« 自分たちのまちは自分たちでつくる | トップページ | もう一度、建築の質(城下町ホール) »

2007年9月22日 (土)

市長さ〜ん!!

 今年(2007年)の市議会9月定例会は、記憶に残るものとなりました。9/7の建設経済委の補正予算修正、9/14の本会議に於ける補正予算修正の否決、原案の債務負担行為(年度限度額規定なし)を19議員の賛成で可決。この本会議で、議員の「討論」がありましたが、いやはや、討論ということ未だかつて未経験なのでしょうか、それとも意図的に討論しないことの申し合わせ?困った議会です。何かあったのでしょうか?
 長時間の傍聴にそうは付き合っていられませんが、9/19にもご前中だけ傍聴の時間が取れました。おかげで、貴重な光景を目にすることができました。
 関野隆司議員(共産党)の質問「城下町ホールが問題になっている最大の原因は、湾曲壁面HPシェルだ。これのどこが優れているのか。妹尾河童、井上ひさし、橋本英治、阿藤快の各氏は、使う側の専門家として、びっくり仰天、わけのわからない厄介者などと言われているが、もっと専門家の意見を聞いて見直すべきだ。市長の考えは如何」
小澤良明市長「湾曲壁面は音響上有効、耐震性、施工性などにも配慮している。専門家と言われた皆さんは、共産党に好意を持っていられる方と受け止めている。そう言うことかなあと受け止めています。」
 議場からは、驚きと失笑の声が上がりましたが、それだけ。この発言は、市長という権力者のパワーハラスメント以外のなにものでもありません。議会で大きな問題として議論すべきです。
 瀬尾河童さんのコメントは、私自身がこの事業の姿を知らせたことから、多忙な毎日の中で、「小田原市に立派なホールをつくって下さい」という強い願いで、コメントをいただいたのです。妹尾さんが共産党に好意をお持ちになっているのかどうか、私には関係のないことですし、見直しを求めている多くの仲間も関係のないことです。いったい市長は、妹尾さんが何をなさっていられる方かご存知なのですか。どんな実績を残し、多くのユニークな著作で読者を引きつけ、高齢になられた今も現役として良い仕事を残されている、心のしっかりしたリベラルな方です。彼の著作は、かなり私の手元にもあります。お読みいただけるようでしたら、お届けいたします。
 この21世紀に、異議申立ての声を「共産党」というレッテルを貼ることで、排除しようと言う「マッカーシズム」の亡霊を見た気がしました。既に15年にわたって20万都市の市長をなさっていられる方ですから、それなりの知性と品性をお持ちと考えていましたが、長期権力の座に座ると、このような発言をはずかしげもなく、地方議会の公式の席で発言できるのでしょうか。それとも、残暑のため乱心なさったのでしょうか。
(妹尾さんには、毎月はじめにこの事業の推移を報告しています。市長答弁を正確に報告したいので、議事録の公開をして欲しいのですが、公開は普通年末頃だそうです。何とか、正確に記録なさった方はおいでではないでしょうか。CATV放映のビデオ記録など残された方は居られませんか。)
 市民運動の中には、共産党の支持者も公明党の支持者も居られます。ほとんどの方は無党派でしょう。私自身は、共産党の政策提案に賛成のものもありますし、同意できないものもあります。今年の市議会選挙も参院選挙も共産党に投票したわけではありません。でも、かなり「共産党っぽい」と見られているようです。「異議申立党」なら甘受しますが。共産党は、確かな野党と言う国政のチェック機能をめざしていますが、私たちは、地方政治の中でチェック機能ではなく、市民参画による推進力になることをめざしています。城下町ホールの、設計がわけの分からない厄介者になり、びっくり仰天するようなものになったことの責任を市民として自覚し、何とかして全うな普通のホールを実現させたい、そのホールが市民の文化創造に活用され、日常的に「20万市民の交流にも」役立つようなそういう、当たり前の施設をつくる力になろう、そんな運動であることを、認知して下さい。

|

« 自分たちのまちは自分たちでつくる | トップページ | もう一度、建築の質(城下町ホール) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/16531719

この記事へのトラックバック一覧です: 市長さ〜ん!!:

« 自分たちのまちは自分たちでつくる | トップページ | もう一度、建築の質(城下町ホール) »