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2010年8月21日 (土)

7兆7400億円 ゆうちょ銀行

100820lostsavings 昨日の神奈川新聞、一寸気になる記事です。日本国旧植民地の郵便局の1900万口座に放置されている郵便貯金残高の総額が43億円になるという報道です。敗戦後の引き揚げ、あるいは預金者の死滅などで夥しい喪失口座が発生したのでしょう。沖縄で集団自決した住民一家の貯金口座もあるのでしょうね。当時の43億円を現在の貨幣価値に換算するとどうなるのか、試算してみました。日銀と総務省の換算指数を援用して計算すると、1935(昭和10)年と2008(平成20)年比で約1800倍、7兆7400億円。1945(昭和20)年と2008(平成20)年比で140倍、6020億円。預金者の感覚でもこの中間値くらいにはなるのでしょう。大きな金額です。大日本帝国逓信省が喪失するとはどの預金者も想定していなかったのでしょう。これは、保険についても同じ、あるいはこれ以上かもしれません。
 長期にわたる「貯金・保険」は、預託先の永続を信じなければできません。預け先植民地の「郵便局1600局」は喪失したけど、本土の郵便局は生きながらえ、なんと日本一の金融機関商業法人になっている、あまり愉快な話ではないですね。戦後は永久に終らないようです。

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