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2009年3月17日 (火)

歴史は資産か?負債か?(2)

Kameyama 歴まち法の続きです。京都や鎌倉の動きから議員立法で立ち上がった「古都保存法(1966年)」が、同法の理念を、その定める都市以外にも全国的に展開せんとする委員会の答申を受けて、文化庁(農水省も)と連携して立法したものだそうです。
 その委員会報告の結びの文を紹介します。
 「江戸時代末期から明治初期に日本を訪れた外国人は、自然と調和した日本の都市の美しさを一様に高く評価した。
 歴史や文化の集積した場所が都市であり、人々の日常生活が営まれる場所が都市である.都市が人を育み、人が都市をつくる。美しい都市は、ふるさとを慈しみ、誇りを持って生活する人々の表現であり、歴史的な風土の保存・継承とは、先代から引き継がれた記憶の広大への伝承である。
 都市の美しさは健全な生活が営まれる中で育まれる.全国各地の歴史的な風土を今に伝える地域が、その美しさを楽しめる心理的・経済的余裕をもち、真に豊かな暮らしが実現されるよう、国及び地方公共団体は、引き続きその責務を果たさなければならない。併せて、歴史的風土を活かしたまちづくりに対する国民各層の一層の理解と協力を期待したい。」
 上記の図は三重県亀山市の歴史まちづくり事業調整会議の体制を示したものです。亀山市は、第1次認定申請5都市のひとつで、この図のような体制を組んで事業に取り組もうとしています。同時に市民による「考える会」を組織して「まちづくりの基本を定める条例」を策定中です。
 1月に「現在、小田原駅・小田原城周辺まちづくり検討委員会において、三の丸地区(現ホール予定地を含む)の利活用の検討及び市民ホールの機能及び規模の検討が行われておりますので、そこで、これらの検討結果やその後の政策判断を踏まえて、「歴史まちづくり法」に基づく「歴史的風致維持向上計画」の認定申請などを行ってまいりたいと考えております。」と回答された小田原市まちづくり景観課のその後の事務状況などを伺いたいものです。

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