« 市民説明 | トップページ | 一部公開? »

2007年5月10日 (木)

市民の知る権利

 4月は、統一地方選挙のただ中で、慌ただしく(仮称)城下町ホール「市民説明会」が6回開催され、その中の3回に立ち会いました。この説明会の所管課は「文化交流課」ですが、この集会の非文化度は、「驚愕」ものでした。明らかになったことは、この施策は「市民文化」の振興には全く関与しない事業であるということでした。多くの市民は、これまでの市民説明(委員会報告、基本構想の説明)で理解していたことが、「設計者選定委員会」によって、無視されてしまったのです。「設計者選定委員会」に於いて、どんな論議があり、設計者・設計案が選定されたのか、闇の中です。「発表しないことを前提に委員会が構成されたため」だそうです。私の手元には、ばたばたと開催された3回の委員会の議事録と称するものがありますが、全く記載はありません。私たちは永久にこの重大な「意思決定」の過程を知ることはできないのです。
 もう一つの大型プロジェクト「小田原駅東口お城通り地区再開発事業」は、昨年平成18年10月26日の第1回事業施行者審査委員会の開催以来、5回の委員会を開催し、今年1月20日の第5回委員会で「委員長一任」を審査結果として、委員会を終了しています。その後、2月3日の準備組合役員会で、委員長光多長温鳥取大学教授から、(A社)株式会社アーバンコーポレーションを「最優秀提案応募者」とするとの報告があり、役員会は、同社を「優先交渉権者」に決定したとのことです。
 この審査委員会の議事録も公文書公開請求いたしましたが、肝心な(と思われる)部分は、見事に墨塗りの「一部公開」です。これも、公表しないことを条件に「公募」したので、公開できないとのこと。応募者は2社しかありませんが、「最優秀提案応募者」以外、つまりもう一社(B社)は永久に「闇の中」です。
 議事録から推察すると、(B社)事業主体は不動産の証券化を目的としたSPC(特定目的会社)で、匿名投資組合員名は委員会にも明らかにされていないようです。株式会社アーバンコーポレーションも不動産の証券化のため、REIT(不動産投資信託)への所有権移転を条件にしています。2社へのヒアリングの模様は、墨塗りが多く、読み取り困難です。第2回委員会議事録の一部
 「小田原駅東口お城通り地区再開発事業」と「(仮称)城下町ホール整備事業」は、小田原市のまちづくりにとって、都市像を形成する上で、極めて大切な事業です。その施策推進に、大きな疑問が投げかけられている中で、施策の状況を公開しない、知らせない、疑問に応えない、対話に応じない、こんな状況を続けていって良いのでしょうか。城下町ホールについては、問題指摘が噴出する中、神奈川県企業庁へ「建設要請」して、「協定書」締結を急ごうとしています。余りにも市民軽視の暴挙と言わねばなりません。地区再開発事業についても、2月13日に「優先交渉権者」と「準備組合員」の顔合わせがあった以後、所管課とのみ折衝が行われているようです。ぜひみなさんからも、事業状況をお問い合わせください。(文化交流課0465-33-1703 広域交流拠点整備課0465-33-1653)

|

« 市民説明 | トップページ | 一部公開? »

コメント

アーバンは愛時資という仕手筋兼企業舎弟の橘田という人物が相談役としてかかわるとんでもない会社。アーバンの監査役の岡田東映元会長は、愛時資がバブル時に株を買い占めたことでつながっている。

投稿: | 2007年5月14日 (月) 14時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/15022155

この記事へのトラックバック一覧です: 市民の知る権利:

« 市民説明 | トップページ | 一部公開? »