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2009年8月28日 (金)

箱根療養所で暮らした戦傷病者の労苦

090828shoukeikan 8月21日に記事にしました「箱根病院」の企画展を観てきました。九段下「九段会館(元軍人会館)」「昭和館(戦中戦後の記憶保存)」前の細い路地、本当に細い路地の奥にひっそりと設けられた「戦傷病者史料館」が「しょうけい館」です。あまり知られていないようですが、参観者は結構おいででした。先月の23日から来月の27日までの企画展は、しょうけい館の1階を使って「箱根療養所で暮らした戦傷病者の労苦」と題した非常に貴重な展示をなさっています。箱根療養所、西病棟(現存)での生活など、今日の私たちには思い描けないような情景を知らせてくれます。証言映像シアターも興味深いものです。学芸員の方は、このような戦傷病者史料館は世界で唯一ではないかと言われていました。小田原風祭の山麓にこのような戦後があったこと、まさに歴史の記憶、地域の遺産として保全したいものです。この得難いとも思える企画展にぜひお出かけください。
090828shoukeikan2f 2階は常設展示室です。プロローグ(軍人と徴兵制、入営、出征、戦地での生活、受傷、救護・収容、戦地での医療)で、戦争の姿が提示されます。そして「野戦病院のジオラマ(かなり迫力のある展示です)」、「本国(内地)への搬送、帰還後の労苦、終戦、占領-----」と続く展示は、戦争の実態を静かに伝えてきます。箱根療養所の特設コマもあります。
 今日は、仕事の慌ただしい中を割いての訪問でしたが、とうとう閉館時間までお邪魔しました。この企画展は、一人でも多くの方に観ていただきたいと、こころから思いました。ぜひぜひ、お出かけください。

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