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2010年9月27日 (月)

「ごみ問題」施設見学会

100922gabage1 去る9月22日、一日がかりのバスツアーでこの見学会に参加させていただきました。この日はすてきな青空でしたが、今年の最後の熱暑日、小田原35.8℃とかで、きつい日になりました。最初に訪問したのが芦の湯にある「箱根町美化センター」。
100922gabage2 フラワーセンターから500mほど入った静かな地にあります。上の画像は、瓶類の収集分別の装置です。年間600トンほどあるそうです。この画像は剪定枝と粗大ごみでともに焼却処分です。生ごみと剪定枝の堆肥化は検討課題との話でした。焼却炉は「流動床式」です。
100922gabage3 このセンターの僅か先に、二つの最終処分場があります。満杯になった第1処分場の先に、この画像の第2処分場(平成15年完成)があります。埋立容積49,000立米で、まだ余力十分とのことでした。侵出水処理については完璧を期し、処理能力日量55立米、漏水検知は電極で関知する装置も設けられていると話されていました。国立公園箱根で焼却残さの最終処分埋立をするということ、何か物悲しいですね。
100922gabage4 箱根から、小田原市諏訪の原のフラワーガーデンの隣「環境事業センター」へ。清掃工場はなかなか大規模なもので4つの焼却炉(ストーカー式)で処理日量330トン。箱根と違って隣のガーデンに余熱を送っています。平成3年竣工です。
100922gabage5 巨大なピットに収集投入された大量の「燃せるごみ」が貯蔵されていて、ごみクレーンで引き揚げて焼却炉のホッパーへ投入されます。この画像はその作業を管理する中央制御室です。焼却ガスは「バグフィルター」でダイオキシンなどの煤塵を処理して排出するそうです。捕集した煤塵は薬品やセメントなどで固化して最終処分です。
100922gabage6 清掃工場に隣接してペットボトル減容施設があります。年間700トンほどのペットボトルを収集して、この施設で手作業で異物除去、キャップ外しなどのベルトコンベア作業です。ラベル剥がしは不要、キャップはぜひ外してとのこと。
100922gabage7 整理されたペットボトルは圧縮整形されてから、ベルトでしっかり縛り上げられます。1日の処理能力は4.9トンとのことですので、200日稼働としても、1,000トンほどの「減容」はできるでしょうが、ペットボトルの安易な排出は止めたいもの。
100922gabage8 積み上げられた減容ブロックは、500個ほどもあるのでしょうか、整然と保管されている光景は壮観でした。このブロックは、再生事業者に「入札」で引き渡されるようです。売却収入がある場合と処理費支払になる場合など、市況によるとのことです。手作業による費用などはかなりのものになるでしょう。排出者(製造者・流通事業者等それに消費者も)の責任・負担など、対応を考えるべきではないかと痛感しました。本年度の小田原市の「清掃費」予算は、31億1568万円で、一般会計の5.4%を占めています。
 粗大ごみ処理やびん・缶選別をやっている「リサイクルセンター」では、その残さの説明を受けました。とても楽しげな広報職員で、やや疲れが抜けた感もありました。
100922gabage9 その後、南足柄市にある民間事業所の「あしがら環境保全株式会社(加藤誠一社長)」の施設を訪問しました。同市や開成町、山北町などのリサイクル処理を受託されています。減容処理のほかに粗大ごみ処分、剪定枝の堆肥化なども受託。
100922gabage10 廃プラスチックの固形燃料化などもできるそうで、多彩な事業展開をされているとのことでしたが、なんせ炎熱の中での立ったままの長時間案内で、当方遂にTKO。タクシーをお願いして帰宅するお粗末な結果でしたが、企画していただいた方々の誠実な配慮で、とても得難い学習をさせていただきました。ごみ問題の今後の展開に、大いに役立たせていただきます。

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