« 城跡も城址公園も大切にしたい(2) | トップページ | 小田原市自治基本条例(1)松下啓一委員長 »

2010年8月26日 (木)

玉子

100826eggs まったくの農業音痴の当方ですが、山形県長井市の「自然卵養鶏家」菅野芳秀氏に先週土曜日にお会いしました。その席で「腰に感謝しつつ---」という献辞つきで自著『玉子と土といのちと』をいただきました。この献辞の所以は、数年前、脊柱管狭窄症に悩まされていた菅野さんと外科手術をやるべきか否かで、当方の手術経験などを参考に供したことがあったからです。たまごのことなどまったく無知のままで生きてきましたが、小田原市久野の笹村氏から笹鶏たまごをお見舞いにいただいた際、比較記録を残したのがこの画像です。左側の黄色い方が笹鶏たまごです。菅野さんの本で知りましたが、消費者は「卵色」の濃いものをありがたがるので、生産者(流通者)は薬剤による着色の工夫をするのだそうです。さまざまな色見本があって、好みの色合いを選択できるとか。自然卵、着色加工しないたまごは、「卵色」ではないのだという話、納得と驚きです。右側の大きい卵は生協で購入しているかなり高価な卵です。「自然」であることの厳しさを学習しています。
 ところで、菅野さんの席で当方のおしゃべり(沖縄の話だったか)に応えて、寺山修司氏の「語り」の一節を披露されましたが、その正確な記憶に驚嘆しました。「玉子」のなせるわざなのでしょうか。以下、その一節を転記します。『アメリカ地獄めぐり(1969)』-------中学校の頃、公園でトカゲの子を拾ってきたことがあった。コカコーラの瓶に入れて育てていたら、だんだん大きくなって、でられなくなっちまった。コカコーラの瓶の中のトカゲ、コカコーラの瓶の中のトカゲ。おまえにゃ、瓶を割って出てくる力なんてあるまい、そうだろう、日本。おれがどこから来てどこへ行こうとしているのかを、教えてはくれぬ日本。-----
 寺山氏の語りから41年、瓶の中の肥満のトカゲはこれからしぶしぶ身を細らせるのだろうか。それとも、いよいよ「コカコーラの瓶」を割るのか?それとも-----?

|

« 城跡も城址公園も大切にしたい(2) | トップページ | 小田原市自治基本条例(1)松下啓一委員長 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/49255137

この記事へのトラックバック一覧です: 玉子:

« 城跡も城址公園も大切にしたい(2) | トップページ | 小田原市自治基本条例(1)松下啓一委員長 »