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2009年11月23日 (月)

小田原市の「小ホール」

091122kyohsen 小田原市民会館の3階に「小ホール」はあります。定員300人。44年前の1965年開設。なかなかしっかりできていますが、躯体の構造バランスが悪いのでしょうか、耐震診断結果でIs値0.19(3階南北方向)の箇所があるとのことで、来年2010年の5,6,7,8,9月の4ヶ月休館になるそうです。確かにこの建物は、小ホールを3階に抱え込んでいるためでしょうか、梁間が12mと長大で3、4階2層吹き抜けとなっています。 国土交通省告示では IS値が0.3未満だと「 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い」とされていますので、「診断結果」を無視するわけにはいかないのでしょう。
 この小ホールで、昨日「芸歴90周年響泉会」とする長唄の演奏会が、午前10時から午後7時頃まであり、大勢の市民、特に高齢の方が集まっていられました。私も開演から1時間、終演前に1時間半ほどおじゃまして「綱館」「鏡獅子」「木賤刈」の3番を楽しませていただきました。先にも記事にしましたが、響泉さんは96歳ですが、この日はまったくの現役、私などの数倍確かな記憶で会話してくれました。響泉さんは、新しい小ホールで90周年をなさりたかったのではないでしょうか。次回95周年を新ホールでなさっていただきたいと願わざるを得ません。このような貴重な演奏会が、多くの方に楽しまれている情景が、この地の少数の方々のご尽力のみで継続していることに深い敬意を覚えました。
 ところで、このホール、耐震改修は柱梁などを補強されるのでしょうが、ぜひ内装や設備、特に備品(椅子)などは診断するまでもなく、早急な改善が求められています。300席のホールが、なんとこの時代「パイプ椅子」を並べただけの貧しさ。こんな醜態どこにもないと思います。

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