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2007年1月24日 (水)

自治会とは何か、冨川会長とは何者か

 今日1月24日、(仮称)城下町ホールを早く造ってくれという3つの陳情が、総務民生常任委員会で審査されました。毎度のことですが、この委員会の傍聴はほんとに「苦行」です。パイプ椅子に座って、議員さんの立派な椅子を眺めているだけでも疲労困憊ですが、耳に入ってくる「審査」は、もはや聞くに堪えないを通り越して、喜劇です。陳情を審査するのに、陳情者に一言もしゃべらせない、質問もできない。陳情について市民部長が「意見」を言う。何とも無意味な審査が延々2時間も続きます。3つの陳情は、計画の内容はいざ知らず、見直し要求などに惑わされず、予定通りどんどん進めろというもの。中には「全日本男声合唱協会の演奏会をやるので」間に合わせろなどというものもありました。でも、それぞれの団体が、自分の要求を陳情することは承認されて良いことでしょう。
 ところが、「小田原市自治会総連合会長冨川正秀(小田原市荻窪300番地)」の要望書は、大きな問題を提起しました。「20万市民が待ち望んでいる(仮称)城下町ホールの整備を、一部の人たちが意見広告などを用い、遅延させようとしています。ーーー1〜2年かけて考え直した方が良いという意見広告などに惑わされず、ーーー平成19年度着工に向けて、事業を推進していただくことを切望ーーー」というものです。
 住所でも分かるように、この組織の事務局は「市民部地域政策課」にあります。「市民部文化交流課」の所管事業に、関連当事者が事務局を努める組織が事業推進陳情をしているのです。左手が右手にプレゼントするという構図が思い浮かびます。
 「20万市民が待ち望んでいるーーー」としていますが、「遅延させようとして」いる悪い市民、悪い自治会員は、冨川さん傘下の自治会員でも市民でもないということでしょうか。冨川さんは、「20万市民」を代表する自治会総連合会長、いつ、どのような手続で選出されたのでしょうか。冨川会長は、どのような手続で、現行の山本理顕設計案でのホールを「早期建設」すべしと組織決定されたのでしょうか。自治会は、市民の義務加入のような組織です。私もその中の役割を担っております。早期建設陳情についての論議はもちろん、市民ホールの話など一度も伺っておりません。市議会議長には、昨年12月19日に、「どのような経緯で、この陳情が小田原市自治会総連合の意思として決定されたのかを、陳情審査に先立って調査確認すべき」とする意見書をお出ししましたが、全く確認していないことが委員会審査で明らかになりました。中野隆雄委員長は、「会長名でお出しになったものは、組織で正式に決定されたものと信じるしかないでしょう、何馬鹿なこというのーー」といわれましたが、一般の団体とは違って、自治会は単なる任意の組織ではなく、市民を網羅的に抱括する末端自治組織になっていることを忘れては困ります。
 この理不尽な陳情を、青木正光副委員長、守屋喜代松委員、中島春子委員、細田常夫委員、奥山孝二郎委員、相澤博委員の6人が採択賛成、関野隆司委員が採択反対、中野隆雄委員長は採決不参加、賛成多数で採択することを決定しました。
 冨川さんの要望がいう「人々の”憩いの場”となる(仮称)城下町ホールを早急に建設すること」については、小田原市から未だ一度も説明を伺ったことはありません。「芸術文化交流の中心施設」として整備する(基本構想)と伺ってきましたが、いつ変ったのですか。小田原市も市議会も、そして自治会も、もう少しまじめに市民対応をして欲しいものです。
 冨川会長、小田原市は退会できなくても、自治会は退会できます。それとも悪い自治会員を早急に除名なさいますか。

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