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2009年2月

2009年2月28日 (土)

シーサイドハウス

Seasidehouse09 昨年2月から関わってきた小さな「すまい」が完成し、先週住まい手が入居されました。フラットルーフの屋上から相模灘の眺めは圧巻です。サウスウェストスタイルの住宅ですが、この地の景観にとても馴染んでいます。
 ここ4年間ほとんど「住環境ファシリテーター」の仕事からは遠ざかっていましたが、知人から住まいづくりを始めたいと言う方を紹介され、手がけた仕事でした。これまでかなりの数の住まいづくりを経験してきましたが、今回の住まい手さんは敬服に値する「住まいこだわり人」でした。この住まい手さんとのおつき合いは、久しぶりに私の「住まいの7原則」が活きた一年間でした。特に7番目の原則「住まいは住まい手が造らなければならない」を見事に実践されました。「住まいは人生を決める大切なものです。どんなに面倒でも、住まい手自身が造らなければなりません。住まい手自身が、建築家・インテリアコーディネーター・工務店・住宅メーカーなどの専門家を指揮監督しなければなりません」という私の30年前からの「思想」を立派に実現してくれました。

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市民花壇・広場・花畑

Hana2 2月28日午前8時半ころのホール計画跡地の「開花状況」です。このところ日差しのない日が多かったのですが、可憐に咲き誇っております。朝の楽しみが増えました。
 2/25の小田原市公式サイトに「事業概要としては、<1>市民花壇の整備、<2>広場の整備、<3>花畑の整備として取りまとめました。」とし、「また、管理の方法については、整地は市民に呼びかけて行い、芝購入財源は市民・企業からの募金、管理運営はみどり公園課と協働し、市民・ボランティアに任せてはいかがかというご意見をいただきました」とも記載されております。ぜひ市民参画のアクティブな展開を見たいものです。ところが産業政策課中心市街地活性化担当さんによる記事では「(仮称)城下町ホールの建設工事に入るまで延長する可能性はありますが、1年程度の利用を想定しています。」と言われています。あいかわらず「(仮称)城下町ホール」は生き延びているんですか。企業庁との協定解除で「見直し」されたのではないのですか。一体どうなっているんですか。はっきりしてください。
 折角の市民花壇の誕生は爽やかにやりたいものですね。(コメントをお寄せになる際は真正なメールアドレスによってください。偽装の際は削除いたします)

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2009年2月23日 (月)

計画跡地に花が咲いた

Hanabatake 2月23日午後4時のホール計画跡地です。この跡地への客土搬入を記事にしましたが、今日午後のごみ拾い中に小さな花が咲き始めていることに気付きました。まだ全面ではありませんが正面入り口付近は、結構つぼみが色づいていました。パンジーのようです。撒いた種子は「ミックスフラワー」とのことですので、ボッティチェリ風の春が出現するのでしょうか。山になっている客土も早く整地していただいて、花の種を撒いていただけませんでしょうか。三の丸小学校の子どもたちの楽しい行事になりませんか。
 「馬出門にはお花畑がよく似合う」この未利用地が花一杯になっている姿こそ、「新しい小田原」の出発に相応しいものです。

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伊達判決の破棄(2)

 昨年4月に伊達判決の破棄について記事にしました。日本の司法史上、誠に由々しき事例ですが、かなり以前のことで、忘却されていたものを、国際問題研究者新原昭治さんがアメリカ国立公文書記録管理局で、アメリカ側の外交文書記録から、マッカーサー大使が田中耕太郎最高裁長官に直談判して跳躍上告をさせた経過が明らかになったのです。(昨年のブログにやや長文の記事がありますが、事件の経過だけ再録します。)
・砂川事件を巡る動き
1957年9月22日 警視庁が米軍立川基地の拡張反対派23人を刑事特別法違反容疑で逮捕
1959年3月30日 東京地裁が違憲判断し7人に無罪判決(伊達判決)
1959年3月31日 マッカーサー大使が藤山外相に最高裁への跳躍上告を勧める
1959年4月 3日 検察側が跳躍上告(地裁から最高裁に)
1959年4月24日 マッカーサー大使が、田中耕太郎・最高裁長官との密談を米国務長官に電報で報告
1959年12月16日 最高裁が合憲判断で差し戻し
1960年 7月 7日 東京地裁で差し戻し審開始
1961年 3月27日 東京地裁が合憲判断で7人に有罪判決
1963年12月25日 最高裁が上告棄却を決定。有罪確定
 有罪となっている土屋源太郎氏をはじめとする元被告らが、情報公開請求する会として5日・静岡で集会を開き、アメリカ大使と外務大臣、最高裁長官との会見会合の全内容を公開することを外務省、最高裁に請求することにしたことが毎日新聞で報じられました。東京での集会を土屋源太郎さんが案内しています。今年の3月30日は伊達判決50周年です。砂川事件の情報公開を請求する会では3月5日に「伊達判決50周年記念院内集会」を参議院議員会館で開きます。伊達秋雄裁判長は1994年に亡くなっていますが、安保条約違憲判決がアメリカの圧力でひっくり返された事実記録は歴史的なアルシーブです。廃棄処分したので「不存在」などとは言わせません。歴史を消すこと、もういい加減に止めましょう。
Tachikawakichi(追記)米軍立川基地は1977年に返還され、その後国営昭和記念公園、立川広域防災基地、陸上自衛隊立川駐屯地東部方面航空隊などに転用されています。まだ未利用地もかなりあり、この写真のような洗濯用ボイラーの煙突が残っているそうです。この前のバス停は「ランドリーゲート前」と言われていたそうです。写真は滝沢さんのブログ「米軍立川基地の残骸」からです。

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2009年2月21日 (土)

John Neumeier のバレエ

Neumeier 先週は、年甲斐もなく多忙な日々で月曜から水曜日まで、早朝から遅くまで東京で仕事をしていました。(小田原駅に着くと本当にほっとします)その慌ただしい中、木曜日に横浜の県民ホールまで出かけて、楽しみにしていたノイマイヤー振り付けのバレエ「椿姫」を、マチネーで楽しんできました。一昨年のベジャールの早い死にかなり落ち込んでいましたが、次世代のノイマイヤーがハンブルクバレエ団を率いての日本公演は、何としても見逃せないと意気込んで、早々と席を取っていました。それが最多忙の週にぶつかって、やや疲労気味でしたが出かけました。
 オペラ「椿姫」は、ヴェルディーの曲による人気演目ですが、ノイマイヤーはショパンのピアノ曲によって振り付けています。今回の県民ホールの公演は、ノイマイヤー自身による演出はもちろん装置、衣装などの総合芸術としての質の高さは誠に嬉しいもので、3幕3時間はあっという間に過ぎてしまいました。近年は、東京や横浜まで出かけることがかなりおっくうになってしまい、よほどのことがないと見過ごしてしまうことが多かったのですが、このような感動を得るための時間を無理してでも取ろうと決意しています。
Kenminhall ところで、1975年にオープンした県民ホールは、私にとってもなじみのホールで、2400人収容可能な大型施設です。今回は平日のマチネーでしたが満席でした。バレエ「椿姫」の舞台装置はシンプルですが、今までになくこのホールが美しく豊かに感じられました。管理運営は(財)神奈川芸術文化財団ですが、このバレエは自主公演ではありません。このホールはNHKホールをモデルにしたと言うのが通説のようですが、コンサート、オペラ、バレエのホール機能を中心としています。でも、公演はかなり多目的で、オペラ、バレエ、オーケストラ、ミュージカル、ポップス、ロック、ダンス発表会、講演会、梅沢富美男・前川清特別公演など多彩で、貸しホールとしての利用も多いようです。特に今年は開港150年・ホール開場35年記念の番組などもあります。大型公演は、事業成立のためにはこのような収容力の大きな施設によって、1回の公演で4千人、5千人という観客を必要とするのでしょう。高齢者には、横浜までの往復は結構負担ですが、メガシティーのホールまで出かけていくしかないのだろうと諦観して満員のJRで帰宅しました。

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閉ざされた門

Akaganegate 銅門は、竣工式にも伺っていますし、大好きな城址公園の中でも特にひいきにしているスポットです。我がパートナーとともに、早朝の散歩、真夏日には5時前から、日の短い季節でも6時45分ころにはここを通っていました。それが、一昨年の末ころから8時まで通行禁止になってしまったようです。それ以前から私自身に歩行支障が出て、早朝散歩できなくなっていましたが、退院後の昨年夏から早朝散歩を再開して、この閉門にはとても悲しい思いをしています。我がパートナーは、今でも必ずお茶壺橋から住吉橋の方に行こうとします。「そっちはダメなんですって」と制止するのが日課になっています。
 管理上のいろいろな問題があるのでしょうが、制限することでクリアするというのはいかがなもんでしょうか。利用者のマナー不良、施設の保護、管理コスト節約等々、管理者には制限の事由はいくらでもあるのでしょうが、交流人口の拡大、どうぞ大勢さんおいで下さいとするなら、このような規制はしたくないものです。違う手法のクリア策を考えるべきではないでしょうか。とても大切なことだと思います。
Umadashigate 今朝は、我がパートナーがどうしてもこっちに行きたいと頑張るので、門前までしばらくぶりに行ってみました。閉ざされた門の前で「市民参画」vs「市民拒否」と言う思いが襲ってきました。閉ざされた内仕切り門の撮影ついでに、間もなく公開される馬出し門の背後からまちの姿を撮影しました。巨大なマンションが、景観を壊しています。この馬出し門の正面に巨大な施設を造り足そうという施策推進勢力がいまだに生き残っていること、信じ難い思いとともに、この城址に蓄積されてきた先人のいにしえに、しばらく立ちすくんでいました。我がパートナーは、珍しく不審げに吠えていました。

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2009年2月20日 (金)

検討委員会報告書の作成騒動??

 何とも驚きの続きです。委員のみなさんにお聞きしたところでは、担当者(文化交流課)から、今週のはじめに同課から届けられた分科会報告書原案に対する検討をし、所定の様式に則って修正案とその理由を記載して、「提出期限」今日金曜日の正午までに届けろと命じられて、パニックになっていられるようです。しかも、その原案がとりとめもなく、意味不明の箇所多く、しかも聞いたことも無いようなことが書き込まれていて、話し合われた大切なことが抜けてしまっている、どこをどう直せて言われても手の施しようがない、ほっとく訳にもいかないが、時間切れでしょうがない、口頭で言っておくしかないか、あるいはメモ書きでも出すか、土壇場に来て委員の責任を果たせないようなやり方をされ、まったく困惑されていられるようです。
 お話を伺っていると、報告書原案作成者は、委員会の論議内容、委員意見と関係なく過去に自らが担当して推進した『(仮称)城下町ホール』を復活させたいのではと思われる記述が、不用意に随所にあるようです。一体、いつまで愚行を繰り返そうとしているのでしょうか。いい加減に目を覚まして欲しいものです。

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2009年2月17日 (火)

小田原駅・小田原城周辺まちづくり検討委員会報告書の怪

 三の丸地区分科会の報告書は「文化交流課」、お城通り地区再開発事業用地分科会は「広域交流拠点整備課」、小田原地下街施設分科会は「管財課?」の担当で作成するようですが、何とも納得できません。三の丸も再開発もこの所管で進めた施策が破綻してこの検討委員会が立ち上がったのですよ。検討委員会の所管は企画政策課のはず。これまでの所管課を外して「委員のみなさまの公正な検討」を受けたのではないのですか。なんとも、奇々怪々な仕組みですね。報告書は、分科会と言えども検討委員会所管の企画政策課が作成すべきです。
 委員会では、小沢市政時代に「予定地」とされていた用地では、市民満足を得る「芸術文化交流施設」をつくることは困難であるとの共通認識がありました。用地を確保しなければ史跡の景観に大きな支障が出るとの認識から、三の丸地区設置には用地整備が前提、加藤市長も強く説明されていました。三の丸地区に用地を整備して行くことに時間がかかるのであれば、必然的に「早期実現」は無理になります。現市民会館が老朽化したから、狭小の現用地しかないだから景観破壊はしょうがないなどという無謀な委員意見はまったくありませんでした。くれぐれも小沢市政戻りはやめてください。(今日はすばらしい快晴.今ロマンスカーの中から、車窓の富士山を眺めながらこの記事を書いていました。足柄平野の美しさに感嘆です。有能な市職員諸兄姉、この美しい風土の中心小田原城史跡を守ってください。私たちの後代への責務です)

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2009年2月16日 (月)

小田原市の委員会報告書は形式要件か

G_home_01 9月から始まった「小田原駅・小田原城周辺まちづくり検討委員会」、市民からのレポート、副市長たちによる採点による市民委員の選任、選任過程が見えない専門家委員の指名、11月からは何ともびっくりの強行軍委員会、分科会など5時から10時までの3連続開催、委員のみなさんの手探りの苦難・苦労、目眩く?目隠しの?何とも不愉快なこの6ヶ月、そして報告書作成、何とも不思議な「検討」の幕引きにするのでしょうか。昨年7月からの職員さんたちのご苦労には同情したくもなりますが、委員のみなさんに押し付ける驚くべき無茶な日程での報告書作成作業、委員のみなさんは暇を持て余している訳ではないのですよ。この「検討」は、このまちの分水嶺と、愚直に、正直に問い続けてきた市民は、「形式要件」だけと見えるような「報告書」は許しません。委員諸兄姉のこの3ヶ月の誠実な努力を映し出したものとなるよう、これ以上の負担をかけず十分にこころして提示してください。

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2009年2月15日 (日)

応募1社と応募2社

Isesima この施設は、かつて「メルパール伊勢志摩」と呼ばれていた郵政のもので、建設費250億円これが、4億円で売却(原価の1.6%)されて、今は「ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩」として営業されています。スパウザが建設費455億円、売却8億5千万円(1.8%)今は「ヒルトン小田原リゾート&スパ」として営業というのに良く似てますね。(ただこちらは小田原市と言う公共団体がワンクッションになっていますが)
Saitama これはまだ「ラフレさいたま」と言う郵政施設、野党議員団の調査(写真は保坂展人議員)によりますと「土地 平成5年3月 61億8000万円 建物 平成4年11月 216億4000万円(合計で278億2千万円)で、備品などで約3億円の初期投資だったとのこと。(簿価は2008年9月末時点の簿価が15億5800万円、減価償却は6,500万円、今年は15億を切ってしまう)ここも赤字なので、売却される予定ですが簿価さえ確保されれば正当化されるのでしょうが、1.6%ですと4億4千万か。議員団は予想以上に立派な施設で驚かれています。
 ところで、話題のかんぽの宿一括売却問題、売却に応募したのは、第1次応募7社、第2次応募3社、最終入札は1社(オリックス)109億円だったそうです。応募1社でも公開入札と言うのでしょうか。かつて我が小田原市の駅前「再開発」でも、2002年5月に「一般業務代行者公募」に応募1社(株式会社村井敬合同設計)と言う事件がありました。この公募の仕組みを作ったのが応募1社さん自身と言う自作自演に比べると、郵政は売却事務はメリルリンチ日本証券だそうですので、まだましかも知れません。(事務手数料6億円だそうですが)我が「村井設計」は、どういう訳か2006年7月に袖にされ、再び公開公募。今度は「匿名投資組合(投資者は村井さんではと言われている)」とアーバンコーポレイションの2社が応募。2007年2月には匿名はダメと判断されアーバン1社のみが「優先交渉権者」に、2007年10月30日にはついに㈱アーバンコーポレイションを事業施行者に決定して、2008年8月13日アーバン破綻。
 公開公募して、応募が1社とか2社でも公開公募といえるのですね。公共団体や公社とか特殊会社ではこんな論理がまかり通っているんようです。そのうち、小田原市所有の「元スパウザ施設」も公開入札、応募一社ということにするのでしょうか。国民が負担した税金や保険料などは気楽に使われるのですね。まだまだ私たちの知らない不当な散財がまかり通っているんでしょう。

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2009年2月14日 (土)

自主的かつ総合的に実施する役割

Kyuuhukin 小田原市は2月2日付けで「定額給付金に関するお知らせ」というサイトを公開しました。そこでは以下のようにこの施策目的が説明されています。「定額給付金は、給付によって生活支援を行うことを目的とした制度です。また広く給付することにより、地域の経済対策にもつながる効果も期待されます。」小田原市では、いつこのような意思決定がなされたのでしょうか。議会は休会中ですので、市長、理事者だけで決めたのでしょうか。日本国政府が決めたので、それに従うだけということですか。そもそも、日本国の国会でこの施策実施のための法律が成立していますか。衆議院の再議決などと、まだまだ成立にまで至っておりません。「間違いなく成立させるから、筋は通らないが、国の施策として決定したことにして事務を進めなさい」と命令されたのでしょうか。「給付までの流れ」として「予算関連法案成立後(3月中下旬頃)に市から申請(受給)者の方に、申請に必要な書類を郵送します]と書かれていますが、何を基にこんな判断ができるのですか。そう説明しろと命令されたのですか。
 だいたい支給のための予算措置はどうするのですか。まさか、この3月定例会で予算を承認させるのですか。一寸無茶苦茶ですよ。小田原市は日本国の下部組織なんですか。地方自治法では「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。」ことを掲げております。「自主的かつ総合的に実施する役割」を放棄するのですか。地方主権なんて絵空事なんでしょうか。

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2009年2月13日 (金)

おだわら隣人祭り〜La fete des voisins

Fetevoisins2 ご承知の方も多いかと思いますが、簡単に紹介します。La fete des voisins 昨年6月のNHKクローズアップ現代の紹介記事です。「ご近所と話してますか?~「隣人祭り」というアイデア~「隣人と語らいましょう!」18年前、パリの片隅で、お年寄りの孤独死をきっかけに1人の青年(アタナーズ・ペリファン氏 パリ17区の職員)が始めた小さなパーティーが今、世界28ヶ国750万人が参加する一大イベントとなっている。「隣人祭り」と名付けられたこのパーティーは年1回、同じアパートや地域に住む隣人が集い、食事をしながら語り合うシンプルなもの。しかしこの祭りから生まれた信頼関係や連帯感は、国境を越えて、生活する上での小さな問題から、「高齢化」「育児」といった様々な社会問題までをも解決する礎となり始めている。そして今年、日本にも上陸…。番組では発祥地パリ、貧困地域での開催に挑むリバプール、そして日本の「隣人祭り」に密着。「地域コミュニティー復活」という問題意識が国を越えて広がっていく潮流をとらえる。」アタナーズ・ペリファンさんは、昨年末に来日してシンポジウムなどにも参加しています。(その来日記録
 日本でも、新宿と神戸で初の『隣人祭り』が開催されてから、かなり広がっているようです。ヨーロッパでは、5月の最終火曜日(今年は5月26日)に一斉に行なわれます。昨年は580以上の町で開かれたそうです。
 この小田原でも、ご近所のお祭りは「神社」の祭りや自治会主催の夏祭りなどがありますが、この「隣人祭り」は「一品持ちよりパーティー」に近いものです。小さな単位での近隣パーティーを、同じ日に全地域でやるということに意味があるようです。
 昨年11月から地域コミュニティー検討委員会が始まり、先月までに3回の会議、第4回が2月17日にあります。基礎自治体の末端としてではなく、住民自治のコミュニティー構築が検討されています。私の自治会では「あいさつ運動」などという、何とも基礎的な作業さえ行なわれていますが、たいへんシリアスな社会病理学的な考察さえ求められます。昨年11月には、真っ昼間の強盗事件で84歳の男性がが亡くなるという悲劇もありました。
 この La fete des voisins は、飲み食いとおしゃべりという日常性の楽しみで、コミュニティー構築を全都市一斉の fete として、恒常化しようというアイデアです。
 ヨーロッパでは5月の最終火曜日開催ですが、カナダケベックでは、6月の第1土曜日です。私たちのまちでも一番良い季節では無いでしょうか。「おだわら隣人祭り・6月6日(土)」全市一斉に近隣一品持ちよりパーティーをやりませんか。コミュニティー構築は最大の課題です。

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まちづくり議論本格化いつ?

090213shinsei 2月10日の「小田原駅・小田原城周辺まちづくり検討委員会」分科会を3会議、午後5時から10時まで傍聴させていただきました。委員のみなさんもたいへんでしょうが、傍聴者には堪えます。(傍聴者にもデスクが用意されるようになりました。ありがとう)記者の方も最後まで熱心に取材なさっていました。「この日の三の丸地区分科会は2時間近く続いたが、加藤市長の思い描く『ガチンコの議論の場』にまで達していない印象も見受けられた」と記事に記されています。まさに議論の入り口に来たと言う段階ですが、次回3月10日の会議で報告書を決定するそうです。形式要件が整えば良いのでしょうか。委員のみなさん、大勢の傍聴者のみなさんのむなしさが思われます。
 ところで、今日体調不良を押して、「小田原駅・小田原城周辺まちづくりへの意見」を送りました。1000字を超えたとのエラー表示で、数回あわてて削除を繰り返し、やっと送信できました。以下に転載させていただきます。

小田原駅、小田原城周辺まちづくりへの意見(松本茂)2009.2.13.
(1)委員のみなさんへ公正で十分な情報の提供のお願い
これまで5回の検討委員会会議(分科会を含め)における論議をお聞きしてきました。ここまできてやっと「検討」の入り口にたどり着いたと委員のみなさんもお考えのように感じます。それは委員のみなさんへの情報提供が十分ではなかったためです。委員のみなさんへ公正で十分な情報の提供をお願いします。
(2)3つの案件についての意見
● 「小田原地下街施設」は商業施設として成立させるための施設改善は建築的にも財政的にも無理です。この施設は空間設計、機能設計の上でたいへん劣悪で、集客する機能は弱いと評価します。小規模改修によって、市民福祉的、公益的な施設として使用可能なものを企画すべきです。
● 「お城通り地区再開発事業用地」は、早急に、これまでの施策のしっかりした点検評価に立って、開発の事業手法をまず検討すべきです。これまでのような優良建築物等整備事業の補助金などでの事業者委託、民活(PPP)では困難になっております。この用地にこそ県企業庁の地域振興施設等整備事業を活用できるように、施策を展開すべきです。
● 「三の丸地区」は、ホール用地として準備した5,900㎡ほどの用地があるだけですので、機能配置として示した市民ホール施設の設置にはさまざまな問題、史跡、景観、防災など、市民満足を得るには解決が困難な問題が山積しているように思えます。用地の整備が進展しているとの説明もありませんが、用地利用の手法も、短期的暫定利用、中期的暫定利用などを選択すべきです。
(3)早期実現についての意見
市民ホールは、小田原市民が今、最も望んでいる施設と思われます。検討委員会の論議の中でも、喫緊の課題として、奇をてらわない、質実で機能的なホールが望まれています。利用可能な用地は、約1ヘクタールある再開発事業用地を使うべきです。事業手法は、地域振興施設等整備事業による建設を選択できます。市民ホールの建設は、さまざまに論議され二転三転して参りましたが、「早期実現」が可能であるのは、この用地利用によってのみであります。用地整備として民有地の取得あるいは権利変換などに早急に着手するなら、その進展に合わせて速やかに設置施設を計画することができます。

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2009年2月11日 (水)

Representative

Heritage 私の乏しい国際交流ですが「San Francisco Architectural Heritage」という建築遺産保全の団体に20年ほど前からサポートメンバーになっています。今日のメールです。「Call Feinstein and Boxer - Senate to Vote Today on Stimulus Bill. Calls take less than 5 min. and are conveyed to the Senators.」で始まっています。そして、オバマ政権の景気刺激策として5500万ドルを歴史遺産保全基金積増しに支出するべく週末の法案を成立させてもらおう。カリフォルニアの二人の上院議員ファインシュタインさん(元サンフランシスコ市長)とボクサーさんにメールを送ろう。電話が一番。Please contact Senator Feinstein at:Phone: (202)224-3841Fax: (202) 228-3954 or Email: http://feinstein.senate.gov/public/index.cfm?FuseAction=ContactUS.EmailMe
and Senator Boxer at:Phone: (202) 224-3553 Fax: (202) 228-0454 or Email: http://boxer.senate.gov/contact/email/policy.cfm と、メンバーの即座の対応を求めています。アメリカ合衆国も代議制民主主義ですが、議員は有権者とのホットラインを意思決定の土台にしています。議員のみなさんには選挙母体との対話を大切にして欲しい、選挙母体のみなさんには、億劫がらずに議員に話しかけて欲しい、そう強く思います。

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小田原城址公園愛犬家の集い(4)

Wanwan0902 今日「建国記念日・流鏑馬の日」ワンワンクリーン大作戦が行なわれました。昨年の10月13日に初めて手探りで呼びかけた会から17週で(僅か?やっと?)今日の市民行動が実施されました。何と、30分以上前から参加者集団ができてきて、定刻午後2時には44家族と犬、55人の方が作業を開始しました。観光課の職員さんも撮影役でお一人顔を出されました。会長に留守番をお願いしてからも、参加者が増えていました。
0902garbage 午後3時、作業を終えたみなさんが帰着され始めました。30分ほどで、ごみ分別が済まされ、10袋あまりの回収袋に整理されました。
Neglect 放置糞の回収は、小型犬1頭、中型犬1頭のものでした。55人の方が作業されたにしては、ごみもかなり少ない量でした。午前中に他のボランティアグループがゴミ回収をなさったのだろうと言う方もいられましたが、確かに少ない量でした。3、4年前に比べると最近は放置ごみはかなり減ってきていると思います。朝の作業でも平均ビニール袋半分くらいです。犬の放置糞は3週間にひとつくらい。人の放置も年に3つくらいはあります。
 ワンワンクリーン大作戦が、55人の作業で放置糞2つということに、放置糞だらけで、犬の立入を禁止すると予告されていましたので、安堵とともに今後のクリーン作戦に明るいものを感じました。城址公園から、交流人口拡大に役立つホスピタリティーが示せそうです。観光課、環境保護課の管理力とホスピタリティー修得、「歴史と美」の提供充実に繋がって欲しいと切望しています。
 来月は3月11日(水)午後2時から第2回実施です。ご参集ください。(変更になりました。やはり休日が良いということで、ワンワンに拘らず3月8日の日曜になりました.今後も毎月第2日曜日実施、雨天中止です)
090308

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給与の削減

Paycut2 今日の報道によると、昨日2月10日に小田原市長は予算の概要を記者発表しております。「新市長カラー薄い新年度予算」との評価、「市民参画事業は数多く」「新しい小田原へ『種まき』」との評価もあります。一般会計、自治基本条例検討に60万円、ケアタウン構想推進に28万円など「新規事業」の予算措置は、どう理解すれば良いのでしょうか。市議会3月定例会が2月18日に開会されますので、予算書を勉強させていただきましょう。
 予算記事の傍らに「財政悪化で給与削減」市長10%2年間、職員1%1年間という記事がありました。(神奈川新聞2/11)総額で年間1億1千5百万円だそうです。厳しい財政事情に対応しての措置なのでしょうが、賛同できません。財政事情を基に現在の市職員の給与体系そのものに検討を加えることが必要との判断はあり得るでしょう。でも、1%カットで1億1千万円ひねり出しても、市長と副市長たちで500万円上積みしても財政悪化に対応できないでしょう。こんなことで、モチベーションを低下させてはなりません。
 ぜひ、市長力、副市長力、教育長力、職員力を強めて、小田原市政の質を上昇させて欲しいと強く思います。

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暫定利用は一体いつから?毎月680万円!

Zantei 昨年11月1日から28日にかけて募集した「ホール予定地」の暫定利用の市民意見の概要が12月4日にアップされていますが、数日前からこの用地に客土用の黒々とした土が積み上げられています。
 公表された市民意見の応募概要、意見21人24件 意見概要(1)公園・広場・・・10件(子どもの遊び場所、花の公園、芝生広場、犬との散歩広場)(2)駐車場・バイク駐車場・・・5件(無料駐車場、無料バイク駐車場など)(3)スポーツ広場・・・2件(フットサルコート、テニスコート、ターゲットバードゴルフ場)(4)高齢者の憩いの場・・・2件(仲間とお茶ができる場所、芝居小屋、足湯など)(5)サテライトスタジオ・・・1件(小田原ケーブルテレビ、FMおだわらのサテライトスタジオ)(6)野外ステージ・・・1件(仮設大型テントによる野外ステージ)(7)小田原メダカ養殖・・・1件(小田原メダカを養殖する「メダカの学校(仮称)」の設置)(8)その他・・・2件◎合計・・・24件
 利用計画が決定して工事開始かと思い「産業政策課中心市街地活性化担当」職員に問い合わせました。「まだ何も決まっていません。評議中。黒土が入っていますか?たまたまどこか知りませんが、残土が出たので、この暫定利用に役立つかもとして、受け入れただけです」と言うお答えでした。
 この黒土、なかなか良質のように見えます。花の公園等には使えるでしょうね。事業計画決定以前に資材を受け入れるとは粋なことをなさるものです。この用地、建物解体、埋蔵物調査、道路付け替え工事等の後、もう既に2年以上放置されてきました。見直しを掲げた新市長登場以来でも37週です。暫定以前に「とりあえず利用」として、この客土で整地して開放しませんか。原っぱにはなりますよ。子どもが遊べますよ。犬も散歩できますよ。5,900平米の土地、時間コストはいくらですか。地代換算(行政財産の目的外使用許可基準、100万円/坪仮定)したら月に680万円ほどになります。24ヶ月ですと1億6千万円を超えます。37週でも5,600万円ほどです。
 なぜこんなに時間がかかるのですか。

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2009年2月10日 (火)

もう37週

090205koumei 「オバマ政権2週間」矢継ぎ早の政策。対テロ戦争(グアンタナモ等)・中東和平・経済・エネルギー・政治改革(情報公開等)・人工妊娠中絶------。就任式から2週間でチェンジを見せてくれました。見えることはとても大切だと思います。チェンジのメッセージでも、予告でも結構ですから出してください。もう37週経ちました。

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議会改革

Gikai 先日の勉強会の話の続きです。この勉強会には、5人の議員さんがお出でになりました。参加者からの発言は、議員さんにとってはやや納得しかねる部分もあったようにも思えましたが、一般の市民の方が、議会の姿や行政の仕組みに直接「不満」「苦情」を申し立てることができる良い機会だったようです。参加者の気持ちには、前市長の判断ミスを事前にチェックすることをせず、チェンジを求める市民に選ばれた新市長にはその判断ミスを継承するように強制した、議会とは一体なんなんだ、そんな気持ちが鬱積しているようでした。その強制によって「苦渋の決断」の縛りがかかった「検討委員会」の委員さんたちは「検討」に戸惑いつも、何らかの「結果」を出さねばならない、行政側からは用意された報告案に誘導されそうな新たな「強制」がかかりそう、行政とは一体なんなんだ。
 いまの「混迷」は、あきらかに議会発です。議員のみなさんは、「市長選の1年前」一昨年に選挙で選ばれた方々です。市長選の市民判断は、議員選挙とは大きくずれています。昨年6月議会の議事録を見ると良く分かります。前市長の施策を支えた議員さんは、新たな市民判断を受けて欲しいものです。
 いま、地方議会は経済社会状況の変化と地方分権改革にどう対応すべきか、さまざまな動きが各地方から聞こえてきます。2006年12月15日、小田原市民10人が、「小田原市議会基本条例の制定についての請願書」をだしました。請願者の陳述は許されませんでした。紹介議員の檜山智子さんが理路整然たる見事な趣旨陳述、共産党の原田敏司議員と市民クラブの中島春子議員が賛成討論、反対討論なし、本会議即決採決で、8対20で不採択となりました。賛成なさった議員は、3人の議員の他、飯山茂雄議員、木村信市議員、安野裕子議員、関野隆司議員、田中利恵子議員の5人でした。(2006.12.22.の記事)請願趣旨は「小田原市議会基本条例制定のご検討を早急に開始してください」ですが、その中で、「議会主催の一般議会の開催」について触れています。議会が、市民には傍聴だけでなく、双方向の意思疎通ができる開かれた議会を主催するなど「親しみやすい」市議会が望ましいと記しています。
 まさに、今の混迷について、検討委員会まかせにしないで(傍聴議員は極めて少ない)、この一般議会で異論のある市民意見を聴き、議員の意見を発するべきではないでしょうか。議員は市民の前でもっと発言するべきです。市長などの執行部との「質疑」だけが、「意見」表明の場ではないのです。市民の前に勇気を持って出てきてください。傍聴席からは、みなさんと違って一言も発することはできないし、拍手もブーイングもできないのです。傍聴経験者は、みな違和感と不快感を持って、もう二度と行きたくない、馬鹿馬鹿しいと言われます。
200501 請願を出したときに、「時期尚早」といわれました。「小田原市議会議会改革検討委員会」は昨年2月に「最終答申」を出して解散しました。「議員の賛否の公開を求める署名運動」も続いています。議会改革はもう待ったなしです。委員会を立ち上げてください。(画像は議会だより2008.5.1.号。最終答申は議会サイトに公開されていましたが、今は消えています。私の手元にはコピーだけがあります。「喫煙室の利用、基本を議員専用とするか?」等が目につきました。請願・陳情の扱い、情報公開、質問事前通告制などなどほぼすべて「現行通りとすることとした」となっています。)

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2009年2月 8日 (日)

勉強会「小田原駅・小田原城周辺まちづくり? 一体どうするのか」

090208 今日午後、市民会館第7会議室で標題の勉強会が開催されました。開会前から多くの方がお出でになりました。検討委員の方5人、市議の方も5人みえました。開会午後1時半、3時半終了の予定が、急遽予約を1時間延長して論議を続けました。この勉強会には、職員のみなさんにぜひお出でいただきたかった。一人もみえなかった。最大の無惨です。市民には顔を背けるべきと思い込んでいられるのですか。こんな市政府はもう止めにしましょう。

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2009年2月 1日 (日)

議員毎の議案に対する賛否の公開

Shomeibo 1/16のブログにも記事にしましたが、その日の「小田原駅・小田原城周辺まちづくり検討委員会」委員長に対して求めた傍聴者による録音の許可についての委員会冒頭の審議が1/30に第3回会議議事録として公開されました。そこには、「録音を遠慮していただく」という委員長提案に賛成の方が、専門委員6名中5名、団体委員6名中5名、市民委員6名中3名、「録音を許可する」に賛成の方が専門委員6名中1名、団体委員6名中1名、市民委員6名中3名の委員の氏名が明記され、11対5として「議案の賛否」がはっきりと公開されました。諮問委員会とは言えかなり珍しいことではないでしょうか。
 いま、「議員毎の議案に対する賛否の公開を求める署名運動」が行なわれています。これまで、小田原市議会は、本会議、常任委員会等の議決者の氏名はいっさい公開しておりません。議事録には「全員賛成であります」「賛成多数であります」「賛成少数であります」というのみの記載で、賛否の数値も明らかにしておりません。かねてから、傍聴者間では、4列の議席毎に確認者を置いて賛否の議員を特定すると言う「瞬間芸」の苦労を強いられていました.でも、この特定は何らその真実性を保証するものなく、公開を躊躇せざるを得ず忸怩たるものがありました。
 議員には、賛否だけ公開されると、なぜ賛成したか、なぜ反対したかが不明のまま真意を理解してもらえない恐れがあると言う主張もありました。それは事実でしょう。録音許可の賛否もその通りだと思います。しかし、それはその議決権者が説明することで解決すべきで、賛否を公開しないという論理は通らないと思います。今回の委員諸氏の「公開承認」は、まさに「議員毎の議案に対する賛否の公開」を支えるものです。
 小田原市議会も、勇気を持って「賛否公開」を実施してください。

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