« 小田原市情報公開審査会 | トップページ | 参院選挙と憲法の行方 »

2007年7月25日 (水)

建設経済常任委員会傍聴記

今日7月25日の小田原市議会の、この常任委員会は6月12日に開催されてよりひと月ちょっとで開かれました。定数削減で常任委員会を4つから3つに減らしたせいでしょうか、ものすごく
盛りだくさんです。午前10時開会、まず陳情審査。前回の委員会で「継続審査」となっていた「JR不採用問題の早期解決についての陳情書」の審査。なんとこれは質疑なし討論なしで全員採択に賛成、全会一致であっという間に採択。どうして継続審査にしたのですか。不勉強で良く分かりませんでした、ということですか。いい加減にして下さい。
 続いて、(所管事務調査)
(1)報告事項
ア 全国植樹祭の県西地域誘致について
イ 広域農道整備事業の進捗状況について
ウ 都市計画道路小田原大井線及び穴部国府津線の進捗状況等について
エ 小田原市都市計画道路について
オ 市街化調整区域における優良開発の弾力化制度に関する基本方針について
カ 小田原シティモール・クレッセPart2の開発許可の変更について
キ お城通り地区再開発事業について
ク 不当労働行為救済申立について(追加)
以上8つの報告です。それぞれ、大切な問題を含んでいます。議員の皆さん午後4時半まで「熱心審査」。執行部という部長課長職員さんたちは、延べ100人を大きく超えていたのではというほどが入れ替わり立ち替わり出入りします。市民常識では、まさに「驚愕」の世界です。私たち傍聴人は、私語を禁止され、帽子は駄目、聴取記録は駄目、資料は渡さない、会議録は3ヶ月後、パイプ椅子で6時間辛抱せよ(ハワイまで行ってしまう)、議員が主人公、次が職員、一般市民は余計者。
 さて、今日の委員会の目玉は、「キ お城通り地区再開発事業について」です。本当にキ印でした。「平成14年2月の公募はたった1社、今度の18年11月の公募は2社、おかしいよ」という議員の質問に、都市部庄司担当部長は「市民の皆さんには申し訳ないが、東京などの業界では小田原によく2社も応募があったねと言われています。小田原のポテンシャルが低いのです。(応募して下さったアーバンコーポレーションはありがたいのです、と言わんばかり)」都市部の藤川部長さんは国からの出向、今日は一言も発言されず、座りっぱなしでした。庄司部長は県からの出向で、今日は大奮闘。小田原市民ではないので、市民に同情されていたのでしょうか。
 今から、5年ほど前に、小澤市長さんに、なんで都市部の部長さんは出向なんですか、これでは職員の意欲はあがらないでしょう、とお聞きしたことがありますが、市長曰く「部長に必要な専門知識を持った職員がいないのです。毎年国や県から都市計画関係の立派な出向職員を出しいただけるのは小田原くらいですよ」と自慢されたことをしっかり記憶しています。確かに都市計画行政は、かつては国の機関委任事務、いまでも法定委任事務、プロパーの市町村自治事務ではないのでしょうが、「城下町ホール」も「駅前再開発」も小田原市民にとってはとても大切な事業です。小田原市のプロパー職員ではない方々によって、50年後までの負担とリスクをかぶせられて良いのでしょうか。
 城下町ホールは県の肩代わり事業、駅前再開発は国の優良建築物等整備事業。どちらも、小田原市が資金負担して実施する自力事業ではありません。なんでこんな大切な市民の事業を、ひと様頼りで計画するのでしょうか。大きな資金調達が困難であれば、身の丈にあった事業規模で考えるべきではないでしょうか。背伸びして、リスクを顧みず、大きな負担を後代に残すような無謀は、夕張市のような結果を招きかねません。6月14日のブログでも疑問を呈しましたが、責任ある説明が求められます。
 このような中で、8月7日、10日、12日の3回、市民に対し「事業計画説明会」を開催なさって、10月に「着工」されるそうです。市議さんも「驚愕」でしょうが、皆さんは、市民の代議者です。小田原市民の一人として誇りある行動をお願いします。市民の大切な土地が失われないように、しっかり保全して下さい。「良く分からんなあ」では困ります。市議会としてのチェック機能を果たして下さい。
 今日の委員会資料は、所管課 広域交流拠点整備課 電話0465-33-1654 E-mail:
koiki@city.odawara.kanagawa.jp にあります。とても興味深い資料です。.pdfファイルでも見て下さい。今日の委員会資料

|

« 小田原市情報公開審査会 | トップページ | 参院選挙と憲法の行方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/15899669

この記事へのトラックバック一覧です: 建設経済常任委員会傍聴記:

« 小田原市情報公開審査会 | トップページ | 参院選挙と憲法の行方 »