月ぶりの投稿です、汚い写真で本当にご免なさい。
大腸がん検診を受けるべしと言うご通知をいただいたので、かなり勇気を奮って間中病院で受検しました。とても頼りになりそうな先生で経験豊富、説明も丁寧でした。パソコンに向かったきりという先生ではなく、良くこちらの話を聞いてくれ、検査結果の説明も詳しくて安心できる検査でした。でも、残念ながら、私の「腸」は200人に一人ぐらいと言う長すぎる腸(普通の3倍とか)だそうで、専門病院を紹介していただき再度の検査を受けるはめになってしまいました。
画像に関係ない前置きになってしまいましたが、検査後の静養を経て、今朝は4日ぶりに小田原城址公園二の丸広場の「ラジオ体操会」に参加しました。行き帰りのウォーキングでは、ポイ捨てごみ改修に何度も腰を曲げます。ストレッチにはならないかな。わざわざ写真までご披露するのにはかなり気が重いのですが、ひと目だけみてください。路上にもポイ捨てタバコ吸い殻はありますが、今日の二の丸広場はひどかった。こんな朝は初めてです。画像の吸い殻のほとんどは二の丸広場のものです。競輪はずれ券やアルミ缶・ペットボトルなどは路上のものです。
わが家は、城内と言ってもいいくらいのところにありますので、朝のウォーキングはせいぜい2500歩くらいのもの、僅かな領域にこれだけのごみ、残念ですね。城址公園内にも、素敵なスモーキングパレスでもつくって、公園内全面禁煙にできなせんかね。現状変更が難しいなどと言わずに、ご工夫いただきたいですね、お金はJTに寄付してもらいましょう。
お詫びのしるしにこの画像。神奈川県の事業である城山トンネル(星槎城山隧道)開発時に、その立ち退き開削部分にささやかなスクエアができました(2001年?)。その小さな植え込みに3本のサクラが植栽され、1本は早々と枯れ死しましたが、残り2本のうち1本は台風時(2009年秋?)にかなり傾きました。傾きを直すようにお願いしましたが、市としては県から移管された施設であり、所管等もはっきりしないのかもしれませんが、傾いたままシュロ縄で固定され、倒れはしませんが妙なかっこうで成長を続けました。
その1本が、開花しました。「天の川」という品種の直立型サクラのようです。ささやかに2本だけですが、小数派といえども、堂々と咲きいだす風情に感動しています。お立ち寄りになる価値十分にあると思います。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
小田原市は、今日「小田原市駐車場整備計画等策定業務のプロポーザル募集」を公告しました。締め切りは4月14日だそうです。すごい「公募」ですね。
同じ日の「広報小田原」では、『このたび、事業施行者である「一般財団法人小田原市事業協会」による実施設計が完成』と報じている。
なぜ、小田原市の事業ではなく、一般財団法人の事業にするのか。
なぜ最も駐車し易い1階が駐車場ではないのか。なぜ店舗が必要なのか。なぜ市民活動交流センターは5階ではいけないのか。などなど、不可解なことばかり。
自走式の斜路を少し工夫して、両サイドを有効に使えば、標準階の駐車台数は120台ほどになるはず。4層では、単純概算だが480台ほどにできるはず。屋上は展望庭園に使える。
事業フレームも、事業内容も、なんとも理解しがたい。3大事業整備はこの都市にとって極めて重要なものと思うが、施策が安易すぎないか。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント