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2007年3月

2007年3月31日 (土)

ああ、年度末議会の怪

桜が咲きました
 肌寒い日が続いていましたが、温暖な日を待ちかねていたように一斉に開花しました。我が家の窓から天守閣をのぞいての光景です。美しい季節と美しい樹々に感謝。
市民集会はフルートで幕開け
 去る3月27日の土曜日、緊急市民集会「市民のためのホールをつくろう」を開催しました。小田原フィルハーモニー交響楽団の理事長木島照雄氏にフルート独奏を無理にお願いし、無機質な空間の会議室に、柔らかな空気を満たすことができました。会場は130人余の市民と市議、市議候補者の熱気に包まれましたが、的確な問題指摘、新たな運動提起などを経て、集会「アピール」が採択されました。このアピールは、3月定例会最終日の朝、小田原市議会議長に対し、12人の集会参加者代表から34,533人の署名簿を提示して手渡されました。
集会「アピール」
 27日の本会議は、今期議会の最後の本会議です。参集者のほとんどの方が貴重な時間を割いて、債務負担の承認採決を見守るために、傍聴に向かいました。何度議会を訪問しても、市民に閉ざされた議会、市民を歓迎しない議会の姿に悲しい思いをさせられます。いつまでこんな反市民的なことが続くのでしょうか。本会議、まるで冥界です。議員、職員、市長、全員が仏頂面。市長は天を仰いで瞑目。議長の台本朗読が、延々と続く。予算特別委員長が大きな声で「委員長報告」、「画期的な」付帯決議がついて「一括承認」とか。反対討論3名、賛成討論3名。短い討論でしたが、市民の皆さんにご覧にいただきたいものでした。
 採決に入り、議長朗読『賛成多数であります。よって、議案第12号 平成18年度小田原市一般会計予算、(これ以後延々と議案名が続き)については、いずれも予算特別委員長の報告どおり可決確定いたしました。』
誰が何人賛成して、この議案が可決確定したのかは、永久に闇の中。私の不確かな目ですが、賛成しなかった議員は5名でした。残りの24名の議員は、負の遺産を新築するために借金返済が平成41年まで続くことに賛同されたのです。予算に反対されることはたいへんな勇気を要することなのですね。賛成挙手をされなかった議員は、私が確認したところでは、反対討論された「関野隆司」「檜山智子」「安野裕子」の3議員と「田中利恵子」「原田敏司」の2議員、都合5議員でした。
 24人の賛成議員の方々は、問題ありとお考えでも、一括審議なので全予算を廃案にはできないという方から、市長のやることには、ことの善悪に関わらず全て賛成という方まで、多少の相違はあるようですが、いかに附帯決議を付けようが、どうぞご自由にやりたいことをやって下さいという結果を招くことの責任を、どのように果たしていただけるのでしょうか。35,000市民の意思表示を無にするのですよ。この63億円を超える愚かな施策を、きちんと理解されているのですか。24人組のみなさんからお話お聞きしたい。

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2007年3月21日 (水)

ホール計画の見直しを求める要望書

 一昨日、2007年3月19日午後、予算特別委員会開会中に、小田原市長宛に「小田原のまちづくりを考える市民協議会」21人の方連名で、城下町ホールの見直しを求める「要望書」が提出されました。
 この要望書は、本文33頁、添付資料6頁で、問題指摘を詳細にかつ極めて丁寧に記述したものです。平成2年3月に発足した検討委員会からの経緯をたどり、小田原市の無策と愚行を明瞭に指摘しております。ぜひ市民の皆さん、市職員のみなさま、この要望書をご一読ください。報道関係にも公開されていますし、小田原市(市長室、所管課など)にももちろんあります。閲覧されるかコピーを求めて下さい。市民協議会の方にお願いされてもいいでしょう。この問題を考える上で、極めて有効な資料となります。

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城下町ホールは住民投票で決しよう

 小田原市は、「(仮称)城下町ホール整備事業」と「お城通り地区再開発事業」の2つの大型事業を抱えています。本稿では、ホールの事業問題をお伝えします。
 一昨日、2007年3月19日の火曜日、予算特別委員会の委員意見集約、議案採決日の委員会傍聴に行きました。小田原市平成19年度予算書には、これまでにないような巨額の債務負担行為が計上されています。印刷機、自動車、パソコンなどの「借上料」のなかに、突然63億4000万円余の「(仮称)城下町ホール施設取得費」が潜り込んでいるからです。
 かなりの苦痛を覚悟して、開会10時から午後1時半の再開以降、長時間の傍聴に参りました。委員のみなさま、さまざまな問題指摘をなさいましたが、執行部の誠意のない答弁。あげくの果てに200億円ほどの計算ミスがある答弁まで飛び出し、借金総額が1,700億円から突然1,500億円に下がったりと、市民の皆さんにはお見せできない惨状でした。(議員や執行部の方々は、それなりの椅子にお座りですが、傍聴者はパイプ椅子。健常者でも着席限度は2時間でしょう。市議会だよりには「市政を身近に知るためにも、議会を傍聴して下さい」とお書きになるからには、もう少し優しい気持ちになれないのでしょうか。現状は拷問です。)
 塗炭の苦しみの果てに得たもの、「もっと議会にも市民にも説明努力せよ」と一言添えて「賛成多数で予算書は委員会承認」です。議会とは何なんでしょう。議員とは何なのか。4月の議員選挙は、むなしい、気の重いものです。
 市長、助役、部長など、一体何を考え、どこに「新しい旅立ち」をしようとしているのでしょう。職員には、労働組合もないそうですが、公務員としての職責を果たせていますか。市長に説明を求めても、職員に説明を求めても、「都合がつかない」の一点張り。市長曰く「あえて理解しようとしない市民に、レベルを下げてまで反論しない」などと、説明や反論などする気がないとか。
 債務負担行為の承認は、歳出承認ではありません。負担額も確定していません。年度ごとの歳出額も表示されておりません。平成22年度から歳出が予定されているローン返済金は額が未定です。平成21年3月に歳出不承認となったら、どうされるのでしょうか。平成19年度の予算で承認されているから、自動承認ということですか。それとも県と法廷闘争でしょうか。出来上がってしまったイベントホールはどうなるのですか。こんな理不尽な債務負担が、問題にされず承認されてしまうのでしょうか。
 これはまさに、議会を超えて、住民意思を問うべき事案です。杉山委員が提案された「住民投票実施」こそが問題整理の道です。統一地方選挙後すぐに、条例制定の直接請求を始めましょう。市橋助役は「住民投票など、まったくそんなこと考えてもおりません」と答弁。市長さんは答弁もしない。市長は4月中旬以降に、神奈川県と「協定書」を結ぶ予定だそうですが、締結で市民全てが債務を背負い込む前に、市民意思を問うことは、絶対に必要なことです。市長が評価されている「サイレントマジョリティー」の意思も問うべきですよ。(私が短期間居住したサンフランシスコでは、「市庁舎の改修」も「ジャイアンツ球場の移転」もみんな市民投票で決めていました)
 小田原市政の愚行をこれ以上続けさせ、今以上の惨状を見逃してはなりません。市民、議員、市の職員の力で、愚行を停止させましょう。サイレントマジョリティーは市長の味方だそうですから、市民意思で決めましょう。

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2007年3月 8日 (木)

実施設計進行中に債務負担

昨日の日付で小田原市のサイトに「(仮称)城下町ホール実施設計の進捗状況」なるものがアップされています。http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/hall/hall11.html 平成19年度予算は2月15日に発表されています。平成41年まで63億4千2百万円の債務負担が組まれています。この議会で22年先までの借金を決めてしまうのです。こんなことが許されますか。今日の予算特別委員会では、かなり追求されましたが、予算原案否決の方向は出ないようです。14人の委員、29人の議員、みなさんでしっかり問いただして下さい。私たちの税金をもっと「丁寧に」扱って下さい。汗水流して、自らの暮らしを縮めてまで納税しているのですよ。真剣に審議していただくよう切望します。

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