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2006年3月

2006年3月24日 (金)

「ボートピア」三たび市民に挑戦

 昨年5月に、35,707筆の設置反対の署名、市議会委員会の推進陳情採択にもかかわらず、小澤良明市長の不同意表明により設置を阻止した「ボートピア」について、3月20日、再び施設新設の届け(開発事業計画届出)が、小田原市開発審査課に提出されました。本日3月24日、「開発事業計画の概要」(標識)が現地に設置されました。それによる概要を記載します。
事業主  有限会社真砂(栄町1-2-7 22-1331)---お寿司屋さんです。
敷地面積 226.37平米---現在は木造2階建てが建っています。
建築物  5階建て鉄骨造 高さ22m 延べ面積882.85平米
建物用途 遊技場併用貸事務所(モーターボート専用舟券売り場)
設計者  プラスアルファ設計事務所(荻窪483-1 66-2320)
説明会  4月3日(金)午後7時 場所 真砂
 「ボートピア反対」は、一昨年の6月から、百人委員会が中心となって、大きな運動を組織し、第2区自治会長役員による推進陳情、市議会の推進陳情採択などがありましたが、小澤市長の不同意表明を得ることができました。事業者は、再び同じ場所で計画をしてまいりました。市長不同意に対する、正面からの挑戦です。
 競輪場に上乗せして、二つ目の公営賭博場を許す訳には参りません。市長の不同意、市議会の反対決議、第2区自治会における民主的な不同意決議、この3つを求めましょう。みなさまの、強い意見表明と、阻止行動へのご協力をお願いします。
まず、来週3日(金)の説明会への参加をお願いします。取り急ぎのお知らせとご協力のお願いです。

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2006年3月21日 (火)

議会の品質評価を!

 昨日3月20日、貴重な月曜日のほぼ一日を費やして「小田原市議会」とおつき合いしました。3月定例議会、平成18年度予算特別委員会審議の最後、「総括質疑・採決・とりまとめ」の会議の傍聴です。月曜日の午前10時に傍聴にいくというのは、一般の勤め人にも自営事業者にもまず不可能なことです。大勢の皆さんが、それぞれ大きな犠牲を払って一日この委員会を傍聴されたのです。会場は「全員協議会室」という大会議室ですが、傍聴席は、最後尾の窮屈なスペースに、パイプ椅子が20脚、議案の資料も何もなしで、一日黙って座っていろと言われてもこの窮屈さでは、エコノミー症候群になりますね。タックスペイヤー様は3,000円の椅子、市役所職員様は30,000円の椅子、議員様は50,000円の椅子のようです。注意書きによると、委員会の様子は、ビデオやレコーダーで記録することも写真撮影することも禁止、私語も禁止、ヤジや拍手は退場処分、笑ってもいけない(泣くのも禁止とは書いてない)、みだりに出入りしてはいけない、いけないだらけ、からだは硬直してしまいます。一方、議員様たちは、会議中にちょいちょい「休憩」私語も雑談も放言も冗談も自由になります。この「休憩」で、ひと様に聞かせたくない、記録に残されたくない議員同士のネゴシエーションがなされるのです。談合社会の姿がこんなところにもあるんですね。傍聴者侮辱罪ですよ。
 議会だよりには、『市議会はだれでも傍聴できます。議会では、皆さんの生活に直結した重要な問題が審議されています。市政を身近に知るためにも、議会を傍聴してください。手続きは、本会議の場合は、市役所4階の傍聴者入り口の受付において、委員会の場合は、3階の議会事務局において、住所・氏名等を記入するだけです』と書いてありますが、但し書きで「身体堅固、長時間の拘束に堪えられる人」と書いて欲しいですね。
 ところで、この予算特別委員会の議員質疑で、「進友会」の鈴木美伸議員から「事務事業評価委員会」の成果について質問があり、外部評価も必要ではないかというするどい発言がありました。
 議会を訪ねるたびに思うのですが、こんなものが必要なのか、いやいや民主主義の基本だ、代議制以外に選択肢は無い、こころ乱れます。議員諸兄姉も一生懸命おつとめなのでしょうが、時代遅れの非民主的議会のシステムでは、その存立は危機に立ちますよ。民間事業なら「倒産」です。ちなみに、本年度予算は歳出一律切り詰め、3.35%減ですが、議会費は0.15%増で4億2500万円。この内(手当など除き)事務局職員給与費が13人で、1億2000万円、議員報酬が29人で1億6700万円です。民意反映のためなら過大な支出とは、全く思いませんが、費用対効果ということでは、はなはだ疑問があります。
 市議会の品質評価のため市民などを含めた「外部評価機関」を設ける必要があります。現在の市議会風土と勢力図では自浄能力は無いといえます。市民の力で議会を変え、市民の議会にしましょう。来春には、市議の選挙があります。そのためにこそ、つらい思いを押してでも、ぜひ「傍聴」に出かけてください。厄介者扱いされても、納税者としての気概を持って出かけてください。いつも粘り強く傍聴を続けていられるご高齢の方が、「静かに規則に従って、傍聴を続けることが力になるのです」との言葉を残して立ち去られました。
 今日以後の議会日程を記します。
3月23日(木)10:00 都市建設・経済厚生常任委員会
3月24日(金)10:00 福祉文教・総務民生常任委員会
3月28日(火)13:30 予算特別委員会・委員長報告書の検討(午前中・正副委員長の検討)
3月29日(水)10:00 本会議・予算特別委員会審査結果報告・陳情等審査結果報告(定例会最終日です)

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2006年3月18日 (土)

小田原市の摩訶不思議な「再開発事業」

「小田原駅東口お城通り地区再開発事業市民説明会」なるものが、先週の9日に市役所で、12日に川東タウンセンターで開かれました。小田原市の主催です。2回の集会の参加者は116名、108名だったそうです。

この事業は平成元(1989)年「小田原駅東口お城通り地区再開発準備組合」という事業組合が12人の組合員により設立され、小田原市という公共団体がその「一組合員」で、事務局を務めていますので、市民説明会を主催するということでしょうか。市政府としての小田原市は、この組合に補助金を出し、組合員としての小田原市は、この組合に負担金を出しています。補助金と負担金の管理は事務局としての小田原市が受け取っています。小田原市政府がいくら補助金と負担金を出し、受け取った組合事務局小田原市はどこにいくら払ったのか、知りたいですね。説明会の翌日3月13日に「公文書公開請求」をいたしました。3月28日に公開されます。お楽しみにお待ちください。(なお、当初12人の組合員は減りに減って現在6人。通りに面した部分は歯抜けです)
この計画用地を見る
この摩訶不思議な事業は、昭和59(1984)年に国鉄清算事業団所有の貨物駅跡地の一部を小田原市土地開発公社が買い取ったときから始まります。22年の歴史があるんですね。この歴史を経るのに毎年、調査研究費をいろいろな設計事務所や研究所、都市公団などに委託しておりまして、その費用だけで131百万円です。開発公社が買い取った貨物駅跡地の価格は1645百万円ですが、その金利は平成16(2004)年までで1427百万円かかっています。この事業の用地はその後の追加買い取りで、4111百万円払いました。土地のために払ったお金の総額は、71億8千3百万円です。こんなにたくさんのお金を使って手に入れた大切な土地を、不動産業者に借地権利金もなしで貸して、ビルを建てさせ、そのビルの3分の1ほどを賃借させていただくというのです。地代を年に3千万円ほどもらって、家賃を50年間毎年2億4千万円払うというのです。(今でも駐車場の売り上げは3000万円以上あります)ずいぶん気前のいい、気楽なお金の使いっぷりですね。さすがに、説明会参加者は怒りました。質問者を積み残して強引に閉会したので、「こんなに質問者が多いのに何も言わせずに打ち切るとは何事だ、もう一度説明会を開け」と、市の職員に詰め寄りました。その時の調整担当主査と称する職員の発言「反対者の意見などもうたくさん、何回やってもしょうがない、もうやらない」との妄言。
いささか驚きました。少なくとも職員レベルでは市民の考えは理解してくれていると思っていましたが、こんな理解だったのですね。これまでには、市の幹部、一般の職員などたびたび接触してきましたが、小田原市の将来のために、互いの立場は相違することがあっても、目指すものは一緒だと言う連帯感は持っていました。
とても残念で、気持ちの悪い閉幕でした。タックスペイヤーと公僕の関係は吹き飛んだのです。
この市民説明会のICレコーダーによる全録音があります。PCで再生できます。賛成意見も聞けますよ。一番面白いのは、職員の回答。特に県から出向の担当部長の回答は、責任者の発言として、その品質をしっかりお聞き取りください。摩訶不思議な事業を正当化する論理をお楽しみになれます。
みなさまのお考えなどをお書き込みいただき、中心市街地活性化という大切なテーマをどう育てていくか、ともに論議しませんか。

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