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2010年3月15日 (月)

ふたたび脱亜従欧

100315kanagawa 今日は3月15日。国家の残虐非道無法が記憶される日です。3月9日に外務省有識者委員会の報告書が出されて以来「国家の嘘」が政府設置の調査委員会で認められたのです。この「密約」さまざまに告発で暴かれていましたが、控えめな有識者委員会の報告でも、驚くべき国家の嘘を知ることができます。1971年に密約(裏負担)の存在を「報道」した毎日新聞記者西山氏は外務省職員とともに「国家公務員法違反」で有罪となっています。「国家の嘘」はいかなる罪に問われるのでしょう。密約関連文書の「廃棄」はいかなる罪に問われるのでしょう。
 神奈川新聞は基地県神奈川の代表地方紙として、昨日まで5回の連載記事「国家の嘘」を報じました。その見出しです。『市民を欺く同盟』『「核の傘」理由に打診(空母母港化)』『闇の中で解釈も拡大』『くすぶる「有事」搭載(核ミサイル)』『憶測呼ぶ表現の違い(メンテナンス)』米海軍横須賀基地の核配備は1992年の「戦術核の撤去」というブッシュ発表で、核兵器の持ち込みは「過去」のこととされていましたが、原潜用のトマホークは現存しています。有事搭載も事前協議の概念外とされるならば、横須賀基地は核基地化します。
 画像は今日の神奈川新聞の特集記事です。60年前の安保改定調印に伴い1952年の「行政協定」を継承するため「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」と称する正式な条約として、安保改定締結と同時に(1960.1.19.)締結されています。これが屈辱の「不平等」条約です。
 神奈川新聞の特集記事は、沖縄タイムス、長崎新聞との「基地県」3紙の合同企画として、今年の1月1日から連載開始されています。「事件、事故・・・苦悩する街」、戦後65年の「被占領状況」が示されています。「基地3都まち風景」という写真コラム(紙面左下)では、佐世保市の天神公園は米軍弾薬庫に接しているため、協会のフェンスに『軍用犬がパトロールしています」との標示、子どもの遊び場の側にある沖縄米軍通信施設には『高圧無線周波、感電及び火傷危険地域」との標示、逗子市の米軍池子住宅基地では、京急線神武寺駅に1億2千万の「思いやり予算」で「米軍家族専用改札口」が設置されたなどと記載されています。占領時代、いたるところで目にした「OFF LIMIT」のMP警告版を思い出します。
 対米不平等を突く今日の神奈川新聞26面には「朝鮮学校に春届く 川崎」という記事も目にしました。高校無償化による学費支援から朝鮮学校を対象外とするとの動きを察してのことでしょうか。「小額ですが気持ちだけ」「すまない気持ちです」との短い手紙を添えて3万円の寄付が送られてきたという記事です。日本国も「親ア親欧」という風にはできないのでしょうか。

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