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2007年11月22日 (木)

小田原市議会総務常任委員会

 2007年11月21日(水)午前10時から、小田原市議会総務常任委員会が開催されました。定刻入場の傍聴者は、わたくし一人でしたが、まもなく4人になりました。どなたもお仕事をかかえて多用な日々を過ごされています。平日の昼日中に、仕事を犠牲にしてくることは出来ないのでしょう。私は病院の予約を変更して傍聴しました。お二人は定年をお迎えになった方、若い方は水曜日が定休の方、これらの方しか傍聴できません。
 委員は、市民の選挙によって代議を委任された方々、執行部職員は市民に選ばれた市長が採用した方々、これらの方々が論議して行政執行にあたるのは民主的手続であると言うことでしょう。もしそうであるなら、これらの手続の一切をリアルタイムですべて市民に周知させるべきでしょう。傍聴者は、「会議に付した事件」の一部の資料をお借りするだけで、お返ししなければなりません。このことは、軽く考えていられますが、傍聴者の意味を良く表しています。どんな会議がなされたのか、傍聴者は市民に正確に説明することができません。私の手元にも、現在は配布された会議次第や資料はありません。
 ところで、この日は、市町村合併検討協議会の報告と今後の執行方針が報告されました。平成21年度までに「合併」を、「決定する」か「方向を定めるか」曖昧なはなしでしたが、いずれにしても、日本国、神奈川県という上位機関の「期待に応えて」締め切りに間に合わせるよう進めていますということでした。市民の皆さんは、2市8町の合併をどうお考えなのでしょうか。市民論議がまったく無いまま、今年度中(来年3月末)に検討協議会の「報告書」を議会に報告し、市長選挙が終わってから「概要版」を2市8町全世帯に配布するそうです。これで「市民説明終了」「手続終了」なんでしょうか。
 委員の質問で、「小田原市」の意思はどうなのかという問いには、「そんなこと言われても困ります。上位機関の意思に従ってるだけですから−−−」と言った風のお返事。この調子では市民合意など不可能のように見えますが、結構悠然としてらっしゃいました。強行突破の秘策がお有りなのでしょうか。
 城下町ホールについては、神奈川県企業庁と建設委託の協定書を締結したので、県と市の役割が決まった、等といった程度の報告。年度内入札を予定しているとか。ところで、この建築物の「建築確認」は、小田原市長が小田原市の建築主事(小田原市都市部建築指導課に在籍)に申請して10月末に確認を得ています。檜山副委員長が良い質問をしてくれました。避難施設に関してです。山本設計は例の「HPシェル」によって曲がりくねった狭い廊下で直通階段までの歩行距離が建築基準法施行例120条の基準に適合していないようで、新しく定められた「129条の2の2 全館避難安全性能が全館避難安全検証法により確かめられたもの、又は国土交通大臣の認定を受けたものはOK」という規定を適用したようです。聞き及んでいるところでは、山本設計工場は、財団法人建築センター(建築確認検査などが業務)に検証を委任して大臣認定を取ったとか。(現在文書公開請求中)報道等でご承知のように、ニチアスの「耐火材偽装問題」も大臣認定を得て、性能表示をしていたのです。
 確かに、日本国の大臣が「全館避難安全性能」を「認定」してくださっているのですから、「だいじょうーぶ」ということかも知れませんが、市民、特に私のような下肢不満足者にとって、避難の際に階段までの距離が長いのは、大臣様が保証してくれても、逃げ遅れそうです。どうしてこんな無理までして山本理顕氏の「個人的記念碑」を小田原城の前につくりたいのでしょうか。信じ難い思いです。建築構造も大臣認定です。建ってしまってから「偽装」発覚なんて悲劇は勘弁して欲しい。
 小田原市は、実施設計も工事費の区分明細も一切非開示としています。市民が検証し得ないのです。一体どうなっているのでしょうか。12月4日の情報公開審査会で意見を述べさせて下さるそうですが、この会議は「非公開」だそうです。いやはや。

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