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2008年2月

2008年2月29日 (金)

不出馬表明?

 つい先ほどまで、突如市長選「出馬」表明をされたT県議の熱烈な支持者とお話をしておりました。冷静で論理のあるはなしをお聞きすることが出来なかったように思え、とても残念な思いで我が家に戻りましたら、山のような自治会配布物。これらを仕分けして、明朝それぞれに配布すべき作業を終えて、「広報小田原3月号」を一見しましたら、「市長随想・不出馬表明」を発見して驚愕しました。12月の記者会見での、37年間の地方政治に「係わらせていただきました」御礼の言葉。市長は、公共団体の広報誌をなんと心得ていられるのでしょうか。
 首長の責務でご苦労、ご心労はあったことと思いますが、「出処進退は潔く」などという私事を聞きますと、なにか大きな勘違いをされていたのではないかと、悲しい思いをします。3月の定例議会は、自らの感傷に浸って上の空になっているように感じます。自らの16年間を、きちんと評価することをまず真剣にやって欲しいのです。「これが私の16年間の総括評価です」という一文を、「広報4月号」の随想には記してください。新市長にも、ご苦労とは思いますが、首長の責務をしっかり認識いただけますよう切望します。

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2008年2月24日 (日)

小田原市景観計画改正

 小田原市まちづくり景観課では、2月15日から28日まで、小田原市景観計画改正素案について(素案)への市民意見を募集しています。平成18年2月に施行した景観計画の重点区域に、これまで外されていた国道1号線地区を追加するようです。現行の計画に国道1号(早川口からクランクを経て国際通りまで)が景観重要道路として加えられました。どなたもお感じと思いますが、この区間の国道1号路線はとても風情のある「街道」です。現行計画が制定された平成17年12月にも、「国道が景観重点区域に入らないのはおかしい」という声が強く出されていました。
 路線の景観には、建築物の質、色彩、デザイン、広告物、植栽などさまざまなものへの配慮、誘導が必要なのは当然ですが、建築物の容積や高さは致命的な要素になります。国道1号の景観で最も懸念される建築物が早川口に出現しようとしております。
 小田原市は、平成17年6月15日に「高度地区」を指定し、この路線の御幸が浜から早川口までは第3種高度地区として高さの最高限度を20mとしました。ところが、この高さ規制から3年にもなろうとする今、高さ44.55mの建築物が工事中なのです。既存不適格建築物なので、違法ではないそうです。「たとえ常識に反するように見えても、法に従ってなされた行為を行政が止めることはすべきでない。」というのが小田原市の見解です。折角の「景観重要道路」をぶち壊すような巨大建築物の出現を止められないのは、何とも納得できかねます。2006年10月18日、10月31日、11月10日、2007年7月31日と、4回も記事を書きました。カテゴリー/都市整備からアクセスしてご一読下さい。

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2008年2月21日 (木)

新小田原市中心市街地活性化基本計画

 小田原市の産業政策課では、1月30日から「新小田原市中心市街地活性化基本計画(素案)」に対してのパブリックコメント募集を行っております。ご担当の方はそれなりにご努力なさった(素案)だと思いますが、些か杜撰なんではないでしょうか。95頁に及ぶ力作風ですが、市民に公開する前にしっかり検収なさったのでしょうか。アウトソーシングなのかもしれませんが、げんなりするミスがあります。
 中心市街地の活性化は、喫緊のものであるとともに、きわめて難儀な問題を多く孕んでいます。行政も議会もそして一般市民も、避けて通れない大きな課題です。ぜひ、心のこもった(素案)を提示し、市民説明会を開くくらいの努力をしていただきたいものです。公共公益施設 駐車施設

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新装開店

 ささやかな模様替えをして新装開店です。ご挨拶代わりに「びっくりガーデン」のスライドショーをお送りします。.ppsですが、やや長編ですのでお閑なときに開いて下さい。アメリカ流のTopiaryです。

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2008年2月17日 (日)

小田原市の競輪事業(5)

 去る12日に検討委員会の報告書が出ました。「小田原競輪は、基本的には存続させるが、赤字、もしくは赤字が予測される状況となった場合には廃止を検討する」という結論です。この検討委員会は、赤字が予測される状況となったから設置されたのではないのでしょうか。赤字は来年か再来年か、何れにしても近々に赤字になることが予測されるのではないでしょうか。事業課の職員が怠けて、営業成績を悪化させたからこうなったので、もっと知恵を出してがんばれ、市民にも競輪のありがたみを知らせろ、子どもや若者たちに競輪の面白さを教えろ、60年も続いて来たので地元には違和感なく受け入れられている、「廃止する積極的な理由はない」、こんな報告書です。行政情報センターに公開されていますので、ぜひご一覧ください。19日(火)の政策会議で小田原市の結論を出すとしています。
 たしかに、昭和23年3月市議会で誘致を決定し、24年8月には日本競輪株式会社によって小田原競輪場が公営競技の営業を開始、26年6月には同社の経営悪化で、施設、債権債務のすべてを小田原市が引き受け、という歴史を考えると60年近い歴史を地元に刻んでいます。「地域住民に負担を与え」てきましたが、この58年間には、86,487,809千円という大きな繰出し金の貢献がありました。年度平均で約15億円です。それが平成18年度の繰出し金は2億3千万円です。地域住民の負担は、まったくの徒労になってしまったのです。地域負担はもとより小田原市のイメージ低下は、2億や3億という単位ではありません。
 この状況を直視せず、未だ2億以上の貢献をしている、「赤字になってから廃止を検討しなさい」という「検討委員会報告」は住民福祉を無視した暴論です。
 翌日の神奈川新聞神静民報の記事をご覧ください。

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2008年2月 9日 (土)

「開かれた議会」

 小田原市議会には、「議会広報委員会」なるものが設けられ、毎月1日に「市議会だより」が市の広報誌とともに自治会から届けられます。記載内容も少しずつ変化があり、質問議員の氏名がやっと分かるようになりました。2月1日号には「開かれた議会に向けた取り組み」と題した「議会改革検討委員会中間答申」という記事が掲載されています。政務調査費、一問一答制、公社等の議会報告などに触れています。私たち「選挙民」の目から見ると信じ難い議会に思えますが、少しずつは改革変化に向かわれるようで、ご努力を願うばかりです。
 北海道栗山町議会の先駆的な「基本条例」策定の経過を見ますと、議会事務局の努力がとても大きかったのではと思います。これまで、すでに栗山町の試行は十分に学習されていることと思いますが、小田原市議会も事務局が十分な情報提供をして、「改革」に少しでも近づける議会判断が出来るよう努力願いたいものです。委員会の議事録などが自律的に公開されるようになったこと、とても大きいことでした。
 「開かれた議会」の望ましい姿、ぜひ市民とともに考えるため、議会主催の「市民フォーラム」を開きたいですね。「バークレー 市民がつくる町」というDVDがあります。アメリカ民主主義の清々しい議会の様子が感じられるものです。多くの方にご覧いただけるよう、貸し出し回覧いたします。

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2008年2月 7日 (木)

小田原市の競輪事業(4)

 2月4日に「小田原市競輪事業検討委員会」の5回目最終回の会議が開かれました。当日は、どうしても外せない会議があり、傍聴できませんでしたが、2月5日の神奈川新聞朝日新聞が報じてくれましたので、結果を確認させていただきました。第1回の会議から委員長による「事業継続」の意向が強く出ており、どの委員も[廃止」の声を出す方は居られませんでしたので、この結果は、予測されたとおりと言えます。かつて48億円(1991年度)あった繰出し金は、2億3千万にまで落ち込んだが、まだ赤字ではないのだから、頑張って続けたっていいじゃないか。もっともっと若者や女性客を呼び込もうなんてのんきな意見もありました。競艇に学べという意見までありました。
 公営賭博という戦後復興の「公共事業」は、歳入確保のためには「背に腹は代えられない」として許容されて来たと思いますが、1円でも繰り入れがあれば継続なんでしょうか。この事業のために、ここ城山の文教環境は大きな負荷をかけられています。中学・高校の校舎に、競輪アリーナからさまざまな拡声器音が流れたり、歩道のない狭隘な道路に、競輪客と中高生それに競輪バスが混在して通行する、こんな恥ずかしい光景が連日続くのです。ゴミの散乱投棄はもとよりふしだらな排尿行為などもが日常的に行われているのです。市民の誇りである城址公園と短大・高校・中学などに囲まれた得難い美しい地域に、公営賭博場が今後も継続していくのは堪え難い思いです。公営賭博場の歳入確保役割は9年前に終ったのです。どうしてきちんと「検討」が出来ないのでしょうか。
 2004年の市長選挙で、「競輪事業は廃止も視野に入れた検討」という小澤市長マニフェストの結果がこう言うことだったのですね。彼は「平成20年はこの敷いたレールに新しい電車が『出発進行!』と走り始める年」と幹部職員にアドレスしたそうです(市報2月号)一体どこに走っていくのでしょう。「今後はソフト主体のまちづくり」だそうですが、何を意味しているのでしょうか。幹部職員はご理解なさったのでしょうか。「一生懸命考えて、未来への種まきをしてきました」とも言われています。
 敗戦まもなくから始まって60歳になったこの事業、とうとう「赤字になるまで」「自然死を迎えるまで」静かに待ちましょう。こんなことは彼のマニフェストからは感じられなかっただけに、惨憺たる思いです。今年の市長候補者、みなさんには競輪事業について、明確なマニフェストを出していただきたいですね。

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2008年2月 2日 (土)

小田原市の情報公開(3)

 ややしつこく続報です。1月31日(この日は私の誕生日でしたが)「異議申立決定通知書」なるものを配達証明郵便で受け取りました。
 主文 異議申立てを棄却する。平成20年1月31日 小田原市長小澤良明
 何とも妙な気分です。異議申立てをしたのは、「小田原市長小澤良明」に対してなんですが、その当事者が判決を下すんですね。被告が突然裁判長になるのは変ですよね。
 この事件の「公文書公開請求」は一昨年の12月22日でしたから、1年1ヶ月以上もかかっています。審査会は丁寧な審査をしていただいたようですが、「捨ててしまったのなら不存在」「不存在なら公開できない」ということでは、どうしようもないですね。「捨ててはいけない」システムを作りなさい「文書管理規程の整備」という「附帯意見」を付けるしかないのですね。本文に入れてもいいのでしょうが、元収入役のしばりでしょうか。
 この5月には市長選挙だそうですが、どなたが市長になられても、小澤市政の「隠蔽体質」を継承しないで欲しいですね。「積極的情報公開」を約束する候補者を押したい。行政情報センターを、総務課の隣の狭いスペースから、市民ロビーのど真ん中の一等地に設けて欲しいですね。それに、議会の情報公開も進めなければダメです。市民が常に行政や議会の状況をしっかり把握できるよう、クリアな小田原市政にしましょう。附帯意見に述べられたとおり「市民の知る権利に十分応えられるよう努力することを要望する。」ことを実現しましょう。
 情報公開条例をもう一度しっかり読んで下さい。
第1条 この条例は、地方自治の本旨にのっとり、市民の知る権利を尊重して、公文書の公開を請求する権利及び総合的な情報の公開に関し必要な事項を定めることにより、実施機関の保有する情報の一層の公開を図り、もって市の諸活動を市民に説明する責務が全うされるようにするとともに、市民と情報を共有し、市政への市民参加を促進することで、市民の的確な理解と批判の下にある公正で民主的な市政を推進することを目的とする。

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