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2010年4月10日 (土)

選択的夫婦別姓(1)

100410kaze1994 この画像いささか問題ありですが、1994年10月15日発行ということでご勘弁いただきます。16年前の小田原市女性行政室発行の『おだわらの風 女と男 もっと自然に』というリーフレットです。どういう訳か、国際家族年特集の小さな囲み記事「実践してます夫婦別姓」の取材だったようです。小田原にも夫婦別姓を唱える変わり者がいるんだということでしょう。婚姻届は小田原市に受け付けてもらいましたが、もちろん夫婦どちらかの姓を選択するしか届出を受理してくれませんので、世間並みに夫の姓で受理してもらいました。実践しているのは「通称」にすぎません。妻はこれもどうした訳か小田原市の委員会などに入れられていましたが、すべて通称で通っていました。(費用弁償などを受け取る時は戸籍名の印鑑を持参していましたが)通称使用は多くの方がやむなく採用していますが、印鑑登録、パスポートはもちろん預金口座、クレジットカード開設など、いたく面倒なことになります。国家管理が及ぶ領域では一切通称は通用しません。夫婦同姓を強制された『戸籍』名を名乗るしかありません。常に国家の関与を受けて日常を過ごす苦労が待っています。
 先日のNHK放送で長谷川三千子埼玉大学教授が、声だかにインタビューに応じていました。「氏名は個人がどうこう自由にできるものではない。(国家統治の手段で被統治人の所有物ではない)民法は、日常生活の都合で便利な方に変えるなんてものではない」と言うようなことを明確に宣言されていました。君主国の哲学者らしい立派なご説でした。彼女はお年に似合わず旧仮名遣いで、レポートされるようです。日本財団のサイトで彼女の記述を一読しましたが、筋金入りの「名門有識者」の自負に溢れています。妻の話ではTV世界にも登場する一人とか。日本国でもこういう国立大学の自由は立派に保障されているのですね。
 選択的夫婦別姓についての内閣府の調査では、別姓希望が1996年16.3%、2001年18.2%(女19.8%)、2006年20.9%(女23.1%)と、少しずつ別姓希望が増加しておりますが、いっぽう同性希望は48.9%(女51.2%)と多数派になっております。有識者のご評論では、不景気時代には庶民の間には「現状変更拒否」の世論が高まるそうです。長谷川先生のような名門非庶民の君主国回帰思想とは違うのでしょうが、民草の保守化は進んでいるようですね。別姓希望者をむりやり同性にさせるような不自然な民法は改訂して「男と女 もっと自然に」というような優しい世の中になりたいものです。

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