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2008年6月10日 (火)

クラスター爆弾

 今日、2008年6月10日の小田原市議会6月定例会が開会しました。この日、小田原市議会の本会議傍聴の市民が、傍聴フロアの庁舎4階に溢れました。傍聴席はもちろん満員、用意されたモニター聴取室も満員、2階市民ロビーにまで溢れました。加藤新市長の「所信表明」があったのです。私もモニター室の一隅で彼のアドレスをお聞きしましたが、室内に居られた60人ほどの方は、まさに固唾をのんで耳をそばだてると言った光景でした。その真剣な有様には、これまでの議会傍聴では経験しない緊張感を抱きました。これから切り拓いて行かねばならない困難な道を思い浮かばせたからではないでしょうか。
 つい数日前、アメリカ大統領民主党候補予備選挙で、バラク・オバマ氏46歳が、大統領候補に決定したようです。世情言われているように、ブッシュのアメリカは、グァンタナモやアグレイブなどから、いまや自らが「ならず者国家」と言われるまでに,国際的評価を落としています。親米国のわが国でさえ,遂にクラスター爆弾の即時全面禁止条約への同意に踏み切ったのですから。ブッシュを継承するジョン・マケイン候補71歳は、厳しい状況です。なんといっても、アフガンとイラクと言う負の遺産が、二人の候補の間にずっしりのしかかっています。
 先月末発売の『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』というアメリカの経済学者(2001年ノーベル経済学賞受賞)の解説書は,たいへん興味深いものです。アフガンとイラクの財政コストを3兆4960億ドルと算定しています。385兆円ほどでしょうか。戦争のコストを金額査定するのはややはばかれますが,我が日本の直接コストは、一人の戦死者も出しておりませんので、3070億ドル、34兆円ほどと算定しています。こんな数字,高いのか安いのかうかつに言えませんが、いやな数字です。この「テロとの闘い」にどう決着つけるのか、この置き土産をどう転換できるのか、マケインの増派論からエドワーズの即時撤退論まで、選挙民にとっては何とも悩ましいところでしょう。
 大げさな連想ですが、オバマ候補が明快な「外交・安全保障」政策を打ち出して勝利し、政策転換に「命をかける」姿を思い浮かべました。

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2008年米大統領選はバラック・オバマ、ジョン・マケイン両候補の闘いとなった。原油高はどうなるのか、イラク米兵撤退は? 環境問題は? 対日路線は? 等々関心にはバラつきがあった。「オバマ候補の政策的手腕は未知数」「マケイン候補は現政権の不人気が足を引っ張る」など...... [続きを読む]

受信: 2008年6月11日 (水) 22時18分

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