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2009年6月

2009年6月25日 (木)

小田原市議会定例会中継

090625citycounciltv2 昨年度から始まった「本会議インターネット配信事業」は、小田原市議会の貴重な変革でした。画像中継については平成19年度に新たに「ケーブルテレビ中継等委託料461万円が組まれましたが、翌20年度で初めて本会議インターネット配信事業費321万円、本年度は325万円が承認されています。とても有効な公開手法ですが、画像は、いかにも貧弱な水準です。今日は自宅で作業がありましたので、ライブで見ることができましたが、たいていは翌日に確認したいものです。5日ほど後でないと録画が公開されないこともたいへん困ります。現在のライブ中継は定例会本会議のみになっておりますが、臨時会はもとより、委員会、全員協議会などもぜひ中継対象にしてください。
090625mtv2 この画像は、地デジ7チャンネルのMBA中継の画像です。この程度まで水準あげると費用がかかりすぎるのでしょうか。今の画像ですと、議員毎の賛否などまったく確認することができません。いろいろ技術的な問題もあろうかと思いますが、何とか人の顔が確認できる程度にはしていただきたいものです。

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2009年6月24日 (水)

小田原市議会の説明責任(3)

090624rikenhall この6月22日に総務常任委員会がありました。傍聴に行きました。何とも報告のしようもない「審査」?です。本当にこんな議会が、私たちの代議者なのでしょうか。評価しようもない質疑やら「意見」、それに「差別用語」まで飛び出す始末。絶望的な無力感に襲われます。
 ホールは三の丸につくることをたびたび議会が承認してきたとして、市長のマニフェストをひっくり返したのは多数派のあなたたちですよ。つくるための最低の条件整備の手がかりを作ろうとする施策を否定することは、「つくるな」ということですか。何もするなということですか。理顕設計で作れということですか。
 補正予算を否定した議員さんに、説明を求めましょう。動議を出した加藤仁司議員は、なにか「市民の意見も聞かずに用地拡張か」というようなことを言われていました。市民を含めた「検討委員会」での検討施策の予算を議会は承認したが、市民の意見が入っていないからその結論は認めない、そんなことなんでしょうか。まったく理解できません。前市政が提示した5,800平米の用地で市民ホールをつくれということなんでしょうか。この立地での公共施設設置が理解できていないのでしょうか。この用地に市民ホールができるか、できないかは検討委員会を傍聴していれば分かることです。市議会の「権力」によるまち壊しはもういい加減にやめなさい。
 小田原の未来を守りましょう。市議会を変えましょう。明日25日の本会議傍聴に脚を運んでください。

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2009年6月20日 (土)

小田原市議会の説明責任(2)

090620kanagawa 5月29日の5月臨時会は16人の議員が「議案に対する議員毎の賛否を公開することに関する陳情」を否定されましたので、私のブログにその賛否を公開しました。6月定例会の建設経済常任委員会が補正予算審査で、「調査委託料を削除」とした報道がなされました。「市長なりの咀嚼部分を見せてもらっていない」「時期尚早だ」として小松久信公明党議員をはじめとした6委員が賛同して削除したのです。賛否が報道で公開されました。
 一般会計予算書を読むと、平成21年度の議会費は4億1796万円。本会議インターネット配信事業費325万円、筆耕翻訳料等(会議録作成外注費でしょうか)392万円、議会だより経費700万円などが情報公開費用か。議員報酬(28人)1億6136万円,議員期末手当6824万円,議員共済費2697万円、調査研究費396万円,政務調査費2184万円などが議員活動の費用か。
 198,841人の市民に知らせる費用の総計は1418万円、市民一人当たり71円。28人の議員活動費用の総計は2億8238万円、市民一人当たり1,420円。
 選挙人、納税者としては予算削除にいたった「議員なりの咀嚼」をぜひご披露いただきたいものです。「賛否の公開」を求める陳情をなさった市民団体「麦の会」などでは「議会を変えよう!」として、市民の皆さんによる大きな改革運動を呼びかけられています。議会改革の第一歩は「開かれた議会」です。まず議会自らが市民、納税者の前に出てきて、市民に説明をするべきです。
 19万市民は、一人当たり年間71円分の広報では十分な理解はできません。22日(月)の総務常任委員会(市民ホール関係の予算審査があります)、25日の本会議(常任委員会からの報告の賛否採決があります)から30日まで一般質問が始まります。週日の昼間に市議会まで傍聴に行くのは、市民にとってはたいへんな負担ですが、多くの方が足を運んでいます。この6月議会こそ、しっかり傍聴いたしましょう。

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三の丸広場の整備が始まった

090620castlesquare お城前広場の整備がとうとう姿を見せてきました。近来になくうれしい光景です。しかも文化交流課は、この工事と維持管理に市民参加を呼びかけられています。参加申込は6月30日までとなっています。お堀端通りにこのオープンスペースがどのように育っていくのか、楽しみです。当方、長寿高齢者ではありますが、水まき、草むしり、種まき、芝刈りなどは足手まといで無理としても、早朝のごみ拾いくらいはできそうです。今朝も一回りしてきました。外れ車券を拾いました。
 梅雨はもうすぐ。芝張りも急ぎますね。大勢の市民参加で美しい広場をつくりましょう。

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2009年6月19日 (金)

小田原市議会の説明責任(1)

 昨日6月18日の小田原市議会建設経済常任委員会の「 平成21年度小田原市一般会計補正予算」の審査で、「お城通り地区再開発事業 事業化検討調査委託費189万円」を削除する動議が公明党議員から出され可決されました。小田原市民周知のとおり、平成元年から続いているこの「再開発事業」は、これまでに事業推進調査委託費だけで1億4235万円を支出しております。民活でかかわった一般業務代行者には、業務費等で1億7733万円、昨年倒産したアーバンコーポレイションには、補助金1億1760万円が支払われております。(一部神奈川県、国の交付金も含む)これらはすべて、公明党を含む議会多数派によって承認されてきた結果、無惨に破綻したものです。
 この小田原市の失政を建て直すべく公募市民委員が加わった「検討委員会」がたいへんな努力による検討結果を市長に報告し、小田原市と民間地権者による再開発準備組合が事業化の方向を合意して、この調査委託費が補正予算に計上されたのです。この経緯は、公明党議員さん方も検討委員会の傍聴などを含めて熟知されているはずです。
 この調査費を削除しなければならないとして動議を出されたこと、いかんとも理解し難いものです。委員会内だけでなく広く市民にその事由を説明していただく責任があると考えます。
再開発事業の経緯再開発事業の費用支出

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2009年6月17日 (水)

無期懲役!

090617kanagawa_2 一昨日16日,横浜地裁小田原支部にて、昨年11月に発生した号と打ち死傷事件の被告に無期懲役の判決が出されました。ご承知のとおり、この事件は小田原競輪場の客であった元プロボクサーによって起こされたものです。競輪場周辺住民に大きな恐怖を引き起こし、競輪事業者である小田原市に警備パトロールを要求しました。今年に入ってから交通整理のガードマンが巡回されているようです。自治会でもグリーンジャケットを揃えて、防犯パトロールを開始しましたが、参加者には高齢者も多く負担は大きいようです。
 この地区は短大,高校,中学などがあり、競輪場すぐ側の住宅地には狭い路地や袋小路も多く、ひと目のない、もちろん日中でもほとんど人通りもないようなところです。なぜこういう環境のまっただ中に60年間も公営賭博場があるのか、信じ難い思いです。静かに暮らされていたご高齢の方が、突然のちん入者に殴打されて傷害を受け、死に至ってしまう。そのちん入者は、市の公営事業の顧客であったなどということがあって良いものでしょうか。「無慈悲で残虐」な犯罪者に無期懲役を課すことはできるでしょうが、奪われた生命も、安全安心な暮らしも戻ってきません。
 このまちが、貧困に喘いでいて、日々のの生業が、賭博の収入がなければ成り立たないという状態では決してないはずです。賭博は「健全」な娯楽などではありません。自転車競争の賭博事業の繰出金やらモーターボート競走の賭博事業からの僅かばかりの「環境整備費」などのために、このまちを賭博のまちにするという愚行は絶対に避けるべきです。
 尊徳を誇りとし、「歴史的風致維持向上計画」を策定しようとしているこのまちにとって、賭博事業からの撤退は喫緊の課題であるはずです。

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2009年6月13日 (土)

小田原駅前第二区自治会

090611boatpia 6月11日、このリーフレットが新聞折り込みで配布されました。どなたもご承知のように、5年前の2004年6月24日の神静民報でこの「場外舟券売場」の計画が報道され、全市的に大きな反対運動が起こりました。設置反対の署名は35,707筆に達し、2005年5月24日に当時の小澤良明市長が不同意を表明して、この計画は破綻しました。(この経過は私のHPの「小田原ボートピア阻止」に残されています。)小田原駅前第二区自治会は当初から積極的な設置推進をとなえ、市と議会に陳情書を提出しております。このリーフレットには「平成21年5月24日に、小田原駅前第二区自治会を始めとする、約40名の皆様方に、ボートピア見学会及び事業説明会を行いました。」と記載されています。ボートピア設置の条件は、地元の同意、市町村首長の同意が必要とされています。不同意を表明した首長が替わったので、再チャレンジということなんでしょうか。
 小田原駅東口前の地域は、昨年11月から「まちづくり検討委員会」で論議を重ねて、この3月に報告書が小田原市長に提出されています。そこには「小田原駅周辺地区及び小田原城周辺地区の開発は小田原の歴史を尊重し、歴史的環境に敬意を払う。」との理念が謳われております。小田原駅前第二区自治会のみなさんは、歴史的環境の整備が進行している今、このまちに公営賭博事業をなぜ求められるのでしょうか。まさか僅かな「環境整備費」が目的ではないですよね。誇りある小田原のまちづくりに、駅前のみなさんのお力こそ、第一に求められるものです。

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「三の丸憩いの広場」

090613square 馬出門前に広がる暫定利用計画中の空地はとても気になります。昨年(10月頃?)草花の種がまかれ、暫定利用の市民アイデアが募集されたように記憶します。それから8ヶ月、今朝この「告知」掲示を拝見しました。「花畑」部分を内側に少し拡張し、中央部に「芝生広場を設けられるようです。一番奥の狭小部用地は駐車スペース、検察庁側には「市民花壇」。
 この掲示の隣には「応募用紙 ご自由にお持ちください」としたビニール袋がかかっていましたが、すべて持ち帰り済でした。募集の趣旨は「市民花壇」をただで貸しますから、植栽から管理のすべてをやってくれる市民や団体、「芝生や花畑の広場」の花の種まきや芝刈りなどの作業に参加してくれる市民や団体を募りますということです。絵図が描かれていますので、イメージが良く浮かびます。
 大勢の市民参加でこの広場が育っていくこと、うれしい限りです。でも一言。前から気になっていたのですが「憩いの広場」という命名は、ちょっとずれているかなと思います。「三の丸スクエア」あるいは単に「三の丸広場」では駄目でしょうかね。(作業に参加するには体力不足ですので、ネーミング参加です)

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2009年6月12日 (金)

おだわらTRYフォーラム(4)

3minutes この「小田原市独自の新しい市民参画手法」はなかなか情報不足で良く分かりません。市のサイトで拝見しますと「新総合計画策定プロセスにおける市民参画手法」にある「参考資料・対話の流れ」では「情報提供」50分、「フォーラムとは・討議の流れ」では30分、問合せへの口頭説明では市民団体情報提供10分、所管課情報提供10分、情報提供への質疑10分とのことです。
 画像に示した事例では、テーマ33「多くの人が訪れるまちにしよう(観光課)」への市民団体情報提供が4団体あるので、1団体3分にしますと記してあります。お尋ねしたところ9時15分に開会して9時45分にはぴったり質疑打ち切り、11時10分までは討議の傍聴はできる、発言は駄目。詳細は来週通知するとのことです。
 いずれにしても、3分間でこのテーマへの提言概要、現状認識、実現具体策などを話すことになるのです。なにかすごいプレゼン技術を開発するしかないようです。新しい市民参画はずいぶん市民負担が大きいのですね。

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2009年6月10日 (水)

小瀬村武二さんを偲ぶ

 一昨日8日の月曜日朝方、小瀬村武二さんは他界されました。4月に入院されて2ヶ月を経てのことでした。今夕が通夜でした。平成21年2月12日の「平成20年度おだわら市民大学報徳塾第2回運営委員会」でつぎの言葉を残されています。「小瀬村委員/学んだことを、いかに実践するかが、尊徳の学習だと思う。 私は、小田原が生誕の地でもあり、色々な話を聞いて、尊徳について 知っていたつもりだったが、報徳塾の講師の先生の話を聞くと、自分が 尊徳について何も知らないことに気づいたから、報徳塾を受講した。 アンケートに報徳塾を受講した動機として、『尊徳について理解を深め たかったから』とあったが、どうして理解を深めたいのかといった、も う一歩踏み込んだ動機をもっと知りたい。 アンケートの聞き方が良くないのか、もう一歩踏み込んだものを知りたい。そこから、学んだ後、何かを残そう、何かをしようといったような気持ちになるのではないか。 知識を学んで終わりではなく、行動にあらわしてほしいと思う(会議報告書から)。 」加藤憲一市長の就任直後の2006年6月20日のブログが、小瀬村武二さんの姿をたいへんよく描いています。
 この地に住まわせいただいてすぐに、小瀬村さんさんご一家とはお近づきになりました。素晴らしく行動的なご一家で、小瀬村武二さんの日々から多くを学ばせていただきました。地域を愛され、そのために努力を傾注されている姿には、心から尊敬の念を持っておりました。この地がこのような素晴らしい生涯を示すことができたことに、小瀬村武二さんの霊に心から感謝を捧げます。

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2009年6月 9日 (火)

おだわらTRYフォーラム(3)

090609tryforum 先週の金曜日が期限の「討議テーマ」を対象とした市民団体の政策提言は、ずいぶんたくさん寄せられたようです。「討議テーマ」こそ市民から求めるべきではないかというご意見もたくさんお聞きしましたが、ご担当の職員のみなさんは、ずいぶん精力的に全市の部局から掘り起こされたとお聞きしましたので、成果を期待しております。
 先週金曜日5日に、アップされている市のサイトについてお尋ねしました。「公表された『討議テーマ』は8分野、63テーマですが、企画政策課のサイトでは、『9つのグループに分かれ、合計で65テーマについて討議を行っていただく予定です』とされています。」としての質問5項について、その回答を今日火曜日9日に企画政策課広報担当者からいただきました。「(注)システムの管理上、転送はしないでください。」とされていますので、質問と回答をこのブログの記事としてアップします。
問1.9グループは8分野からそれぞれ別個の討議テーマを割り当てられるのでしょうか?
答1.そのとおりです。各グループ7テーマを担当していただきます。
問2.公表されていない2討議テーマはどういうものですか?
答2.初日と最終日に参加者全体で討議するテーマです。初日は「小田原の魅力って何だろう」、最終日は「胸を張って次世代に手渡せる小田原を創ろう」を予定しています。
問3.なぜ公表しないのですか?
答3.市民活動団体等から政策提言を募集するテーマではないため、募集案内のテーマ一覧に記載しませんでした。
問4.本日の「神静民報」の記事によると市民討議会は「非公開」となっていますが、この報道は正しいですか?
答4.正しいです。討議は原則非公開ですが、初日と最終日の全体討議については公開を検討していますので、後日ホームページ等でご案内します。
問5.市民討議会はなぜ非公開なのですか?
答5.参加いただいている市民の方が周りの目を気にすることなく自由・活発な議論を展開していただくことが重要であるためです。
 素早いご回答に感謝しますが、全体で討議するテーマにするから、政策提言は募集しない、だから記載しなかった。『全体で討議するテーマ』だから政策提言は不要というのは良く分かりません。市民討議は初日と最終日以外は「原則非公開」にする。このことは説明されていませんでした。「周りの目を気にすることなく自由・活発な議論」をしていただくためなら、初日と最終日だけは公開というのもおかしな話ですね。始めての手法でいろいろご苦労もお有りでしょうが、ぜひ、情報はオープンにして進めていただきたいですね。お尋ねしなければ分からないというのはいかがなものでしょうか。

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2009年6月 8日 (月)

朝の散策

090608ajisai 二宮神社脇の「小峰曲輪南堀」と称されている用地は、いま競輪客用の無料駐車場,観光客用の有料駐車場になっています。ここの植栽は梅と紫陽花が中心で、この季節の紫陽花の開花は実に見事で、「紫陽花の道」などと勝手に命名しておりました。ところがここ数年、花の数が激減して寂しい思いでいましたが、今年は、いまだこの状況です。何らかの変化があったのでしょうが、寂しい限りです。
090608repair 寂しい思いのもう一つ。思いはかなり違いますが、来訪者の心ない乱暴です。馬出門枡形の土塀の法面芝生の痛み具合です。ひどい痛み方でつらい思いをしていましたが、何とか修復され、竹串などでの防御工夫に喜んでおります。昨日の日曜日、好天に恵まれましたので人出も多く、この法面芝生の破壊を懸念しておりましたが、今朝の状況は修復時と変わらず無事でした。管理者の熱意と工夫が通じたようで実にうれしい朝でした。
090608openspace 暫定利用のこの用地、まだ広場の工事着手までには至っていないようですが、永年にわたって鉄板仮囲いでかくされていた時代を経て、その後鉄線仮囲いで草花が見えるようになって暫定利用が発表され、いまやっとこの低い木柵に変りました。CHANGE が少し見えたようです。馬出門の復元も、このオープンスペースの出現で、この区域の景観は一変しました.かつて警察署があった頃が想像できないほどです。暫定利用の工事が進み、市民がこの広場を散策できる日が来ること、一日千秋の思いでいっぱいです。

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2009年6月 5日 (金)

捨て去られるヘリテージ

Demolish2 今年の正月4日に、小田原城総構え一周ツアーに参加した記事を書きました。この写真はそのツアー途中で撮ったものです。少年院の官舎側の玄関は、人通りのない道に面していますので、ご覧になった方は少ないかと思いますが、大正13(1924)年の建設でまさに「大正ロマン」を思わせる貴重なものです。85年も経った老朽建物、耐震性に問題有り、新しい庁舎を建設する、こんなシンプルな論理で、見事に消し去られました。
Demolish1 今日の雨の中、細い通りを回り道してこのむなしい光景を記録してきました。私たちの国では、人々の暮らしの時間を感じさせる、それぞれの時代に築かれた建造物などがあまりにも残存していないように感じます。このヘリテージの喪失が、話題にもならない、どうしてこんなに安易に時代を消してしまうのか、そんなかなしさで門前に立ちすくみました。
 サスティナブル、持続可能な社会とは、古いものを捨て去らず、丁寧に保全し続けることではないでしょうか。大量生産、大量消費、大量破壊は卒業したいものです。


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2009年6月 3日 (水)

憲法審査会

090601blue 先日の日曜日、衆議院神奈川17選挙区のある若い男性候補予定者のお話を伺いました。とてもお若くて、その「政治」への志はなかなか伝わってきませんでしたし、やや痛々しい感じでしたが、あえて憲法9条改正の問題をお聞きしました。「9条1項はいざ知らず、2項は現実との乖離は甚だしい。このまま改正するなというのはおかしい」そんなご回答でした。
 この9条は、取り返しのつかないおびただしい人々の惨禍、政治の失敗の償いとして誕生したものと考えています。憲法前文の『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して』を虚言と切り捨てられる方もいられますが、この思想を得るまでの日本国の苦悩に思いを馳せていただきたい。憲法9条2項は、この信頼を我々の世代の命をかけて誓ったものと受け止めています。虚言と読み取る方は、この世界に「信頼」など存在する訳がない、『国権の発動たる戦争と,武力による威嚇又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する』なんて甘えは児戯に類するとお考えなんでしょう。国権の発動たる戦争でいかに多くの悲惨を生み続けているのでしょうか。「戦争で国際紛争を解決することはできない」この教訓を64年前の私たちは、わが子わが親わが兄弟姉妹の命を犠牲にして学んだのです。
 この若い候補予定者も、日本国政府も「戦争で国際紛争を解決」できるとお考えなのでしょうか。去る4月23日に自民、公明両党は「衆院憲法審査会規程」を上程しようとして果たさず、昨日2日の衆院議運理事会において、6月9日の議運で、11日での衆院本会議採決の与野党合意を得たいとしましたが、引き続き協議となったようです。自民党理事の一人は、民主党合意を得たいが、会期もないので自公の与党単独でも強行採決すると語ったとのことです。来年2010年5月18日には、国民投票法も施行されます。「国権の発動たる戦争」を許す仕組みづくりは目前となっています。
 お会いした若くて大きな未来を得ることのできる候補予定者、かけがえのない幼いお子さんいられる青年、「戦争の惨禍」がいかなるものか、想像力を高めていただきたいものです。投票日の直前かも知れませんが、「8月15日」を真摯に読み解いてください。小田原でも「平和写真展]を行います。(画像は「毎日新聞 横浜開港150周年を祝うブルーインパルスのアクロバット飛行 松田嘉徳撮影)

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