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2009年5月25日 (月)

先週末のこと

090523romeo 23日の土曜日は、午後から上野の東京文化会館に出かけ、デンマークロイヤルバレエ団の「ロミオとジュリエット」のマチネーを楽しんできました。プロコフィエフのこの物語バレエ曲はいつ聞いても、心を熱くします。1935年の曲ですが、彼の難しい立場で精一杯「古典」を創ったもののように思えます。ノイマイヤーの振り付けは、見事です。ジュリエットを演じたプリマはたいへん若い方でしたが、美しい踊りでした。2時間を超える時間、久しぶりに堪能しました。演奏した「東京シティー・フィルハーモニック管弦楽団」は、1975年設立の自主運営と紹介されていて、1994年からは東京都江東区と提携を結び、新たに誕生した区民のホール「ティアラこうとう」で定期演奏会を開いているそうです。地域での文化醸成の成功事例でしょうか。
090523tokyohall この前川国男さん設計の東京文化会館は1961年に開館し、当時建築の学生だった私にとっては感嘆と羨望の作品でした。それ以後長い間ここはオペラやバレエ上演の主要施設として活用され、私もかなり通ったホールです。いまから10年ほど前だったでしょうか、前川事務所の設計監理で大幅なリノベーションがなされ、舞台機構などが一新されました。改修完了直後に日大の近江栄先生に案内されて舞台裏などをじっくり見学したこともありました。とても思い入れの深いホールです。(先生のご長男の近江哲郎さんが小田原市のホール構想発表のコーディネーターをされていたのにはびっくりしました)このホールは、オリンピックを控えて東京都が若々しい活力を発揮していた時代のモニュメントとして、長く記憶されることでしょう。
090524hinohara 24日の日曜日は、東京渋谷の知人の教会で日野原重明さんのお話を伺うことができました。1911年生まれのご高齢とはとても思えない、元気さに溢れた講演でした。説教段にしっかりと立たれて2時間、素晴らしい教えでした。講演の前には、聖歌隊を指揮して美しい「奉唱」を聞かせていただきました。「朽ちるものと朽ちないもの---」というテーマの講演でしたが、ジョン万次郎の今日的意義、オバマ大統領の「核廃絶発言」、ソマリア沖から始まる「自衛軍」などなど、無心に引き込まれる2時間、得難い体験でした
090524simpatico その足で、夕刻には東京オペラシティー・リサイタルホールでのコンサートに回りました。友人の娘さんが主催する室内管弦楽団の定期演奏会です。毎年5月の楽しみの一つです。彼女はフルートのソリストですが、出しゃばることなくとても良い調整能力で10年以上演奏を続けています。この日はめずらしくプーランクのフルート曲でソロ演奏をしました。オペラシティーはとても大きな施設で、何度行っても迷子になってしまいます。地階の中華料理店で仲間と軽くいっぱいやって、慌ただしく帰路につく際にも出口にたどり着くのに時間をとられ、新宿駅では必死の思いで最終ロマンスカーに飛び込みました。
 充実したとはいえ、かなり疲れた週末でした。

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