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2010年9月10日 (金)

「5.28日米共同声明」の撤回を求める陳情

100825chinjo 昨日9月9日、「5.28日米共同声明」の撤回を求める陳情書が小田原市議会総務常任委員会において審査されました。市議会公式サイトの委員会日程及び審議事項を拝見して、傍聴に伺おうと準備しましたが体調思わしくなく断念しました。その審議記録は1ヶ月もしなければ公開されませんので、傍聴された方に審議の様子をうかがいました。これまでにも、陳情審査は幾度も目にしてきましたが、未だかつて陳情者の委員会審査参加は目にしたことはありません。議会規則で禁止されている訳ではないので、陳情の趣旨は陳情者に糾すのが本来ではないでしょうか。これまでのように、この陳情、「総務課」職員に陳情の趣旨等を質問するような愚昧な「審議」は、まさかされなかったと思いますので、書面だけでの理解で意見発言なさったのでしょう。
 以下、傍聴者が記録した各委員の発言要旨です。
・井原委員「陳情内容は大きな問題であると思っている。国の動向を見守りたい。不採択」
・杉山委員「陳情されている件については大きな問題と捉えており、国の方でも議論がされている。撤回と言う趣旨だが、重要な時期を捉えて(おこなわれるべき?) 不採択」
・大野委員「特にコメントはありません。不採択」
・今村委員「民主党政権になり国民に希望を持たせたのが混乱の原因。もちろん沖縄には意見をいう権利はあるが、外交・防衛は国の仕事。今回のことも国が責任で行うべきこと。小田原市議会として考えるならば不採択」
・志澤委員「外交・防衛は国が行うべきこと。動向を見守りたい。陳情については継続」
・関野委員「神奈川は第二の基地県。共産党としても沖縄問題に取り組んでいる。沖縄差別だからというよりも連帯してやっていくと言うことで、採択」
・木村委員「鳩山元首相の発言は国民に希望を与えた。しかし実現するには壁があった。自分としても沖縄差別だと思うし、白紙撤回すべきと考えている。よって採択」
・加藤委員長「国民の動向をみたい。不採択」
・横田副委員長「動向を見たい。(よく聞き取れてません)不採択」
 以上の発言要旨が完全に正確なものではないかもしれませんが、採択・不採択・継続審査については間違いありません。(委員発言については一ヶ月後の議事録公開で確認してください)
 今村委員の「外交・防衛は国の仕事。今回のことも国が責任で行うべきこと」地方議会からの口出しは控えるべきというスタンスは、多くの地方議員が持っていられるようです。国の仕事であることは間違いありませんが、住民の代議者として「公務」に従事されている限り、国政についても自らのお考えははっきり表明されるべきです。「日米同盟が日本国に生きていく最良の選択、海兵隊抑止力は不可欠のもの、沖縄県民は日本国政府と協調して基地受け入れに合意すべき」というお考えの議員もおいでのはずです。明確な意見表明が木村委員だけというのはとても残念です。「動向(選挙?)を見たい」等といわれずに、意見発言していただきたいものです。
 民主党の代表選挙が派手に報道されていますが、雇用、経済政策が中心の争点となって、沖縄基地問題というこの国の最大の「苦しみ」が忘れ去られているような時期、市議各位の良識と勇気がほとんど示されなかったこと、小田原市の「苦しみ」を示しているのでしょうか。
(一昨日9月8日の厚生文教常任委員会は、1時間半ほど傍聴しました。2年ぶりです。傍聴者用のパイプ椅子の「苦しみ」、やはり他人事なんでしょうか。開かれた議会を、いつまでも夢見ている訳には行きません。少しは動き出してください。画像は普天間基地、Wikipediaから)

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