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2008年11月21日 (金)

第1回小田原市地域コミュニティ検討委員会

Nawata_2 今夕,標題の委員会が開かれました。市役所7階の寒々しい(本当に寒い)大会議室で開催されました。今回の課題別検討委員会の中でも、このコミュニティ委員会は最重要な欲割りをになっていると思いました。加藤市長の「あいさつ」もたいへん熱のこもったものでした。コミュニティの回復こそが「持続可能な」町を作る必須要件です。しかし、賢明な市民の皆さんは、こんな委員会には何の期待もしていないということでしょうか、傍聴者は立ち上がり3名、実質2名のままでした。
 この委員会の特徴は、自治会総連合をはじめとする「地域団体」が6人、学識経験者が1人,市民が3人と言う構成です。委員長は学識経験者,副委員長は自治会総連合副会長に、用意されていたような指名セレモニー。それぞれに立派な方たちだと思いますが、この立ち上がりの「空気」は、古式豊かなものでした。「地域運営委員会」「分野別市民会議」「職員の地域担当制」これらの政策提示が示していたものはどこに行ってしまったのだろうか。10人の委員の内,団体選出委員が6人、それぞれに「団体をしょってのご発言(委員長評価)」に見られる現状維持からは、コミュニティー再生というこの委員会設置の方向はまったく見えてきませんでした。しかもこの委員会にはプロジェクトメンバーとして職員が7人、委員と同じ立ち位置で発言参加できるということになっています。さすがに、委員からは「委員会設置要綱」にそんな定めはないではないかという指摘がありました。
 第1回の委員会ですから、今後の実りある論議を期待したいものですが、今日の委員会論議には、いたく失望しました。市民委員のお一人から本来的指摘がしっかりとなされましたが、団体委員の多勢の発言と噛み合って行くのでしょうか。市民の皆さんの積極的な「傍聴」を期待したいものです。
 画像は法政大学現代法研究所2007年発行の名和田是彦委員長の単著です。

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コメント

区やマンション毎のこども会、老人会、自治会単位の区切りを設けている今の現状では、人口や年齢の偏りが多く、今までのようなコミュニティ再生は無理です。
市民委員の方からどうゆう意見が出されたかはわかりませんが、私の知る自治会は少子化で子ども会はもちろん、会長をやる人が出ない為、協議のうえ老人会も解散しました。
加藤市長が市民参加のこのような委員会を立ち上げたのはある程度の意味がありますが、上記のような自治会がどれだけあるか等、調査を先に行うべきと思います。

投稿: 一市民 | 2008年11月22日 (土) 13時11分

 この検討委員会は、たいへん重い意味を持っていると思っています。小田原が自治機能を持った地域として持続して行くための最大の要件が「コミュニティの再生」です。
 ご発言の市民委員は、たいへん短い問題提起でした。現在の自治会には大きな努力が払われてはいますが、地域住民にとってのコミュニティになっていない。自治会、社協、育成会,子ども会、老人会などなど、さまざまな既存組織はやや形骸化してるのではないか。そんなお気持ちを背景に、自治会だけに拘らず、もっと広く問題を拾い出して「コミュニティの再生」を論ずるべき。そんなご意見とお聞きしました。
 自治会の現況を、しっかり直視するための「調査」は絶対に必要です。形式に流されない、地域住民からの聞き取りなど、さまざまな調査努力がいるのではないでしょうか。職員の「プロジェクトメンバー」7人の方たちの奮闘に期待したいものです。
 何れにしても、この検討委員会はとても重要な委員会です。第1回委員会のように傍聴者2名、市議の傍聴なしというのは、すでにコミュニティ再生を、住民があきらめているように見えて、たいへん危機感を募らせています。3月上旬までの5回の委員会で「とりまとめ」をするとしております。ご苦労なことですが、ぜひ傍聴にお出かけください。

投稿: 松本 茂 | 2008年11月22日 (土) 18時49分

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