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2007年11月

2007年11月25日 (日)

海峡

 先週の土曜日、今週の金、土曜日と3回にわたるNHKのTVドラマ(ジェームス三木)を拝見しました。なかなかの大作で、引き込まれるように見入りました。日頃TVドラマなどに縁のない身ですが、これだけは見逃さないぞと、時間を作りました。日本人と朝鮮半島の人々との関係は、歴史的にも政治的にも、経済・文化的にも蓋をしてやり過ごすことの出来ない「民族的課題」だと思います。あの1945年8月、日本国の朝鮮支配が瓦解した瞬間を経験し、関釜連絡船で逃げ帰った「引揚者」のひとりとして、このドラマの重さをしっかり受け止めました。見逃された方、再放送でぜひ見て下さい。
 東アジアの一国として、平和を確保し、国家を永続していくためにも、隣りあった国の住民同士がお互いに心を通じ合えるような国の仕組みを作ることは出来ないのでしょうか。日本国の出入国に、覇権国アメリカ並みの入国審査手法が始まったそうです。アジアの中で孤立化しないことを願っています。

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2007年11月24日 (土)

Maurice Bejartの死

 今週は、心穏やかではない週でした。月曜日と水曜日に「傍聴」させていただいた、二つの小田原市議会常任委員会会議は、誠につらいものでした。真剣に問題指摘をする何人かの委員さん、ひと事のような執行部答弁、それをイライラしながら聞いているだけの傍聴者。冷静さを装っていても、神経は高ぶってしまいます。
 そんな情けない日々に、ショックを与えるニュースまで、聞かされました。モーリス・ベジャールの死です。私の20代の頃に、強い衝撃を受けたアーティストの一人でした。それまでは、ジョルジュ・バランシンなどの古典的でヴィジュアルなバレエに惹かれていたのですが、彼の「春の祭典」には、大きな衝撃を受けました。そうか、バレエでこんなことができるんだとでも言うような、覚醒的な驚きでした。60年代の「ボレロ」など、仕事に追われている世代の私に新鮮な感動を与えてくれました。かといって、特に彼の仕事に関心を寄せていたわけでも、バレエに入れ込んでいたわけでもないのですが、彼のやや早すぎる死には、本当に無念の思いです。私のMacには、ラベルのボレロが入っていますので、落ち込んだ時など、これを聞きながらあの躍動するエネルギーを吸収しています。このブログも、あのフレーズの繰り返しを聞きながら、偉大な芸術家へのオマージュとして書いています。
AFP 11/23の報道

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2007年11月22日 (木)

小田原市議会総務常任委員会

 2007年11月21日(水)午前10時から、小田原市議会総務常任委員会が開催されました。定刻入場の傍聴者は、わたくし一人でしたが、まもなく4人になりました。どなたもお仕事をかかえて多用な日々を過ごされています。平日の昼日中に、仕事を犠牲にしてくることは出来ないのでしょう。私は病院の予約を変更して傍聴しました。お二人は定年をお迎えになった方、若い方は水曜日が定休の方、これらの方しか傍聴できません。
 委員は、市民の選挙によって代議を委任された方々、執行部職員は市民に選ばれた市長が採用した方々、これらの方々が論議して行政執行にあたるのは民主的手続であると言うことでしょう。もしそうであるなら、これらの手続の一切をリアルタイムですべて市民に周知させるべきでしょう。傍聴者は、「会議に付した事件」の一部の資料をお借りするだけで、お返ししなければなりません。このことは、軽く考えていられますが、傍聴者の意味を良く表しています。どんな会議がなされたのか、傍聴者は市民に正確に説明することができません。私の手元にも、現在は配布された会議次第や資料はありません。
 ところで、この日は、市町村合併検討協議会の報告と今後の執行方針が報告されました。平成21年度までに「合併」を、「決定する」か「方向を定めるか」曖昧なはなしでしたが、いずれにしても、日本国、神奈川県という上位機関の「期待に応えて」締め切りに間に合わせるよう進めていますということでした。市民の皆さんは、2市8町の合併をどうお考えなのでしょうか。市民論議がまったく無いまま、今年度中(来年3月末)に検討協議会の「報告書」を議会に報告し、市長選挙が終わってから「概要版」を2市8町全世帯に配布するそうです。これで「市民説明終了」「手続終了」なんでしょうか。
 委員の質問で、「小田原市」の意思はどうなのかという問いには、「そんなこと言われても困ります。上位機関の意思に従ってるだけですから−−−」と言った風のお返事。この調子では市民合意など不可能のように見えますが、結構悠然としてらっしゃいました。強行突破の秘策がお有りなのでしょうか。
 城下町ホールについては、神奈川県企業庁と建設委託の協定書を締結したので、県と市の役割が決まった、等といった程度の報告。年度内入札を予定しているとか。ところで、この建築物の「建築確認」は、小田原市長が小田原市の建築主事(小田原市都市部建築指導課に在籍)に申請して10月末に確認を得ています。檜山副委員長が良い質問をしてくれました。避難施設に関してです。山本設計は例の「HPシェル」によって曲がりくねった狭い廊下で直通階段までの歩行距離が建築基準法施行例120条の基準に適合していないようで、新しく定められた「129条の2の2 全館避難安全性能が全館避難安全検証法により確かめられたもの、又は国土交通大臣の認定を受けたものはOK」という規定を適用したようです。聞き及んでいるところでは、山本設計工場は、財団法人建築センター(建築確認検査などが業務)に検証を委任して大臣認定を取ったとか。(現在文書公開請求中)報道等でご承知のように、ニチアスの「耐火材偽装問題」も大臣認定を得て、性能表示をしていたのです。
 確かに、日本国の大臣が「全館避難安全性能」を「認定」してくださっているのですから、「だいじょうーぶ」ということかも知れませんが、市民、特に私のような下肢不満足者にとって、避難の際に階段までの距離が長いのは、大臣様が保証してくれても、逃げ遅れそうです。どうしてこんな無理までして山本理顕氏の「個人的記念碑」を小田原城の前につくりたいのでしょうか。信じ難い思いです。建築構造も大臣認定です。建ってしまってから「偽装」発覚なんて悲劇は勘弁して欲しい。
 小田原市は、実施設計も工事費の区分明細も一切非開示としています。市民が検証し得ないのです。一体どうなっているのでしょうか。12月4日の情報公開審査会で意見を述べさせて下さるそうですが、この会議は「非公開」だそうです。いやはや。

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2007年11月19日 (月)

建設経済常任委員会

 今日2007年11月19日、午前10時より小田原市議会市議会建設経済常任委員会の閉会中審査のための会議が開かれました。議題は、前回の会議で「継続審査」となった陳情7件の再審査と(所管事務調査)報告事項 ア 株式会社アミーおだちかの清算結果について イ お城通り地区再開発事業について とされていました。
 お城通り地区再開発事業は先月30日に「覚書」が締結され、株式会社アーバンコーポレイションが事業施行者となっております。(閑話休題・所管課課長は「施行者」を「セコウシャ」と読まれますが、とても気になります。「シコウシャ」と読んでいただけませんか)年末近くになって、この施策は、せわしなく急進展しております。小田原市中心市街地の未来を規定する大事業です。市民の皆さん、商業者の皆さん、大きな関心をお寄せになっていられるはずですが、本日の傍聴者はたったの3名でした。委員長のご配慮で、全員協議会室という大きな会議室に、30人の傍聴席と資料を用意していただいたのに、誠に寂しいものでした。
 そのせいではないでしょうが、答弁は所管課課長さんお一人におまかせ、折角同席された都市部長さんの発言なし。担当部長さんは、議員の質問にイライラされたのでしょう、幾度か「いらいら答弁」をされました。パシフィックコンサルタンツ(PC)がどんな役割をしているのか、報告はあるのかという質問に、(何を馬鹿言っている、成果物としての報告は、委託業務終了時に出るもの、来年3月まで待ちなさい)そんな気分での答弁。委員の疑問は、(PCが委託された「事業推進補助業務」が市の利益の為にどんな役割をして、それが「基本協定書」に反映されているのか、業務途中での報告はないのか)という切実なもの。噛み合ずに、傍聴席も「イライラ」は極点に達しましたが、「無言強制」で、ますますいらいら。
 PCと打ち合わせた記録文書を所管課に求めましたら、5月1日に2時間7月10日に1時間、その内容はメモ書き10行程度でした。これが4,987,500円の小田原市長発注のアウトトソーシング成果の市民への開示です。ご一見ください。
 小田原市の、情報非開示志向はひどすぎます。行政が何をやっているのか、公明に開示して欲しいものです。情報公開審査会には、異議申立て案件が山積しているようです。私も2件の異議申立てをしております。
 市民の皆さん、商業者の皆さん、小田原市を愛されている皆さん、小田原市の職員の皆さん、小田原市の行政執行に真剣に対処して下さい。現状で出来ることの中では、傍聴にくることは市民に出来る貴重なことです。市議会の正常化も皆さんの声一つです。皆さんの未来責任を考えて下さい。

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2007年11月15日 (木)

四街道市の住民投票(1)

 千葉県四街道市では、10月25日の市議会で(仮称)地域交流センター建設の可否を問う住民投票条例案が可決され、12月9日(日)住民投票が行われます。8月の1ヶ月で行われ、9月3日に提出されたた直接請求は、10,171筆(人口86,326)の署名を得て、条例制定を求めました。市長は反対意見を添えて議案を出しましたが、審査付託された委員会は3対2で条例制定意見を可決し、本会議でも条例案が可決されたのです。
東京新聞10月26日の記事市民運動を伝える「よつかいどう市民ネットワーク」のサイトなどで、推移をご覧ください。なぜ、こういう無理無茶な「整備事業」が何処にも登場するのでしょうか。いいかげんにこんな愚かさ、貧しさからは抜け出したいものです。

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2007年11月12日 (月)

太陽

 少し違う話題。イッセー尾形さんの演じる昭和天皇。アレクサンドル・ソクーロフ監督の映画「太陽」をご存知でしょうか。敗戦を迎えた大日本帝国の「天皇」と「臣・遼」を独自の視点で描いたものです。62年前の日本国の姿、今日の姿、何とも重いテーマを静かに見せてくれます。イッセー尾形さんの演技はすごいですね。ぜひご一見ください。メールでご連絡いただければ、DVDをお貸しできます。
 DVDは、かなり在庫があります。雑多なコレクションですが、いつでも声をかけて下さい。お越しいただければ、お貸しできます。リストを添付します。

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「覚書」と「協定書」

 10月30日の、この2つの見切り発車の文書を31日に公開請求していました。「協定書」は、同日夜FAXにて神奈川県にも請求しました。公開決定通知は翌日の11月1日にいただきました。小田原市からは、公開決定通知を11月8日に受領しました。このファイルを添付します。
「小田原駅東口お城通り地区再開発事業に係る覚書」1頁2頁別添計画図
「城下町ホール(仮称)の建設に関する協定書」1頁2頁3頁4頁

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