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2008年5月17日 (土)

不可解文書

 昨日の新聞に、怪文書が折り込まれていました。告示日に「緊急寄稿]として神静民報に掲載されていたものを、再編集した文書です。「小田原市商店街連合会会長尾崎紀昭」と姓名を名乗り顔写真までありますから、怪文書ではないですね。日本の選挙運動は窮屈で、あれをやってはいけない、これもダメと聞いていましたが、こう言うのはいいんですね。
 この不可解文書、お名前をお出しになっているこの町の有力者自身がお書きになったものなのでしょうか。やや信じ難い思いですが、見過ごす訳にも行きませんので、不快をおして記事にします。
 まず「現行計画のホール用地のこと」市道2197と2198を廃止改変して、無理矢理作りだしたわずか5,900平米の敷地、こんな敷地に1,350席のホールはまず無理です。2005年の調査報告書に記載された「計画敷地の検討」をお読みください。設計条件自体が無茶なのです。まじめなホール設計はできないのです。だから、武者行列が舞台を通るというようなお遊び設計になってしまったのです。「極めて個人的記念碑的」と選定委員長に言わしめたのですよ。
 「現ホールの危険性」このことは、推進派の方はたびたび言われます。確かに古い耐震基準で建てられたことは間違いありませんが、それだけでこの施設が危険建造物と言われるのはいかがなんでしょうか。小田原市は現在も使用しています。2年間は使えるが5年間は危険というのですか。不可解な論理です。
 「再開発事業の権利床」床面積を4000平米と言われていますが、2004年の文書「事業フレーム」をご覧願います。権利床は1900平米と示されています。ご説明願います。
 「土地の賃料収入」まずこの土地取得に市民がいくら負担したかご存知ですか。小田原市でさえ72億円と説明しています。この土地を一銭の保全保証金もなく、しかも近隣地代の半額ほどで50年間貸してしまおうというのです。こんなためにこの土地を取得したのではありません。駅前整備の貴重な公用地なのです。信じ難い愚行です。そもそも定期借地50年は、住居目的に設定された土地賃貸借の手法なのです。こんなファンド事業のためではないのです。
 「建築費57億円」現設計の規模機能を考えると、極めて贅沢無駄な費用支出であることは間違いありません。坪あたり200万円を超えるのは異常です。HPシェルという不合理な構造を選択したためですよ。
 「駅の側は鉄道騒音」こんなのまったくの俗説です。ホール劇場の多くは駅に近いことを立地の条件にしています。鉄道や道路の騒音振動を気にしていたら、都市ではどこにもホールは建ちませんよ。
 「来街者273万人・経済波及効果82億円」2007年7月の市の説明を言われているのでしょうが、これは単に県の計算式にはめ込んだだけと所管課は説明しています。何ら確かな調査根拠はありません。それに82億円の波及効果で、どうするのですか。商店街連合会の年間売上をご存じないのですか。これでは1%の効果もないのですよ。
 「損害賠償」アーバンとの解約条件をご覧になっていないのですか。こんなことをお書きになる非常識を疑います。
 尾崎さんの名を騙った「怪文書」ではないかと思っています。

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