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2009年7月22日 (水)

転換1年 市民ホールについて考える

090722hitahall 市民ホールは、20年来の宿願と言われていますが、市長提案の三の丸用地整備の調査費用を計上した補正予算案は議会の多数によって否定されました。議会の多数派が何をお考えになっているのか,まったく分かりません。①小澤前市長の用意した変形用地のまま前面空地なしでつくる。②同用地に前面空地を取って小規模施設をつくる。③こんな半端な拡張では駄目だから調査費は否定する。④同用地を拡張してまで作るべきではない。⑤用地の拡張は無理だから調査費は認めない。⑥拡張して何を作るか分かるまで調査費は認めない。⑦用地拡張するための調査は職員でやるべきで外注は駄目。⑧良く分からんが市長に一発食わせて9月議会で頭を下げたら認めてやろう。⑨四の五の言わず山本理顕設計のままつくれ(これは前市民部長議員だけ?)。こんなことなんでしょうか。「説明不足」という声が飛び交っていましたが、どういう説明が欲しいのでしょうか。
 大切な問題ですから、ぜひ議会主催の市民説明会を開いて、議員のみなさんの言いたいことを市民に伝えてください。
 加藤市長は、小澤前市長の用意した変形敷地はホール建設に不適切、駅前再開発事業の基幹施設として市民ホールをつくるとして、44,108票の支持を得たのですが、「ホールは三の丸」という議会のパワーに屈して大転換をしたのです。それから1年が過ぎました。いま暫定利用で市民広場となった変形用地は、市民の多数によって「不適切」とされたのです。何とか使えるように拡張する見通しを3,000㎡ほどの地権者と話ができたので,進めたいとする議案まで否定されたのです。
 市民ホールは、市民の文化施設ではありますが、大規模な建築物です。委員会の議員さんかたが調査に行かれた大分県「日田市市民文化会館」は、香山壽夫氏の設計になる大変コンパクトで実質的な施設です。これを例示された議員さんが、大ホールなどにしぼればこういうのが建つのではということは頷けます。しかし、ここは小田原市が城跡前の地区として、道路面15mの高度規制を定めています。公共の事業であるならこの15mは守るべきです。ホール舞台部分のフライタワーは、どんなに無理しても25mくらいにはなるでしょう。ここで、歴史に敬意を払うか、払わないかの決断が必要になります。検討委員会は「歴史に敬意を払う」とされています。
 この三の丸地区にホールという大規模建造物を造ることは、現在の小田原市の方向性に反しています。先月から庁内横断の「歴史的風致維持向上計画」を定めるチームもできたようです。この地区は「重点地区」になるでしょう。なぜ、城跡前に大規模建築物をつくることに拘るのでしょうか。右手と左手がまったく違うことをしているように思えます。これまでのまち壊しはもう卒業しましょう。(画像は日田市市民文化会館 日田市のサイトから)

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コメント

冷静にみると今回は市議会が妥当だと思います。拡張地を買収しても東電なしの土地では駐車場を考えるとホール用地としては狭いと思います。東電は電波塔があるので移転は無理でしょう。終わった事とはいえ、今の経済状況なら駅前再開発の地権者の土地を買収できたかもしれません。加藤市長の早すぎた駅前ホール撤回が悔やまれます。

投稿: 市民X | 2009年7月27日 (月) 17時15分

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