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2007年10月 5日 (金)

既存不適格?

 去る7月31日に、「早川口に44m高層マンション!!!」という記事を書きました。現在東急建設によって工事が続行されています。今日10月5日に建築指導課長青木さんと担当主査高木さんに、再度お話を伺いました。お答えは、2006年10月30日にお会いして藤川都市部長がお話しした通りです。(10月31日の記事参照ください)それ以上でも以下でもありません。法定委任事務としての建築基準法行政を行っているだけ、小田原市のまちづくりがどうこうという行政ではありません。20m高度規制の地に指定の3年後に44mのマンションが出来ること、法にかなっているのです。小田原市は、国立市のような乱暴はしないのです。そんな話の繰り返しでした。馬淵建設が2005年の6月9日とかに30分ほどブルを動かして、茶碗が出たので工事停止、6月15日に20m規制が出来たが、これは既存不適格。長く工事中断していたが、その後を東急建設が引き継いで、2008年に44mのマンションが出現します。皆さんしっかり監視して下さい。都市行政無策の記念碑出現です。
関連記事2006.10.18. 10.31. 11.10. 2007.7.31.

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コメント

こんにちは。
「既存不適格」で検索していて、たまたま見つけました。
小田原市の凄まじさには驚きました。高さ制限ができてから3年もたってから、既存不適格建築物を建てる業者がいるんですね。それを規制できない行政も情けないです。市民を守るのが行政の仕事ではないのでしょうか。
私は長野市で、建築中に既存不適格になるマンションに反対しています。既存不適格になることを承知で、マンションを建築する業者のモラルのなさには怒りでいっぱいです。昨年11月から業者(シーズクリエイトという一部上場企業)にお願いをしてきましたが、本年6月に着工、長野市景観計画が7月に策定されました。現在は1階部分の型枠工事中なので、階を下げることを要求しています。
小田原の様子をもっと知りたいです。
ところで、現在建築中で、新築の既存不適格マンションは全国でどのくらあるかご存知ですか?

投稿: 箱清水 | 2007年10月14日 (日) 01時53分

箱清水様
 コメントありがとうございます。長野市箱清水のみなさん、景観破壊マンションが「既存不適格」という法論理で「適法に」出現することは、法の施行上やむを得ないことだと主張している行政庁に対しては、住民の権利を優先させる行政に、勇気を持って進むべきことを主張して下さい。都市計画の法体系が都市の自治権を奪っている現状に「適法」ということで唯々諾々と従っていては、景観計画などは見せかけのものでしかありません。
 小田原では、施行前の駆け込み着工で完成したマンションは、多数ありますし、駆け込み着工に間に合わなかったものもあります。ブログに記載している「早川町のマンション」は、余りに酷いケースなのです。下記のような経緯です。(記憶によって書きます)
1.2005年春頃、高さ44mのマンション計画、住民の反対始まる。
2.2005年6月8日土工事開始、その直後「埋蔵文化財」と思われる茶碗?発見、工事中止。
3.2005年6月15日高度地区の指定、最高高さ20m制限施行。
4.「埋蔵文化財調査」開始、2005年の年末頃まで継続。
5.2006年に入り工事再開、基礎工事の一部施工。
6.2006年5月頃から工事中断。
7.2007年6月頃、工事施工者が変更になり工事再開、現在工事中。
8.このまま行けば、2008年の夏頃44mマンションが出現してびっくりという結果になるでしょう。
 こんな経緯と記憶しています。行政側の考えは、事業者が「適法である」と判断しており、その判断に違法性の疑いがあるとして行政指導をしたり、変更を求めるような「違法行為」「リスク行政」は一切いたしません。司法判断が出て、執行公務員が損害賠償をさせられるような「国立市的」な踏み出した行政は一切いたしません。違法と思うなら、住民が裁判起こしたらいかがですか。こんな態度です。
 まさに、「なにもしない」自治体の典型のような小田原市です。国土交通大臣に表彰されるような「優等生」なのです。都市部長は国土交通省から出向している有能な若い方です。小田原の都市計画は、お国のいう通りにいたします、いい子にしていますから、補助金お願いします。まさかこんな恥ずかしいことではないでしょうが。

投稿: 松本 茂 | 2007年10月14日 (日) 11時13分

早速、返信をいただきましてありがとうございます。
小田原市の対応には大いなる疑問を感じます。
 民が動き、それを行政がサポートする時代であることを認識していないようです。何のために市の職員であったり、市長のポストを得ているのか分かっているんでしょうか。
 それに比べると、長野市の対応ははるかに良好です。先月(9月)、市長からシーズクリエイト社長宛に次の3つの内容で通知書を出していただきました。(1)長野市景観計画が7月25日に策定されたこと(2)シーズクリエイトが建設中のマンションは来年1月4日に既存不適格になること(完成は来年3月の予定)(3)住民の要望に配慮して、長野市の良好な景観形成を理解し協力してほしいこと です。
 今のところ、シーズクリエイトからは何の反応もないようです。今週中に住民からもシーズクリエイトへの要望書を出す予定です。
 既存不適格になることが分かっていて、強引に建設するモラルなき業者が一番悪いと思います。また、それを止められない行政の責任も重いと思いますし、新築の既存不適格マンションを購入する人がいることも大きな問題だと思います。自分が購入するマンションは規制をこえているが、それ以降は規制がかかるので、自分だけが得したと思う人がいるのです。また、マンションコミュニティ(http://www.e-mansion.co.jp/cgi-local/mibbs.cgi?mode=point&fol=manque&tn=1874&rn=10)の書き込みを見ていると、購入を決めた顧客に「実は、既存不適格なんですが、大丈夫ですよ」と勧める業者とか、既存不適格を正確に説明しない業者もいるようです。重要事項説明書に小さな字で書いただけでは見逃してしまいますし、サラッとした説明に騙される顧客もいます。既存不適格マンションは資産価値が減少し、建て替えも困難なリスクの大きい物件だという認識が必要です。しかも、地域のルールにそぐわない物件なのです。買う人がいなければ、業者は建てません。
 新築の既存不適格マンション建築反対!!ということで、是非情報を交換をお願いします。よろしければ、ホームページ(http://www.geocities.jp/hakoshimizu1/)の管理人宛のメールもお願いします。
 

投稿: 箱清水 | 2007年10月14日 (日) 22時13分

ここが問題のグランディムマンションです。
http://www.grandim.co.jp/pj/odawara/index.html

投稿: | 2007年10月24日 (水) 16時21分

物件概要を見ました。馬淵建設となっていますが、東急建設に変わったんですね。聞くところによると、このマンション、あまりにひどいのでTVでも取り上げられたようですね。
今、どのくらいまで建築が進んでいるのでしょうか?
近隣の反対運動はどうなっているか教えて下さい。

投稿: 箱清水 | 2007年10月25日 (木) 00時10分

アゼル-馬渕-宝山-東急
と4回変わっています。
ただいま、2回付近まで工事が進んでいます。
住民としては派手な立て看板などで反対意思を示し、
昨年より法廷闘争にはいっています。

TVで取り上げたとは、どういうことでしょうか?

投稿: | 2007年10月31日 (水) 18時51分

お返事が遅れました。申し訳ありません。
全国版の朝のワイドショーで取り上げられたのではないでしょうか。
私は見ませんでしたが、知り合いから見たようなことを聞きました。
はっきりしたことはわかりませんが、高さが強烈ですね。
法廷闘争になっているとのこと、情報をありがとうございます。

長野市のシーズクリエイトのマンションは2階部分を造っています。
1戸建ての中に景観計画の高さ制限を無視した6階のマンションは
何十年にも渡って、善光寺近辺の景観をそこないます。その後、地元では新聞、TVで取り上げられ、市長の記者会見でも取り上げられました。しかし、シーズクリエイトは合法と採算を楯に計画変更には応じません。

景観法に基づいた景観計画は全国で62計画(本年10月1日現在、国土交通省調べ)しかありませんので、今後も駆け込み建築が横行すると思われます。これを阻止できない歯痒さはどうしようもありません。新築でありながら、既存不適格マンションの評価の問題です。東京では鹿島の「マスタービューレジデンス」が該当するということで騒然となっているようです。

投稿: 箱清水 | 2007年11月21日 (水) 01時05分

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