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2010年7月25日 (日)

小田原市立病院(1)

 小田原市立病院を7月6日に退院して以来既に3週間ほど経ちますが、いまだに正常化にはほど遠い状況です。2週間の絶対安静入院の後遺症としても、かなりきつい日々を送っています。この入院体験で、小田原市民としてどうしても発言しなければならないという思いを強くもちました。まだ、一気に問題を提示するまでの気力に欠けていますので、最初にこの病院施設の管理保全について記事にします。
100624605 6月22日、急激で猛烈な頭痛に驚いて、拙宅至近の間中病院に駆け込み、頭部CT撮影などの検査の結果、アイマスクを掛けて小田原市立病院に救急搬送され、再度の検査等を経て入院したのが6E病棟の605号室でした。アイマスクを外していただきましたが、強い光が再出血のリスクを大きくするということから、真っ黒な暗幕が掛けられたとてもくらい部屋でしたが、カーテンも暗幕も寸足らずでしたので、そこそこの明るさは確保されていました。
1006246052 この605号室は、緊急用の入院室なのでしょうか、なんとも殺伐とした倉庫のような小部屋です。この病棟は1984年3月竣工とのことですから、わずか26年経過の新しい建物ですが、一体どうした訳か室内はひどい状況でした。画像のような壁面の破損箇所が数カ所あり、破損後も修理されずそのまま放置され、一部は応急的に厚紙をテープで仮張りしています。窓サッシは、エアタイトのしっかりしたものですが、漏水の応急処置が醜く残置されています。
1006246053 病室ドアはスライドドアの良質のものですが、鉄部塗装がなされないまま傷だらけです。何か、あら探しのような心ない記事になりそうですが、この病院の建物は、1983年3月から84年12月にかけて竣工している、まだまだ「新品」の建物です。病院建築の実務派設計で実績のある伊藤喜三郎建築研究所の仕事ですから、実質的で保全管理もしやすい施設のはずです。それが、どうしてこのような維持保全放棄のような状況になってしまうのでしょうか。『なぜ修繕しないのでしょうか』と愚痴をこぼしたところ、看護師さん曰く『もう老朽化でどうしようもないからでしょう』とのこと。建築後30年にもならない施設が「老朽化」と云われてしまう、こんなことが許されていいのでしょうか。小田原市立病院は、小田原市と周辺市町の基幹病院です。医療の整備、医師の確保ももちろん大切ですが、施設の良好な維持保全は、利用者に取っては極めて重要なことです。
 病院の経営管理局のスタッフにもお話しましたが、あまり危機意識はお持ちではないようでした。そんな枝葉末節なことなどに構っていられるか、医療体制の確保で精一杯ということでしょうか。7月14日付けでの文書回答や「小田原市立病院改革プラン(平成21年3月)」などをいただきましたので、引き続き記事にしていきたいと考えています。

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