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2008年1月25日 (金)

小田原市の競輪事業(3)

 2004年の市長選挙で、現市長小澤良明氏は「平成19年度までに競輪事業の廃止を視野に入れた検討を行う」趣旨のマニフェストを公表されました。ギリギリになってしまいましたが、平成19年4月1日に検討委員会設置の要綱を定め、8月20日に第1回、10月17日に第2回、11月14日に第3回、そして平成20年の今週1月23日に第4回委員会が開かれました。
 記憶にある主な委員意見 (商工会委員)2億の繰出し金が無くなると市民一人千円の増税、繰出し金貢献のアピールが要る。(UFJ委員)賃金の見直しなど経費削減でスリム化、経営努力、合理化を。(交通安全委員)安全要員の配置、子ども自転車競技の支援を。(公募委員)廃止したら賭博が地下に潜る、高齢者の大切な交流場所、賭博は人生の潤滑油、競艇から学べ、若者女性を開拓せよ。(足柄地域委員)赤字はダメ。赤字になるまでは頑張って継続。(自治会委員)皆さんの意見と同じ、収入確保が第一。(委員長)行政経営室の意見整理が良くできている。次回2月4日15時の第5回委員会で報告をまとて市長宛諮問する。
 早々と意見集約が済みましたが、最後に自治会委員から「防災」が話題に出され、開催中の被災時には競輪客を外部に出さず、アリーナ内に待機させて欲しいという自治会希望があるが?(所管課長)それは無理。市の防災計画では、滞留客は小田原高校に収容となっているが、そう上手くはいかないで周辺にあふれてしまうだろう。近隣の防災会議でいじめられているが、開催中に地震が来ないことを願っているだけ。
 この委員会の目的は何なんでしょうか。競輪事業の不採算は構造的なもので、事業課の努力が足らないとか、経営努力で解決するとか言ったレベルではないのですよ。小田原のまちづくり全体を俯瞰して競輪事業の処理を考えるためではなかったのですか。この施設は都市計画公園の中にあるのですよ。
 「小田原には公営賭博がよく似合う」などと言われたくありません。次回の最終第5回委員会は、2月4日(月)午後3時からです。
 この委員会には報道関係の傍聴がたいへん目立ちました。翌日の神奈川新聞の記事です。
以前の記事 小田原市の競輪事業(1)2007.12.7. 小田原市の競輪事業(2)2008.1.6.

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コメント

競輪事業による、有形無形の小田原市民に対する損出は、無視できないものがあります。
例えば、小田原城を観光しようとする、観光客と競輪に来た観客が混在する事になっています。これが、小田原観光事業にどれほどマイナスしているか。あるいは、競輪場が存在する事で、最高の住宅地である、城山地域の地価が、どの程度影響され、低下しているか。
子ども達の教育に対する影響、
これからの小田原の方向付けに、大変な障害と言えます。小田原への愛着を殺ぐものに違いありません。
競輪事業を審議した委員の、見識を全く疑います。

投稿: 笹村 出 | 2008年1月29日 (火) 07時19分

委員の中には、これまで小田原市の行政に関わっていた方も居られましたが、彼らの小田原市の市勢と公営賭博についての認識には、たいへん違和感を覚えました。

投稿: 松本 茂 | 2008年1月29日 (火) 09時06分

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