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2009年12月28日 (月)

普天間米軍海兵隊基地(2)

091228futenma JR東海の新幹線には「WEDGE」という車内紙が常備されています。さほど手にすることもないのですが、先日たまたま拝見した12月号の「OPINION」には、ちょっと驚きました。『米国に公言,沖縄に甘言 鳩山政権が招く同盟の危機(飯塚恵子)」の見出しです。『米国に要求を突きつけるだけでは、「対等な日米関係」は生まれない。』とのお考えです。この飯塚さんという記者は、日本国の政権が変わったことを認知されていないのでしょうか。「米軍再編や日米軍基地のあり方についても見直しの方向で望む」という政策を国民は選択したのです。
 「辺野古の新基地建設も米軍再編のパッケージの一つ」という米国の主張を丸呑みすべしという記者の考えは、選挙で否定されたのです。しかも『県民のマグマは久々に吹き出し始めている。』と冷ややかな視線で、このマグマが「沖縄に甘言」で引き起こされたかのごとく書き捨てています。先の大戦で最も悲惨な戦渦を受け、いまだに米基地、米海兵隊が我が物顔に存在している沖縄、このような理不尽について『現実に国を守る、という、成熟した為政者』同盟国の首相として、沖縄県民のマグマなど無視して、辺野古の新基地建設もさっさと飲み込んで、米軍再編を支援すべきと主張されています。彼女が守るべきという「国」は何なのでしょうか。沖縄県民は、「国防」のために犠牲になるのを甘受すべし、「民」を守るより「国」を守ることが上位にあるという危険な論理です。
 このような偏狭な危険論理を、OPINIONとする社内誌が,かつては国有鉄道であった公共交通機関に常備されていることには、強い違和感を覚えます。所用によっては、今後も利用しなければならない交通機関です。JR東海は政治的な偏向を止めるべきです。(画像は、11月26日に国会議員らに宜野湾市長が説明された際の資料の一部です。12月12日に再度宜野湾市長が議員懇談会で説明された記録をご覧ください)

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