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2006年10月18日 (水)

早川口マンションの怪

 国道1号線は、電線地中化でずいぶん景観が良くなりました。昨年2005年の6月15日には高度地区の指定もなされ、沿道は建物最高高さは20mに制限されました。小田原の方はお気づきでしょうが、早川口の角となりにマンション建築現場が長期にわたって放置され、モデルハウスも閉鎖されていますね。
 このマンションは、近隣と紛争があるようで、規制遵守を求める幟旗、横断幕などが見られます。工事差し止めの仮処分請求も出されていると聞きました。誠に不可解な現場と思い、経過を小田原市所管課でお聞きしましたが、何とも腑に落ちない話ばかりです。「2005年5月31日に民間確認検査機関イーホームズで、高さ44.55mの確認済み証の交付を受け、2005年6月8日に土工事開始したが、茶碗が出土したので、即刻工事中止した。6月15日に高度地区指定され高さ制限20mとなる。その後埋蔵物調査に入り、年末12月27日まで続いた。2006年1月7日に工事開始し、6月中旬ころまで杭打ち、山止め、根切り、杭頭処理などしたが、その後は工事は滞っているようで、モデルハウスも閉鎖したと聞くが、その後の状況は未確認。工事中止の連絡はない。従って工事は継続していると認識している。この建築物は着工済みであるから『既存不適格建築物』として、高度地区の20m規制は受けない。高さ44mの建物が建つ。」
 昨年の6月8日に土工事を数時間したことで、来年でも再来年でも、完成売り出されるマンションに、『既存不適格建築物』が適用されるというのは何とも納得がいきません。国道1号線沿線沿道の景観整備は、小田原市の景観行政の重要課題です。小田原市の都市行政が、適用除外にならないという決定をしたら、事業者側は、数時間の工事での「着工」の事実をもとに、提訴してくることは考えられるでしょう。だからと言って、高度地区破りをむざむざと見逃すような勇気のない行政で良いのでしょうか。この事例のような、まち壊しは、司法の場でも十分に理解した判断が出るはずです。余りにもリスク回避の安直行政は困ります。国立市などを見るまでもなく、現在の市町村は、市民基本の行政に転じています。
 小田原市の都市部長にお考えを伺うべく、2週間以上前から面談を要する趣旨を明記してお願いしていますが、未だにお返事はありません。極めてご多用のようで、いつ伺っても「ご不在」です。普通の市民の「常識」を理解していただくようお願いを続けます。
(2006年10月2日の現場状況としてCDで送付されてきた写真。現場には雑草が茂っていますね。)
所管課様、この記事に誤りなどありましたら、お手数ですがご指摘をコメントにお入れください。

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コメント

補充記載です。
このブログ記事をご覧になったからではないでしょうが、突然今日10月19日午後、都市部次長さんから「面談10/30ではどうか」との連絡をいただきました。面談申入れより4週間後です。部長様にお会いする光栄がやっと実現しそうです。

投稿: 松本 茂 | 2006年10月19日 (木) 19時46分

今日、早川口マンションを考える会から、
ビラがポスティングされてました。
なんでも、
建設差し止めに関して本訴と損害賠償請求をするとのことです。
そんで、卑怯なマンションだって・・・

聞くところによると市の着工認定に関しても、
あまりにも業者よりの判断がなされているとのことで、
ゆくゆくは市や市長も訴える方針だとか。
こんなことができるか知りませんが、
やつらは本気のようですよ。

それにしても、市長が破産でもしてくれれば、
市長交代は容易に実現するでしょう。
影ながら応援しています。ガンバレ!!!

投稿: ピンクチラシ | 2006年11月 7日 (火) 22時49分

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