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2010年8月21日 (土)

官幣大社朝鮮神宮

100821chosenjingu この画像から、国民学校5年生の記憶がしっかり蘇ってきます。朝鮮神宮は「併合」後の1919年に「官幣大社朝鮮神社」が、天照大神と明治天皇を祭神として創立され、翌年から大工事が始まり朝鮮神宮と改称して1925年10月に鎮座しています。その10年後からの10年間は、私もこの神宮の「氏子」だったのでしょう。市電「朝鮮神宮前停留所」の停車では、乗客全員起立して車内から最敬礼していました。朝鮮総督府の皇民化政策として、朝鮮神宮参拝と家庭での神棚設置はあからさまに強制され、そのことを子どもの私は日常の中で何の違和感もなく受け入れていました。神道はこの日本列島の原始宗教として「民俗」と受け入れられていますが、国家神道が「大東亜」制覇のための先兵の役割を引き受けていたこと、神道自身で精算すべきことではないかと思います。
 「海外神社」については、神奈川大学教授(学長)中島三千男氏による貴重な研究論文があり、この記事もその成果に依拠しています。(神奈川大学のサイト 21世紀COEプログラム「人類文化研究のための非文字資料の体系化」から、pdf資料を読み出すことができます)
 朝鮮半島はもちろん、台湾、樺太、関東州、南洋諸島、満州、中華民国(当時呼称)には、「神社・社・神祠」が1,640もつくられたそうです。これらは、65年前の敗戦によって放置され、破壊・撤去されたものもあれば、いまだにその残骸が曝されているものもかなりあるようです。中島教授とそのチームの調査論文は丁寧なフィールドワークで、その「非文字資料」に接することができます。
100822youhai 天照大神を祭神とした「信仰」を、日本列島以外の地でその住民に強制することが、国家の政策として存在し、敗戦後も「靖国問題」を筆頭にさまざまな軋轢が生まれています。国内でもアジアでもいまだに国家神道の過去は精算されていません。今日の報道でも、「併合の有効?無効?には蓋をします」「もはや無効」でいいでしょう、などという相変わらずの曖昧政府見解が明かされました。神道は曲がりなりにも「宗教」の姿で他国民に強制したこと、強制された側は、決して「蓋を」してはくれないでしょう。

100822anjunggeun 朝鮮神宮の跡地には、安重根義士記念館が1970年に設けられ、今は新たな大規模施設の建設工事が昨年から始まっています。日本国の隣国外交建て替え工事はいつまで続くのでしょうか。
(上段の画像は中島三千男氏の論文に掲載された写真ー原典は朝鮮神宮奉賛会1937年記念誌、中段の画像は独立記念館から、下段の画像はソウルナビから)

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コメント

左翼の反日日本人め!
朝鮮の手先め!

投稿: 反日日本人に鉄槌を! | 2011年9月10日 (土) 20時42分

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