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2010年10月

2010年10月30日 (土)

今日は氷雨

101030stump 今朝は、早くから強い雨です。6時に携帯に電話。折角なので起きだして雨中の散歩にしました。さすがに、お城までは行きかねて帰宅。あらためて車で送ってもらい、昨日の伐採結果を見てきました。後処理があったのでしょうか、担当職員と受託業者の方たちが詰めておいででした。氷雨のなかに切り株が寒々と姿を現しています。それを眺めながら、死んだ子の年を数えるような気分。土日の二日間でも「現地説明会」を開催し、みなさんの理解を求め、月曜実施ではだめだったのでしょうか。それほど工期が切迫しているのですね。今後の工事状況をしっかり監査しなければなりません。
 年輪を測定したところ、樹齢127年と読めたそうです。1883(明治17)年は、廃城後のご用邸建設の14年前です。マツの巨木は2本ありましたが、画像では1本の切り株は庇の影から僅か覗いています。樹齢127年のマツの切り株など、滅多に目にできません。ぜひ見学に訪れてください。
101030notice 現場フェンスには、10月26日にこの説明掲示が張られました(もう少し大きい方が良いと思いますが)。開発、建築の告知期間はもっともっと長いですよ。最低でも30日は必要でしょう。無告知強行着手といわれるような「文化財保存」があるのでしょうか。まだまだ、「知ラシムベカラズ依ラシムベシ」というような中世的体質が市役所内に蔓延しているようです。
 今日の神奈川新聞によると、加藤憲一市長は「---今後は市民の意向を盛り込めるような運用を検討したい」と語られたそうです。緑を守りたいと願う「普通の市民」に怒声を浴びせ、暴力行為さえ招きかねないような奇矯な「学識経験者?」委員長の引責が前提であることを市長はしっかり認識してください。
 植栽管理計画だけでなく、城跡整備基本構想、基本方針の抜本的見直し作業が必須であることも。

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今日の寒さ

101029cutting1 今朝は早朝6時、まず愛犬を連れてのごみ拾い、さほどの寒さは感じませんでした。帰宅後早々に7時半の「水の公園/北村透谷碑」前集合に参加。既に何人もの方が見えていました。受託業者の方(森林組合!!!)も既に作業開始。もちろん文化財課長以下も。でも、静かな抗議行動でした。画像にあるような巨大なクレーン2台のアウトリガーが目一杯伸びきった先で、arborist お一人がチェーンソーを担いで高所作業開始。その甲高い音に抗議行動が凍り付きます。それでも「冷静に」静かな抗議行動、報道陣との対話などが続いていました。
101029cutting2 この町では「著名な城郭研究者」「管理計画策定委員長」が突然登場されて、空気は一変。高ぶっていた感情を抑えきれなくなった抗議者たちがこの委員長を取り囲み、不穏な状況。そこへ今度は、受託者の森林組合の監督から、挑発的な怒声が発せられて、様相一変。現場を閉鎖している仮囲いのフェンスをよじ登ろうとする女性抗議者。何とか引き戻すことができましたが、彼女は怪我をされたようでした。委員長氏の怒声、対抗する抗議者側の怒声。予期しない状況を沈めるのにかなりの時間がかかりました。委員長氏の「男気」には刮目しましたが、理解に苦しむこの愚挙は記憶されるべきです。その間もチェーンソーの音は響き、古木は上部から段階的に伐採されていきました。
 かなりの時間、この愚挙を見学していましたが、寒さにこらえきれず、わが家に戻り着替えをして出直しましたが、険悪な空気は消えていませんでした。
101029naval_j1 この日は、「ピースツアー第2弾・軍港めぐりとネイビーバーガーランチ!!」の実施日で、横須賀まで出かけました。基地県神奈川の老舗、横須賀米国海軍第7艦隊基地巡りです。APECのせいか、天候のせいか、米軍基地は遠見だけ、GWもお留守で、留守宅の12号バースの確認のみ。
101029naval_3 もっぱら米海軍に寄り添う日本「海軍」の軍艦を見学しました。画像の軍艦は、悪名高き「イージス艦」です。亀の甲型の「プレート」が一基500億円もする高性能のレーダーで、4基装備されているとか。米国海軍が80隻、日本国「海上自衛隊」が6隻で保有数第2位。クルージングガイド氏は軍艦の解説に熱を込められていましたので、当方も軍国少年時代の追憶に浸されましたが、かの「日章旗」などを目にして、辛いタイムスリップです。冬支度のおかげで、こころ冷えにも震え上がることなしに済みました。
101029naval_j2 我が「海軍」もなかなか立派なものでした。この画像少しかぶっていますが、ヘリコプター空母です。専守防衛の我が「海軍」は、攻撃型軍艦の「空母」は保有できないのだと元気な若者ガイドさんから教えられました。空母が「軍事大国」の入会資格のようです。他にも木製の巨大な掃海艦に朝鮮戦争時代の悲劇などを想起し、胸を痛めました。
101029naval_4 このネービーバーガーがランチです。米国海軍によるアメリカ文化普及、「日米同盟深化」なのでしょうか。意地になって「完食」しました。早朝からの強行軍と無理な完食で、ひ弱な高齢者は遂に醜くダウン。横須賀サポセンの立派な施設でのミーティングでは、舟をこいでしまいました。長い一日でしたが、忘れられない日になりました。小田原にもいつの日か「季節の変わり目」が訪れるのでしょうか。

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2010年10月28日 (木)

「市政課題のかじ取り」

 今日10月28日(木)お昼の時間は、雨の中高齢者が集まって、明日の「古木伐採」への異議申立の作業に「協働」しました。平均年齢70歳かな。
 夕刻は、マルシェ・ジャポンの総括などを話題にした「地下街再生」のまちづくりの集いに短時間でしたが参加しました。みなさんは新しい明かりが少し見えてきたのかなという評価のようでした。小田原市は、JR東日本という霞ヶ関立巨大商業資本に翻弄されているのでしょうか、この「高価な」施設は相変わらず放置されたまま、暫定利用さえできないようです。マルシェはこの1回で、JR東日本の使用同意が得られないままに終りそうとか。ひどい話です。暫定利用を渋るJR東日本の意図が見え隠れします。小田原市の交渉人さん、「駅中」ではなく「駅前市街地活性化」のために腰を据えて頑張ってください。地下街は「高価な」施設ですよ。「小田原駅前」は都市のこころです。
 帰宅後、加藤けんいち日記を拝見しました。このブログは、2003年7月23日から(2008年6月13日からは市長の日記にもなり)始まっています。今日のブログ「季節の変わり目」は、ぜひ皆さん方にご一読いただきたいものです。
「総合計画審議会の答申が間近」
「自治基本条例のパブコメが終わり」
「病院内の様々な課題」
「地域政策課題への取り組み体制の確認」
「各種の広域行政」
「お城通り地区再開発事業や市民ホール建設事業についての、進捗状況の確認と今後の進め方についての共有」
「市民の皆さんに不安を与えているお城の植栽管理」などについて言及されています。
 このブログとても良く整理して提示していただきました。当たり前ですが、ちゃんと市政課題の理解はされているんですね。こう言う問題整理のご理解には優れていられます。
 でも、残念ながら市長の職は「問題整理」ではなく「問題解決」なのではないでしょうか。当方の粗雑な観察力を持ってしても、この2年半にもなる期間、「問題解決」が進んだようには思えません。「新総合計画」「自治基本条例」「市立病院」「地域」「再開発・ホール」、市長就任以来、後退に後退を続けてきたかの如くに見えます。市長職が激務で、頑迷な旧弊制度を変えるには強大な力が必要なのでしょう。しかし、市民は「変えてくれる」と思って「加藤けんいち」を熱烈に支持したのです。
 課題ごとに事細かに記述する気力には欠けますが、「自治基本条例」についてだけは言わずにいられません。「新しい小田原」にとって、小田原市が提示した「素案」は、箸にも棒にもかからない「粗案」「愚昧案」です。どうしてこういうことになるのですか。どうなさるおつもりなんでしょうか。
 明日早朝の抗議行動は、万感の思いをこめて「冷静に」、大勢の方々と共に「粛々と」行使します。

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2010年10月27日 (水)

修景整備???権力行政???

101027fence 小田原市は昨日、「今年度の馬屋曲輪修景整備工事が始まります!!」というサイトを書き替えました。修景整備工事の説明を26日になってやっと記載したのです。公共の場での、公共団体による工事をなんら市民に説明することなく、「通告」すれば実施できるという感覚はかなり異常です。しかもこの城址の樹木伐採については、異議申立の声が大きく広がり、事業計画の白紙撤回を求める署名運動が始まっている状況の中で、手続は適法に済んだ、粛々と事業実施するだけですという「権力行政」を強行しようと言うのでしょうか。
 『根がゆれて石垣を崩壊させる可能性』があるので、伐採やむなしとの説明ですが、9月26日の市民説明会の際には、『崩壊させる可能性があるので、1ヶ月後の10月末に4本の樹木を伐採する』などとはお聞きしていません。「平成15年度の石垣調査、平成16年度の基本計画、平成19年度の基本設計、平成20年度の実施設計」で決まっていたことならば、事業実施決定の前にぜひその情報を市民に説明してください。(情報共有なくして市民協働はおろか市民同意も得られないでしょう。9月26日ころには工事業者の選定なども進んでいたのではないですか)
 今朝、「水の公園」は仮囲いフェンスで荒々しく占領されていました。小さな説明書が5枚下げられていました。この画像で分かるように、このお隣は「観光課事務所」です。この事務所を利用して「行政情報公開センター臨時分室」にするようなことは、当たり前のことと思います。「市民が主人公」です。権力行政で主人公をなぎ倒すような乱暴は、大きな禍根、市政府への不信感を増大し、「整備構想」そのものの否定につながります。
 なぜ小田原市はこんな稚拙な事業展開をするのでしょうか。北村透谷碑は、あたかも迷惑施設の如く、転々と移設を繰り返すのでしょうか。愚かな施策で市民を振り回すのは、もういい加減に止めて欲しい。今朝は、この長大な仮囲いフェンスの前で、2日後に始めるという伐採工事を思い立ち尽くしてしまいました。

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2010年10月25日 (月)

城址の伐採強行 10月29日午前8時着手!

101025oodawara_info 昨日の記事の続きです。22日(金)につぎのようなお願いを小田原市文化財課にメールしました。
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 このお知らせにあるような伐採を強行することは、「城跡整備」そのものが、市民に敵対する施策に化する恐れがあります。賢明な対応を切望します。
当面の緊急措置を提案します。
1.市民説明を尽くし、一定の市民理解が得られるまで、整備事業を延期する。
2.現地に仮設の「馬屋曲輪修景整備工事情報公開センター」を設けて、来訪市民にしっかり説明する。
3.Web Site においても、あらためてこの修景整備の目的、意義を分かりやすく説明する。
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 文化財課では、仮設工事を先行させ、古木の伐採などは、10月29日(金)午前8時から実施するとの回答でした。
 「小田原城祉の緑を守る会」は、本日加藤市長宛に「馬屋曲輪修景整備工事に関する緊急の申し入れ」を行ないました。その趣旨を記します。
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1.当会は透谷碑にかかる4本の樹木伐採もすべきでないと正式に伝えてあります。
2.9月26日の説明会で、史跡整備計画、短期実施計画の何れによる伐採についても、市民の意見を聴く機会を設けて進めると述べています。
3.この伐採については未だなんらの説明も受けていない。
4.現地に図面等を置いて「馬屋曲輪修景整備工事」の説明を行ない、市民意見を聴取すべきです。その期間は伐採作業を中止すべきです。
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 今日午前11時半ころ、私の願いは電話で拒絶されました。29日金曜日午前8時前に、現地に伺い、伐採一時中止を再考していただけるようお願いします。ご一緒できる方がいらっしゃれば幸いです。

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2010年10月24日 (日)

地下街の marché

101024marche_2 昨日は、朝から東京にて避けられない所用があり、楽しみにしていた「マルシェ・ジャポン・キャラバン in 小田原」訪問を失礼してしまいました。やっと今日の昼前、駅前地下街に入ることができました。久しぶりの地下街でしたが、あらためてなかなか立派な施設であることを確認しました。提供された場所はなんともいえない空間でしたが、みなさん一生懸命な接待で、心地よいマルシェでした。一次産品が少ないのは、準備十分ではなかったからでしょう。
101024marche 同行者は不服そうに無言でしたが、第1回目のこと、新たな情報拡大でますます楽しいマルシェにしていただきたいと、強い願いをいだいて地上の「北条ポケットパーク」でランチにしました。画像は「ベジタブルカレー800円」です。「一流ホテル」でなくてもと思いました。焼き芋にすれば良かったのかな。

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修景整備?またもや醜いフェンス

101024fence このところ、市民団体ニュースレターの配布に僅かですが協力しようと、南町や城山の住宅地を回っていましたので、城址公園散策が途絶えていました。久しぶりにお茶壺橋をわたって水の公園に入りました。あれあれ、またまた仮設フェンスです。結構長大な設置です。工事途中のようですが、何の目的かまったくの何の説明もありません。折角整備された馬出門に連続する空間ですが、何なんでしょうか。とても不快な「修景」です。
101024memorial この不快なフェンスの到達先は、どうもこの「北村透谷碑」のようです。4日前の10月20日、TBS TV の取材を見学し、馬出門から帰宅の途中、クリーン作戦でお世話になっている観光課城址事務所を何気なく覘きましたら、文化財課、みどり公園課、観光課の職員諸兄が業務打合せ中でした。この日、「今年度の馬屋曲輪修景工事が始まります!!」との宣言が小田原市サイトに公開されていたのです。当方まったく左様なこととはつゆ知らず、表敬訪問のつもりが、職員諸兄の鋭いまなざしにたじたじして、気の弱い当方あわてて退散しました。
 北村透谷は、私のような門外漢でさえ、この小田原の最大の誇りとする魂と認識しています。この記念碑がどのような位置を小田原で認められているのかは定かではないのですが、この城址に移築された経緯でもかなりの論議があったはずです。今回2度目の移転話も高長寺が第一候補だったとか。これをなす術もない愚策で喪失し、この碑を再び解体縮小して、なんと海岸に近い平坦地にある「文学館」に「収容」するのだそうです。迷惑施設並みの扱いです。本当のまち壊し、小田原壊しではないでしょうか。
 透谷の生涯を踏みにじるような移転ではなく、いっそ廃却、土中深く埋設にしたらいかがでしょうか。
 「本来の地盤の高さに戻し」「建物の位置が分かるように平面的な表示を」することを、小田原の住民が求めているのでしょうか。数少ないこの美しいく心静まる空間の古木を伐採(抜根?)し、透谷碑を取り除き、小田原市はなにを目指して「まちづくり」をするのでしょうか。
 今回のこの「整備施策」の実施、市民の理解、納得は必須条件です。それなしでの強行着工は、市と市民の間に取り返しのつかない禍根を残します。

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開示文書の改竄

101024johoukaiji 厚生労働省東北厚生局が、6月の改竄発覚に続いて7月にも改竄があったことが発覚しています。医療専門学校の年次報告の開示を請求された東北厚生局は、開示期限8月9日を「審査に時間を要する」との理由で30日間延長し、延長期限後の10月2日にやっと開示しましたが、それは当該専門学校に「年次報告」の修正を求めて、258ヶ所を修正させて仕上げた後の「開示」であったことが発覚しました。開示請求する前の「原本」が、改竄批判報道などでやむなく、10月23日に開示されて修正箇所が判明しました(毎日新聞)
 8月9日の請求が、公開までに75日間引き延ばされているのです。その間に、授業科目、時間数など約7割が修正されているそうです。この修正箇所は、学校側の報告では厚生省基準を満たしていない部分などを書類上で訂正させたのではないかと思われます。かなり大胆な事務処理ですが、これまでの公開文書なども、請求があってから公開して問題がないように新たに作成するあるいは、修正するなどの行為が日常的に行なわれていたのではないでしょうか。
 中央政府機関に限らず、地方政府などの公共団体は、完全な情報の積極的公開が、民主主義政治の根幹をなしていることをしっかり自覚して欲しいものです。これまでも、私の居住地政府、小田原市に対してさまざまに公開請求をして参りましたが、即日公開できるような文書でさえ、期限目一杯でないと公開しない、あるいは事務処理を理由とした公開の遅延、あげくは文書廃棄による「不存在通知」、ほとんど墨塗りの文書など、公文書開示にはほとほと手こずってきました。異議申立の審査については、半年以上もかかるケースもありました。まさか、小田原市政府に「改竄」するほどの蛮勇があるとは思えませんが、請求者に対しては、行政文書公開請求は常に過酷なバリアの克服が求められます。
 「新しい小田原」が提示した「自治基本条例(素案)」では『(情報の共有及び活用)第14条 市民及び市は、まちづくりへの取組を効果的かつ継続的に進めていくため、まちづくりに必要な情報、知識、技能等を適宜、適切な方法により相互に提供し、共有し、及び活用するよう努めるものとする。』となっています。『相互に提供し、共有し、及び活用する』とは一体どういうことでしょう。この基本条例は、行政情報の積極的公開なんてことは、まったく忘却しているようです。信じ難い「饒文」です。公正な行政情報公開なくして、市政府と市民との信頼関係など築けるわけがありません。(画像は総務省のsiteから)

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2010年10月21日 (木)

第5次小田原市総合計画

101020vision21 小田原城址公園愛犬家の会は、2年前の2008年9月から、愛犬家に呼びかけて、「ペットの飼い主のマナー向上」「ポイ捨てのごみや糞の回収」に努めてきました。今夕、小田原市企画政策課と環境保全課と当会との懇談会を開いていただきました。目的は、昨年度来続いてきた「新総合計画」の策定作業が、来る22日の第11回審議会「答申についての協議」で終了し、最終策定作業にはいられますので、この際、我が会の提言・意見提出(パブコメ)がどのようにこの策定過程で取り上げられたのかの確認です。当方は代表以下6人、市側は企画政策課Nさん、環境保護課Yさんと名乗るお二人の職員でした。
 愛犬家の会では、昨年の8月29日の「TRYフォーラム」討議会での「情報提供」、「素案」へのパブコメなど、機会あるごとに「ヒトと動物の共生」施策の推進を申し上げてきました。それらの「市民参画」がどのように行政案策定に反映されているのか、反映できないならどのような論議がなされたのか、そんなことを事前に申し上げて、懇談の機会をお願いしたのです。
 最初にどのような論議がなされたのかという問いかけに、「4月に転任してきたばかりなので、意見反映のための論議や経緯は知らない」との驚くべき発言。なんとも、出ばなを挫かれた懇談会の開幕でした。
 私たちの意見提供にかかわる部分は、「豊かな生活基盤のある小田原/自然環境/良好な衛生環境の保持/し尿処理、害虫駆除など公衆衛生環境の保持に努めるとともに、ペットの飼い主のマナー向上に向けた取組を進めます。また、新たな斎場の整備を進めます。」という記述だけです。
 平成17年の後期総合計画「ビジョン21おだわら」でこれらの施策部分を見ますと、「環境共生都市/環境に優しいまち/環境衛生対策の充実/清潔な環境づくり/飼い主のマナー意識の向上/暮らしやすい清潔な環境空間を守るため、犬や猫などの飼い主へのマナー意識を高めます。」と記述されています(害虫や斎場は別記)。」との記述があります。
 「ビジョン」から5年経過しましたが、動物との共生という方向はまったく忘却されています。時代の変化、家族の変化、少子高齢化などの社会的変化への対応がまったく顧みられていません。「新」総合計画が焼き直し、コピペと揶揄されるのも当然です。
 大騒ぎの市民参画で、「新らしい」総合計画ができますと言えるのでしょうか。市民参画は徒労であったという結果に、参加者一同呆然。それでも、何とか策定過程で私たちの提議した意見を反映して欲しいとお願いしましたところ、考慮できない訳ではない、企画政策課と環境保全課と話し合う、との回答。それではその結果を教えてくれ。個々の要望・意見には一切回答しないこととしている。以上終りという結末。
 これが、わが小田原市の「市民参画」の姿なのだろうか。みなさん憮然としてご帰還しました。
(画像はビジョン21の表紙です。今回もこんな体裁の立派なブックをお作りになるのでしょうか。今国会の自治法改正で、総合計画の義務付けはなくなるようです。ますます空しいですね)

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2010年10月20日 (水)

噂の東京マガジン 31日放映予定

101019uwasa 今日10月20日の朝9時から、「噂の現場」清水國昭さんの取材が小雨の「用米曲輪」で行なわれました。あらためて北側のクスノキの巨木群を眺めましたが、これを全部伐ってしまおうとお考えになった「学識経験者」の先生方の乱暴な心を許すことはできません。適切な整枝は必要かも知れませんが、40本全部伐ってしまうと行政職員が公言されたとは信じ難いことです。清水國昭さんは、取材に集まられた市民の皆さんから、たいへん軽妙に発言を引き出されていました。
101020stump 市民取材のあとは、TBSが招聘された首都大学東京(都立大学)名誉教授の峰岸純夫先生が清水國昭さんと共に城址の主要箇所を歩かれて、ご意見を話なされるという取材でした。私は、馬出門での数分間のインタビューをお聞きしただけで帰宅しましたが、城と樹木、城の眺望・観望についてとても新鮮なお話を聞くことができました。放映(10月31日日曜日午後1時予定)が楽しみです。
 画像は雨の中で撮った古木(多分クスノキ)の切り株。年輪をおおよそ読みましたが、峰岸先生より(もちろん私より)年長であることはたしかでした。よほどの理由があって伐採されたのでしょうが、悲しい姿ですね。


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2010年10月19日 (火)

出入国管理及び難民認定法

101019moj 「入管法が変わります」という法務省のお知らせです。『平成21年の通常国会において,「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律」(以下「改正法」といいます。)が可決・成立し,平成21年7月15日に公布されました。改正法においては,在留カードの交付など新たな在留管理制度の導入を始めとして,特別永住者証明書の交付,研修・技能実習制度の見直し,在留資格「留学」と「就学」の一本化,入国者収容所等視察委員会の設置などが盛り込まれています。』
101019mojcard2 施行日は条項ごとにさまざまに分かれていますが、本年の7月1日にほぼ施行されます。「在留カード、新たな在留管理制度」「特別永住者証明書」の二つは、平成24年7月15日までに施行するとされています。この改正で、従来の「外国人登録証」は廃止されますが、不携帯による行政罰が再び刑事罰に変わるなど、「逆コース」的な管理強化が大きな批判を受けました。
 さすがに、この非道ぶりは通用しませんでしたが、常時携帯義務は「特別永住者」のみが免除され、「一般永住者」には「在留カード」の常時携帯義務が残り、不携帯には刑事罰が科されます。「特別永住者」とは、「平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者」つまり、制度として日本人とされた朝鮮半島や台湾の人たちは、国家の都合で非日本人とされた方々です。「離脱した者」とは余りに惨い規定ですね。それに、台湾以外の永住中国人は、何十年住んでいようが「一般永住者」として、留学生などと同じように「在留カード」の常時携帯義務があり、違反には刑事罰が科されるのです。
101019mojcard 『永住外国人の地方選挙権・民主党は結党時の「基本政策」に「定住外国人の地方参政権などを早期に実現する」と掲げており、この方針は今後とも引き続き維持していきます』という政権与党の政策は、どうなったのでしょうか。東アジア共同体などを標榜した政権とは思えない在日外国人管理強化です。中国との「外交」状況は後退し続けています。日本国は一体「外国世界」にどう向き合っていくのでしょうか。

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アラート 取材場所変更です

TBS 「噂の現場」、午前9時の取材場所が変更になりました。
「学橋」近辺、と記事にしましたが、用米曲輪、現在の臨時駐車場近辺です。
お誘い合わせお出かけください。

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明日! 噂の東京マガジン「小田原取材」

101019uwasa たいへん急なことですが、明日、TBS TVの番組「噂の現場」の小田原での取材があります。取材対象は「小田原のお城の緑が危ないって、どうなってるの?」「樹齢百年の古木が切られてしまうってほんとう?」「市民はどう思ってるの?」「市長さんはどう考えてるの?」こんなことを、TVタレントの清水国明さんがインタビューされるのではないでしょうか。取材は、明日20日の午前9時から、「学橋」近辺で、一般市民の方たちへのインタビューが行なわれる予定です。市長インタビューは26日だそうです。
 市民インタビューに、ぜひ大勢の方々がご発言できるようお出かけください。放映は、多分11月初めころのはずです。またお知らせします。
 清水国明さんは、2005年3月16日に、「城山三丁目マンション計画」の取材に、現地でインタビューされていますので、その現場がどうなったか見ていって欲しいですね。
(追記)
①「小田原城祉の緑を守る会」の署名運動、第1回署名集約は10月30日、小田原市民活動サポートセンター(市民会館4階)のミーティングルームで行なわれます。その席で、これまでの状況報告が行われます。ぜひお出かけください。
②また、同会が9月8日に小田原市議会議長宛に提出した陳情書の厚生文教常任委員会(委員長檜山智子市議)審査が、11月4日(木)午前10時からの委員会で行われます。傍聴手続は市議会事務局(市役所3階)です。この傍聴にもぜひお出かけください。(なお、小田原市教育長宛にお出しした陳情審査については、いつ、どの委員会でなさるのかご通知がまだありません)

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2010年10月16日 (土)

「市民」の協働と「市」の対応

101013kanagawa 小田原市では、ご存知の方も多いことと思いますが、飯田耀子さんの学校訪問が10月12日から本年度分として24校の学校訪問講話会が開始されたと神奈川新聞が報じています。「戦時下の小田原」を小中学校生徒に伝えていきたいという、飯田耀子さんの強い思いがこの「講話会」を支えています。ご高齢をおして、たくさんの写真パネル、資料などを持参して毎週1校以上の訪問というのは、本当に頭の下がる思いがします。すでに10年近く続いているこの講話会、予算措置は50,000円とか伺っていますが、いかに一市民の善意による「協働」とはいえ、いささか驚くべき「市」の対応です。
 小田原市の「平和施策推進事業費」の予算推移を調べてみました。2005年7.4万円、06年6.9万円、07年5.7万円、08ねん16万円、09年10万円、10年30.6万円となっています。(今年度は平和市長会議加盟と核廃絶などの懸垂幕作成費などで多額になったとか)これで見ますと、講話会が予算の主要部を占めているようで、他には「平和都市宣言」の看板掲示の費用などのようです。
 敗戦日本国の「平和施策推進」は、私たち「自治を担う者」たちの責務です。小田原市という自治体の経営に責務を持つ「市」こそ、まず率先してこの責務を果たし、市民の善意にしっかり応えて欲しいものです。

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2010年10月15日 (金)

オバマの臨界前核実験

101015los_alamos この実験は9月15日にすでに行なわれていたのです。その発表は、一ヶ月も遅れて10月12日(米東部時間)、メディアが「奇跡の生還」一色になっているこの日になされたのです。神奈川新聞などは第4面での報道です。
 オバマのプラハ演説は光っていました。未来が開かれたかのように見えました。イラクやアフガンでの戦争さえ、薄らいで見えるほどでした。「核軍縮」への展望を見せながら、「核保有」のための予算800億ドル(6兆5000億円!)を保有して、この第1回核実験に踏切、来年までにあと2回の実験を予定しているそうです。アメリカの二重基準は、オバマの平和賞など一顧だにしないのでしょうか。
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米が臨界前核実験 4年ぶり、オバマ政権下初 
【2010/10/13 14:49 ワシントン共同通信】
米政府が9月、核爆発を伴わない臨界前核実験を西部ネバダ州で実施していたことが12日分かった。ブッシュ政権下の2006年8月の前回実施から約4年ぶりで通算24回目だが「核兵器なき世界」の追求を掲げるオバマ政権下では初めて。反核団体などは、核軍縮に向けた国際的な取り組みに逆行すると批判している。
 エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)は、保有核兵器の有効性や保管上の安全性を検証するためのデータを得るのが目的と説明。北朝鮮やイランに核放棄を迫る一方で自国の核戦力は保持する米国の姿勢があらためて明確になり、一部国際社会からも非難を浴びそうだ。
 NNSAによると「バッカス」と名付けられた今回の実験は、原爆開発で知られるニューメキシコ州の核開発研究機関ロスアラモス国立研究所が担当。9月15日夕、ネバダ州の地下約300メートルにある実験室で実施された。
 高性能火薬を爆発させて衝撃波をプルトニウムに当て、核分裂連鎖反応が起きない範囲で反応や変化を調べた。実験は成功だったという。
 バッカスは計3回の実験の1回目で、米政府は残り2回を11会計年度(10年10月~11年9月)の第1四半期と第2四半期に実施する計画。
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米の未臨界核実験に理解 官房長官【 2010.10.13 17:01 MSN 】
 仙谷由人官房長官は13日の記者会見で、米政府が核爆発を伴わない臨界前核実験を実施したことについて、「貯蔵する核兵器の安全性を確保するための実験であり、包括的核実験禁止条約(CTBT)で禁止されている核爆発は伴わないと理解している」として、米政府に抗議しない考えを示した。オバマ米大統領が追求する「核のない世界」との関連については「矛盾しない」と述べた。
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菅首相、米臨界前核実験「核なき世界で、必要なくなるよう努力を」 【2010/10/13 20:13 日経QUICKニュース】
 菅直人首相は13日夜、米政府が9月中旬に核爆発を伴わない臨界前核実験を実施していたことに関連して「(オバマ米大統領が提唱する)核のない世界になって、こういう未臨界の実験を含めて必要がなくなるよう努力しないといけない」と述べた。
 首相官邸で記者団の質問に答えた。
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米大統領はノーベル賞返上を 臨界前核実験で社民・福島氏【2010.10.13 17:33 MSN】
 社民党の福島瑞穂党首は13日の記者会見で、米国が9月に臨界前核実験を行っていたことについて「オバマ大統領は『核なき世界』を訴えてノーベル平和賞をもらったが、核実験を行い、もらった資格はもうない」と述べ、オバマ氏がノーベル平和賞を返上するよう求めた。
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民主党政権は、「核廃絶」と「核実験」は関係ないとお考えのようです。
平和賞は「返上」しないでしょう。『核密約の佐藤栄作君よりましだよ』ととぼけられるかも。
(画像はLos Alamos National Laboratory (LANL): University of California Wikipediaから)

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2010年10月14日 (木)

小田原市自治基本条例(4)縮小再生産?

100825stump_2 標題の条例、素案が公開されてから14日、パブコメは明日で締め切られます。4回の「プレ検討(参加延べ176人)」、11回の「オープンスクエア(参加延べ289人)」これらはワークショップ、ポストイットのメモ、ファシリテーターによる「まとめ」というもので、いささか白けた市民は退場する方もいられました。一方「検討委員会」は委員長、ファシリテーター、5人の推薦委員、5人の公募委員で、1年足らずの期間に28回の会議をなさっています。15回程度と予定されていたようですが、このような頻繁なの委員会会議など不適切な運営です。(画像撮影 2010/08/25 5:50:38)
101014stump 公募委員のみなさんのご苦労にも拘らず、この素案はまったくひどいものです。永年にわたって育ってきた樹木を、ばっさり断ち切ってしまうような暴挙です。この町を大学教授委員長の研究材料にはして欲しくない。推薦委員、公募委員のみなさん、この素案でみなさんの努力が報われていますか。断ち切られた古木からも、新しい芽は出てくるでしょう。でも、さらなる努力と長い時間、私たちは炎天下に立ちすくんでしまいます。
 もう一度、誠実に市民参画の努力をして欲しい。市長あるいは市の行政機関が「決めた」ことには市民は「従わなければならない」のです。相変わらず統治者と被統治者なのです。決して「対等」ではないのです。市民の権利を保障し、統治者の義務を明らかにするのが、この条例の目的のはずです。この素案は、明らかに「市民自治」の後退を招きます。松下委員長が言われる「進化した条例」でも「励ます条例」でもなく、市民自治後退条例です。行政情報の開示も住民投票も、現状固定になってしまいます。新しい公共も協働も育っていくことは困難です。地域コミュニティーを「自治会」中心にして地域の「自治」は進化しますか。
 今朝、8月に撮影した切り株の姿を確認しました。若芽は枯れかかったかのようにしおれていました。(画像撮影 2010/10/14 10:39:25)

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2010年10月12日 (火)

『受診の抑制のためではありません』

101012warning 今日の午前、久しぶりの小田原市立病院の再診。連休明けの大混雑。こんなこと当たり前ですよ。我慢我慢。一言二言苦情を言って帰ってきましたら、神奈川県後期高齢者医療広域連合から「あなたの医療費のお知らせ」がベビーピンクの封筒で送られてきました。今年の1月から6月までの「保険診療総額」が、診療機関ごとに一覧表になったとても見やすいものです。「22年6月 医科入院 小田原市立病院 9日 404,660円」が突出しています。一覧で見せられると、「ふーん!?」と納得です。結構な総額になりそうで、広域連合に向かって『ごめんなさい。何とか辛抱して病院通いは減らします』とお詫びの一言くらい、言わなきゃならないようです。
 その心境を見透かされたのか『医療費等通知書をお送りしているのは、医療機関への受診の抑制のためではありません。ご自分の健康管理を心がけていただくとともに、保険の仕組みをご理解いただくことを目的に送付しています。』との優しいお言葉が沿えられていました。でも、この広域連合から通知が来るたびに元気をなくしてしまいます。でももうすぐ、この広域連合もご用済みになりそうとのことですが、今度はレッドの封筒ではありませんよね。
 この通知書の製作発送経費一通200円×100万通=2億円なんて計算をしてしまいますが、加入者の「健康管理」のためには、惜しくないということなんですね。特別地方公共団体ですから、この予算は広域連合議会の議決を得ているんですよね。議員さんは20人だそうですが、どんな予算論議がなされているのかな。

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2010年10月11日 (月)

小田原市議会 市議アンケートの結果

101001quest 「小田原市議会を考える市民の会」の活動が活発化しています。とても熱心で献身的な方々が、大量の労力を投入し、細心の注意を払って、議員方からの苦情に対処して、頭の下がる苦労の結果、この公正なアンケートをまとめられました。本文48頁に及ぶ議員回答結果の報告書です。議員27人にお出しになった返信。無返信5議員を除く22議員の回答原文そのものを冊子に製本なさっています。賛否回答を一覧表で示す方が市民周知しやすいのではないか、と提案しましたが、それではさまざまな回答スタイルの議員諸氏の意を尽くせない、議員個々の回答を「十把一絡げ」に一覧表にするのは回答者から苦情が出ると心配されています。
 もっともなことですが、小田原市市議会議員選挙人162,350人(平成22年9月2日現在)の有権者に一部百円の「回答編」を配布することは不可能ですので、市議諸兄姉の叱正を覚悟して、編纂者の個人責任で「一覧表化」しました。無回答者5人は明確に読み取れますが、個別設問への回答回避の方6人は、それぞれ回避の理由が違います。また、「他」には、賛否が一概に言えない、条件付で、無回答などが混在しています。「回答編」でご確認いただくようお願いします。
 「考える会」では、このアンケート結果を、円グラフで表示した頁のある「議会と市民」第2号を、各戸配布されるそうです。「地域活動の主たる担い手」と期待されている「自治会」や「広報委員長」が自治会で各戸配布していただければすばらしいですね。まさに「協働」の誕生です。

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お城前での署名運動

101011campaign 今日の天空は輝いていました。『すばらしい天気だから、急なことだが小田原城祉学橋前で署名運動をやる。出かけてきてくれ。』との電話があり、12時ころやっと出かけて行きました。二の丸広場では「おでん祭り」などがあり、かなりの人出です。「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」の白紙撤回を求めるキャンペーンは、90人ほどの呼びかけ人によって始められました。「深く、豊かな緑を奪う」「市民に判断材料を提示し、市民の声を十分聞いてから決定すべき」という2点の理由からの白紙撤回請求です。
 署名いただいた方々には、東京、横浜、近隣市町の方も大勢いられました。「こんな得難い財産を捨てるなんて、小田原はよほど緑が多いか、緑の価値に鈍感なんでは」との指摘もありました。小田原市は20万都市にふさわしい市街地都市公園をもっていません。小田原城祉の空間が都市公園機能を補完している状況です。市民がこのオープンスペースに樹木を求めるのは当然ですし、明治政府による廃城処分いらい140年間、さまざまな市民利用に供されてきたものを、史跡、文化財としてだけの視点で、樹木を障害物のように取り扱う整備計画を立てるのは、明らかに「住民」利益に反します。もちろんこの史跡は、小田原市民だけのものではありません。日本国民はもちろん、アジア、世界の人々の財産でもあります。
 樹齢100年、200年という古木も多いようですから、市民にとっては、史跡整備が樹木伐採につながることは受け入れがたいと思います。樹木に犠牲を追わせない史跡整備保全を求めるのは当然です。「ビュー」のために、古木を伐採するという植栽管理は、受け入れないでしょう。今日のキャンペーンも陽を避けて、木蔭で行なわれました。
 

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小田原市自治基本条例(3)素案勉強会

101011odawara 昨日、パブコメの締め切りが近づいたこともあり、短時間でしたが(素案)勉強会をしました。さまざまな資料・情報、市民参画の様子などを、あらためて振り返ってみました。近隣市町の状況も探ってみました。松下主義に反して「先進事例」にも「謙虚に」学ばせてもらいました。
 我が(素案)は、「協働」「市民の自律」「自治会中心」そして「市民・市長・市の執行機関は対等」という松下委員長の「進化した」お考えなのでしょうか。「これまで自治会町内会というと、戦争の一翼を担ったという過去に引きずられて、ふれるのを避けてきた。ただ、間違いは間違いとしてそれを正し、そのよさを伸ばすのが自然のことである。いつまでも、逃げ回っていても、前には進めない。(松下啓一氏8月9日のブログ/小田原市関係記事から)」
 自治会についての理解は、かなり乱暴ですが、9月7日の第28回検討委員会での、松下委員長と今井ファシリテーターの発言は大いに問題です。「委員長・地域活動についての第6条についてはどうか。/今井ファシリテーター・ 第6条第2項の括弧書きで地方自治法上の自治会の定義を記載しているが、これは必要なのか。/委員長・いわゆる地縁団体ということを言いたいだけなので、この括弧書きは無い方が良い。第6条は、地域活動団体を市民も行政も応援していこうという点がポイントとなっている。(会議録から)」事務局案には、自治法260条の2についての何らかの言及があったようですが、ファシリテーターと委員長の強権で削除したことが伺えます。松下教授は自治法を熟知されているでしょうから、この指揮はかなり意図的なものに思えます。
 近隣市町の制定状況も勉強になりました。湯河原町(2006.4.1.施行)、開成町(2008.4.1.施行)、箱根町(2009.4.1.施行)、大井町(2009.4.1.施行)、南足柄市(2010.10.1.施行)、大磯町(パブコメ中)、小田原市の素案は、これらの市町の条例とはかなり違っています。特に、市民の権利や行政側の責務の規定などが、たいへん「後退」しているように見えます。基本条例は、行政をコントロールするものとしてはならない、「ニセコを乗り越えて」という委員長のお考えが基調になっているようです。
 開成町では、町民の活動についてこのように規定しています。
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(地域の自治活動)
第9条 町民は、共助の精神に基づき、地域の自治活動に積極的に参加、協力することに努めるものとします。
2 町は、地域の自治活動の重要性を認識し、その発展と育成に努めるものとします。
3 町民は、地域の自治活動に参加しないことを理由に、不利益を受けることはありません。
(町民公益活動)
第10条 この条例において「町民公益活動」とは、自発的、自主的に行われる非営利の活動で、社会的な課題を解決し、よりよい社会づくりに寄与することを目的とするものをいいます。
2 執行機関は、町民公益活動の重要性を認識し、その活動を促進するための施策を講じるよう努めるものとします。
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先進事例では、ニセコ町まちづくり基本条例の第1条の規定です。
(目的)
第1条 この条例は、ニセコ町のまちづくりに関する基本的な事項を定めるとともに、まちづくりにおけるわたしたち町民の権利と責任を明らかにし、自治の実現を図ることを目的とする。
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長文になりましたが、資料集としてご活用いただければ幸いです。

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2010年10月 9日 (土)

マルシェ・ジャポン・キャラバン in 小田原・箱根

101009marche3 今日の「タウンニュース」紙で、小田原駅前の「閉鎖中地下街(日本で唯一)」「おだちか」での Marche の開催を知りました。この「おだちか」長期にわたって閉鎖されていて、テンポラリーな使用は「土地賃借契約]上困難とお聞きしていましたので、一寸びっくりしましたが、素直に嬉しい知らせでした。「朝市」Marche の実現を夢見てきた身としては、本当に嬉しい思いです。この事業経験を定着させていく努力をして欲しい。
101009marche1 さまざまな都市の「朝市」の様子から、そのまちの新鮮な息吹を感じることができます。1980年ころ、パリの marche Raspail で、この都市の成熟度に感心しました。それ以来、さまざまな都市の「朝市」に足を運んできました。この二つの画像はカリフォルニアの Santa Monica市(人口103,000人ほど)の朝市の光景(2006年夏)です。市の主要大通りThird St. を閉鎖して、毎週水曜日に開催されているとても小規模のものです。それでも、野菜、果実、加工食品から木工雑貨まで、結構豊富に出展されています。
101009marche2 パリの marche Raspail は近年わが国でも著名なものになってきましたが、日曜日は有機食材に特化した marche になっているとお聞きします。Bd. Raspail は、パリの中でも代表的なブールバールで、中央分離帯だけで10m以上あるでしょうか。そこを使っての道路朝市です。長さは1Km 以上ありそうで、パリでも最も大きく、出展者も多い、人気のたかい marche です。
 今回の小田原朝市は、マルシェ・ジャポンという事業体のキャラバンとして行なわれるようですが、ぜひ定着していっていただきたいものです。10月23日(土)と24日(日)の二日間です。朝一番で駆けつけましょう。朝市は早い者勝ちです。駅前ポケットパークでは、飲食の提供もあるそうです。


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2010年10月 7日 (木)

小田原城跡仮設物管理計画?

101002warning_2 去る10月2日の記事で、この荒々しい警告版について、その不適切さを指摘しましたところ、早速に変更の措置をしていただきました。10月4日には付け替えていただいたようです。この素早い対応は本当に嬉しいものです。街なかの美しさに心配りをしていただけること、今後もぜひ継続してください。
101007warning 新たに設置された警告版は、「高札」風に工夫されたもので、お城を意識されたのでしょう。記載も『この付近の地下で、水路トンネルを構築中です。掘削機械から発生する音・振動が地上まで伝播し感じる場合があります。ご迷惑をおかけいたします。フジタ・中泉商事特定建設工事共同企業体』と、たいへん分かりやすくなりました。小田原市のサイトで検索しましたら、「大蓮寺第一雨水幹線工事請負契約の締結について(平成20年度公共下水道雨水渠第1工区工)・契約金額 968,514,225円・契約先 フジタ・中泉商事特定建設工事共同企業体」という議案が、平成20年12月定例会で原案可決(全員賛成)というのが見当たりました。この工事がその継続なのかはたしかではありませんが、大蓮寺雨水幹線は大仕事のようですから、しっかりやっていただきたいし、その情報もしっかり市民に分かりやすく公開していただきたいですね。突然の振動でびっくりされた方が市に問い合わせてこの警告版になったようです。「ご協力」を求める前提は「市民周知」であること、ぜひこころしてください。
100925ninomaru ところで、先週末の「JC全国会員大会」「丼サミット」盛会だったようです。「城下町サミット」より役立ったようで嬉しいことです。この画像の仮設物は、なんともひどい景観破壊でしたが、イベント終了後素早く撤去していただきましたので、「仮設物」らしい処理ですみました。でも、もう少し様になる仮設物もあるのではないでしょうか。ご高配いただけるとありがたいですね。皆が皆、天守閣と常磐木門の「ビュー」を求めて上ばかり見ている訳ではないのですから。
101007ninomaru もとの姿に戻った二の丸広場、静かな良い光景です。この(旧)城内小学校の講堂、城跡整備の進展に伴って「撤去」されることになっているようで、そのためかメンテナンスはあまり感心できる状態ではありません。なにか高齢者いじめのようでややさびしい思いです。
101007ramp ところで、この仮設物は工事等の搬入車両のために設けられたとのことですが、テンポラリーな施設とはとても思えません。今後も継続して車両通行は行なわれるはずですから、きちんと恒久的な施設を美しくつくるべきだと思います。このような投げ遣りな「整備」が一番困ります。行政による廃棄物不法投棄のようなものです。
 この3月に示された「史跡小田原城跡八幡山古郭・総構保存管理計画策定報告書」では、従来の保存管理計画にはなかったような「景観配慮」が明確に示され始めています。「美しい史跡保存」こそが、市民・「国民」の求めるものではないでしょうか。「小田原城跡本丸・二の丸」城址公園でこそ「景観」のあるべき姿を示してください。馬出門周辺の静謐な空間に比して、その他の諸空間の粗雑さは目に余ります。小田原市民・神奈川県民・日本国民の多数が、誇りと満足を持って周遊できる歴史的オープンスペースを生み出したいものです。丁寧な史跡保全を切望します。

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2010年10月 2日 (土)

関東学院大学 小田原市民公開講座

101002extension 自治基本条例のことは記事にしているだけで体調不良になってきます。気分転換に新しい記事。
 今日の午後、初めて「関東学院大学法学部小田原校地」を訪問しました。小田原城総構お鐘の台裏の張出から眺めたことはありましたが、なかなか立派なキャンパスでした。大学の公開講座は近年活発になっており、それぞれの大学の個性を出して面白い講座を開講しています。小田原キャンパスでもしっかりした講座が開かれています。私たち小田原市民にとって、この地に総合大学の学部が存在し地域との交流が深まることは双方にとって、とても大切です。お出かけになることお勧めします。
101002extension2 今日の講座は、画像の通りで、丸山重威法学部教授による「韓国と北朝鮮ー危機は打開できるか」でした。突然思い立っての受講でしたので、電話連絡でお願いして割り込ませていただきました。たいへん丁重な対応で、ありがたく思いました。じっくり2時間の授業でしたが、丸山教授の東アジアにおける日本の立ち位置への不安と希望の思いが強く伝わってきました。
 受講者は、みなさん小田原市民と思われますが、6、70人はいらしたでしょうか。顔見知りの方は2、3でしたが、市議のHさんも受講されていました。
 次回は、11月6日から12月4日まで「不安定社会の法と論理ー安全に生きていくためのツールとルール」と題する5回講座です。(問合せ:0465-34-2211公開講座係)

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小田原市自治基本条例(2)驚愕の素案

101002jichikihon 昨日10月1日に、「小田原市自治基本条例(素案)」が発表されました。前文と全19条の素案です。8月23日に公開された市長宛の「報告書」については、8月27日の記事「松下啓一委員長」に若干の感想を述べていますが、この素案、一読あらためて驚愕の「素案」です。昨年9月4日の自治基本条例検討委員会第1回会議以来、ちょうど一年、去る9月7日に報告書を出されるまで28回の会議を重ねられ、それ以外にも「オープンスクエア」と名付けられた公開検討会を11回、そのほかの取り組み(意見交換会)を8回など、呆れるほどの奮闘、これにも驚かされます。松下啓一相模女子大教授と今井邦人ファシリテーターというお二人の「専門家」と作業を進められた10人の市民委員のみなさんのご苦労はいかばかりだったでしょうか。
 これらの膨大な「市民力」の放出の結果としてのこの「素案」、何としても納得できません。松下氏の話には、たびたび「行政だけでは十分な対応が難しくなってきており」「市民が元気でその力を発揮する」基本条例はそのための「道具」であるとの信念をお持ちのようで、「行政、議会を規制・コントロールする」という立場はとらないとのお考えのようですから、その思想で作業を進められたのでしょうか。
 「報告書」でも「他とはずいぶんと違うものとなっています」と自負されている通り、まさに「松下条例」になっています。松下氏を委員長に選定された小田原市(行政)の意図は、なんだったのでしょうか。議会も行政も市民にコントロールされることは避けたい、他市町とは違うものにしたいということだったのでしょうか。
 第1条(目的)では、「自治の担い手の役割を定める」と記述していますが、「自治の担い手」とは何を指しているのでしょうか。自治の主体は市民です。その委託により自治事業を実施するのが市長であり議会であるのです。なぜ、明確に記述できないのですか。「自治の担い手」という曖昧な概念の中に地方政府の責務を覆い隠しています。
 第2条(定義)「(4)協働 相互の立場を尊重し、役割及び責任を分任し、力を存分に出し合い、協力し合うことを言う。」との記述。「相互」とは、誰と誰の関係でしょうか。「尊重」とはどういうことでしょうか。基本法の条文記述としてはあまりにも曖昧です。
 第3条(基本理念)「市民及び市は、市民力を生かし、本市の自治の担い手が協働することを基本とした自治(以下「市民自治」という。)の推進を目指すものとする。」との記述。「市民力」とは市民の力ですよね。「市」とは市政府、市長と市議会ですね。この条文の記述では、良く理解できませんが、市民の力を「生かして」自治を進めるのですね(いまでも市民力は死んでいませんよ)。当たり前のことのように思えることをこのように記述されると、市民に汗をかけ、怠けるなと「市の執行機関」にハッパかけられている気分になります。市民自治というのは「定義」されていませんが、協働を基本としたものだけが市民自治ということなんですか。市民が市長(市の執行機関)の意に反して動くことは「市民自治」ではないのですね。
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サイトに公開された「素案」.pdf は、コピペできない。この素案の不思議な記述をリライトするのは辛い。詳述するのはほどほどにします。
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 第6条(地域活動)「2 自治会は、地域活動の主たる担い手として」との記述があります。これは絶対に認められない。「自治会」という任意の組織が、条例で「主たる担い手」と規定することは違法な条例制定です。いわゆる自治会の存在には、さまざまな問題があります。実体的に「市の執行機関」が、あたかも公的要件のある団体の如くに扱われているだけのことです。松下氏は、何を考えていられるのでしょうか。
 第14条(情報の共有及び活用)「市民及び市は、---相互に提供し、共有し、及び活用---」との記述。呆れ果てます。ここでの規定は行政情報に視点を会わせるべきです。何を相互に提供するのですか。行政情報の積極的公開、広報こそすべての自治、「協働」を支えるものです。行政情報に限らず情報量は、「市(市の執行機関)」の所有するものが圧倒的に多いのです。「相互に提供」と対等の如く記述するのはまったくの欺瞞です。情報を秘匿することはもちろん廃棄すること、改竄することも「してはならない」と規定することなくして、「協働」など成立するはずがありません。
 第17条(住民投票)「市は、---直接住民の意思を確認する必要があると認めるときは、住民投票を行なうことができる。」との記述。住民投票の必要性の判断は「市(市長?議会?もちろん市長ですよね)」が行なう、ここだけは、「自治の担い手の協働」ではないのですね。一番大切な意思決定手法ですよ。住民投票は地方自治法に委せておけば良いということですか。基本法には定めたくないとしても、せめて「制度を設ける」ことは規定すべきです。基本条例の基本です。
 こんな非「民主」的な条例「素案」が登場し、「来年4月1日に施行する」との記述を目にするだけでも、余りにも情けない。パブコメは僅か15日間です。10月15日(金)締め切りです。(後日、別項に続く)

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あぁ またまた仮設物

101002warning 大久保藩なら「小峰曲輪」現代行政の呼称では「競輪場専用臨時駐車場」、その脇に「あじさいの小径(当方の命名)」が抜けています。獣道のような小径ですが、いたく気に入って毎朝通っています。数日前から突如おかれたこの看板、「この下で、水路トンネルを施工しております ご迷惑をおかけしています 工事中ご協力をお願いします」と書かれていますが、未だ何の迷惑も発生していないように思えますが、小径陥没の危険あり?それとも、掘削機の振動騒音が出てくる?びっくりするな?どんなご協力が欲しいの?ここを通るたびに悩んでしまいます。下水道整備課の所管事業?所管課職員は見たことこともない?
 ふしぎな warning ですが、なぜこんな真っ赤なパイロン2本を持ち出すような無粋なことをしなければならないのでしょうか。どうしてもこの watning を出さなければならないなら、せめて看板だけにしてもらえないのですか。静かな小径が、荒々しい工事現場になってしまいます。
 昨夜の会議でも、「景観」なる言葉が飛び交っていましたが、小田原市の職員さん方はどんな意識なんでしょうか。このような仮設物は、危険防止とか、緊急の措置として行なうものです。この地区は「第1種風致地区」に指定されているはず、仮設物は関係ないということではないですよ。
 これからの都市経営にとって、美観への取り組みは、致命的な要素になります。意識改革を望みます。

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あぁ 三の丸市民ホール

101001hall_lot 今日の夕刻、性懲りもなく「第10回市民ホール建設準備会」なるカウンシルの傍聴に行きました。9月1日の第9回は市民との意見交換会だったそうで、67人参加されたそうですが、今夕は10人ほど。議題には「景観について」という大胆なテーマが掲げられていました。このホール、かつて、城下町ホールという物欲しげな名称でさらし者になってしまいましたが、僅か5,900㎡の狭小敷地に9,000㎡にもなる公共ホールを造るというまち壊しを依頼した「小田原市」の愚行から始まったのです。
 2年半ほど前に、やっと正道に戻ったかに思えた日、あれから2年以上再びこの愚行に落ち込み続けています。今日の「建設準備会」、幻の敷地にいろんな思いを入れ込んで9回もの「準備」をなさいましたが、「景観」については一歩も前に進んでいない。進めるはずがないのです。建造物は、適切な用地がなければ建たないのです。設計などできる訳がないのです。
 小田原の宝、城跡の真ん前に巨大建造物を造ること自体、無謀な施策なのです。小田原市自身が一番大切な歴史地区のまち壊しをすることなどあり得ないはずです。小田原新市長、苦渋の決断で用地拡張を打ち出されましたが、用地取得は2年経過して画像に示した「拡張予定地」の2ロット280㎡、6%の進捗です。用地購入費1億4256万円。このペースで行くとあと15〜20年、25〜30億円ほどの時間とお金が要ります。なぜ実質不可能な「三の丸市民ホール」に固執するのですか。手持の公有地の活用はどうして駄目なのですか。「建設準備」は、用地の見通しが立ってからにしましょう。無駄な事務費の放出はもういい加減止めましょう。まず小田原市の「文化芸術政策」をつくってください。
(画像は、去る8月23日の市議会総務常任委員会に資料として示されたもの。分かりやすくするため境界線と取得地を着色しました)


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2010年10月 1日 (金)

小田原市議会決算特別委員会

101001hyakusai1 今日は、意を決して小田原市議会の「決算特別委員会(総括質疑)」の傍聴に出かけました。行政情報センターにお寄りして、決算書の下見をしてからと思っていましたら、昨年から決算書は有料で頒布することになったとのこと。(予算書は以前から3,000円で有料頒布でしたが、決算書は頒布していませんでした。欲しけりゃコピーしろと言われました)「決算書及び付属書類」と「成果説明書」を2,000円で購入して全協会議室に案内いただきました。先週の水曜日から一昨日の水曜日まで5回の審議を重ねていますので、委員の議員さん方かなりお疲れでしょう。決算も予算も、体力勝負のような「審議」、なんとも言いようがありません。
 さて、今日の決算特別委員会、委員9人(多分。サイトで確認できない)に市長、副市長、部長等総勢30人くらいの「執行部」とで、質疑応答が始まりました。1番手の委員大村学議員、市民ホールの用地のこと、水道局、市立病院のことなど質問されました。病院のことは全委員定版質問。市民ホールは「拡張予定用地」が2件(280㎡ほど)成約したとかで1億4256万円の決算を確認されました。(予定の4,659㎡の6%ほどですが。残りはどうするの---。これは当傍聴者の疑問)
101001hyakusai 2番手は佐々木ナオミ議員。まず「市民体操おだわら百彩」ってまだ必要なの?聞いたこともない話ですので、市のサイトで検索しますと、この画像の25頁のパンフレットが出てきました。サイトには体操音頭も入っています。---「百彩」とは・・・体操の動きに小田原のすべてを網羅している、市民皆さんが健康で長生きできるよう、年齢の百歳を掛けています---とのこと。市議会の肩が凝る会議の間にでもなさるのでしょうか。
 二つ目の質問は、国民健康保険会計の予算策定で、国庫負担金で6億7924万円、県補助金で2億9529万円、あわせて10億円ほどの「ミス」をした問題。国保事業が改訂された情報を逃したという誠に恥ずかしい失態ですが、副市長答弁は「予算」ですから補正すればいいんです、福祉健康部長、予算書は議会でも審議されて議決されてますよ、みなさんも気がつかなかった、そんな大きな問題ではないといわんばかりの答弁。いかがなもんでしょうか。
 三つ目は、これも有名になった「ミス」。新聞でも報道されましたのでご承知でしょうが、市立病院の宿直手当の誤支給事件です。オンコールという待機(連絡あり次第駆けつける)に対して、宿直手当20,000円を4年間にわたって支給していたという問題です。原因は?顛末書は?責任追求は?---まだ何もなされていないようで、9月1日の記者発表によると、顧問弁護士3人による「外部調査委員会」で「事実関係の把握と原因の究明を図りたい」のだそうです。誤支給分の返還請求は、医師お一人当たり如何ほどになるのか、百万円を超えるような給与の返還請求などということが可能なのか。なんともお粗末な「市立病院経営管理局」の実態が明らかにされました。(さすがに、この病院会計は「不認定」となったようです)
 6月から7月に掛けて救急搬送でこの市立病院に入院を経験した際、この事業所の経営管理が危機的状況にあることを痛感しました。小田原市民の生命を預かる重要施設がこの管理不全状況であること、早急な改善に向けて真剣に取り組んで欲しいものです。
 3番手は、原田敏司議員。お人柄なのでしょうか、生真面目で優しい口調でたくさんの問題を投げかけられました。学校施設の改善、不登校への対応、待機児童特に0歳1歳児の増加と所得格差、印刷局の保育園のこと、下菊川流域の水害、一般会計からの国保繰り入れ、市立病院の医師確保、中小企業支援融資、それぞれに大切な問題を切々と話されましたが、冷ややかな答弁でした。ここまででお昼になり、休憩、午後1時10分再開宣言で締めくくり。
 こんなことで良いのかなあと思いつつも、パイプ椅子に2時間、いささか体力の限界を自覚、脳内出血の再発を恐れて、ここでリタイアしてしまいました。最大の疑問。事業規模1200億円にもなる事業体が、外部監査さえ受けていない状況で、コンプライアンスが保てるのでしょうか。地方政府の摩訶不思議な決算審査の見学でした。本会議での委員長報告は10月6日(火)です。


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「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会

101001bee1 〜これは、原発建設に反対する祝島の人々と、スウェーデンの自然エネルギーについての映画です。〜
【Story】瀬戸内海に浮かぶ小さな島、祝島。 そこには1000年受け継がれた伝統と、漁業を中心とした自給自足的な暮らしが根付いています。 しかし今、その暮らしと豊かな海が、原発建設計画によって破壊されようとしており、住民による反対運動が28年間続けられています。
一方、国民投票で脱原発を決めたスウェーデンでは、電力を自由化し、自然エネルギーを活用した持続可能な社会づくりを目指しています。
安全で持続可能なエネルギーとはなんでしょうか? 映画では、原発に反対しながら島の暮らしを守っている 祝島の人々とスウェーデンで社会を変えた人々の取り組みを取材し、持続可能な社会とは何なのかを追っていきます。
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『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会
    +鎌仲ひとみ監督講演会
    「未来のエネルギーをどうするのか?」

【日時】2010年11月21日(日)
   (昼の部)
    上映 13:30〜15:45(13:15 開場)
   (夜の部)
    上映 16:20〜18:35(16:00 開場)
    監督講演会 19:00〜21:00
【場所】小田原市川東タウンセンターマロニエ 202
   (小田原市中里273-6)
   (http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/community/maroniegaiyou.html)
【料金】(昼の部)1000円(上映会のみ。お茶付)
    (夜の部)1500円(上映会+講演会。お茶付、軽食販売有)
     ※チケット前売り制
【チケット取扱店】@あしがら事務所、ちえのわハウス、ケーキ屋イマヤ、cafe mintcocoa 他
     ※上映会スタッフから直接購入もできます。
     ※詳細は、@あしがらブログ http://atashigara.blog69.fc2.com/参照
【お問い合わせ】@あしがら
     (Tel: 0465-34-2834 Mail: info@at-ashigara.com)
【主催】ぼくらの市民自治 @(あっと)あしがら
      (http://at-ashigara.com/)
〜同時開催〜 ・祝島の写真展
〜FOOD〜・祝島のびわ茶(無料:マイカップをご持参ください!)・祝島や小田原の食材を使った軽食(夜のみ販売)
from hammock cafe (http://hammock-labo.com/)

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小田原市議会を考える市民の会

101001council かねてより、「小田原市議会」の現状に対するさまざまな疑問、疑念が多くの市民から寄せられていましたが、本年に入り標題の組織が正式に設立され、学習会や行動協議の結果、市議全員への「アンケート」が実施されました。丁寧に時間をかけて、このアンケート結果をまとめられていく経過は、この会の公正さを示していました。今日10月1日、その結果をウェブサイトに公開されています。それを拝見しますと、議会の姿にいたたまれないいらだちを高めている市民の姿に対し、問題意識の希薄さが見える市議の存在が見えてきます。無回答の市議もいます。たいへん興味深い貴重な資料です。ぜひご一見を。

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小峰発電所(14)9月の発電量304kWh

101001hatsuden 9月の太陽光発電記録の報告です。月間発電総量は前月の71%、304kWh(累計3,211kWh)、自給率65%でした。9月の雨天日は12日もあり、発電量は大幅に減少しました。日量最高も16.0kWhで、日照にも低下が見られます。エアコンの使用は9月半ばまででしたが、急な冷え込みで冬の到来が早めになれば、エアコンの使用が始まり、消費量も増加しそうです。

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首の皮一枚

100930yano_2 今日も雨天。午前中は2年ぶりの懐かしい訪問で過ごしました。雨はあまり好みではありませんが、お城の古木がつやつやとしていて、自然の営み、美しさにこころ動かされながら帰宅しました。午後もかなり前向きな気分で仕事ができました。
 夕刻は、TVでセリーグの横浜阪神戦を観戦。満員の甲子園が悲鳴を上げる結末に、当方も絶句。世の中は甘くない、心穏やかに過ごすにはまだ修業が不足のようで、明日の神奈川新聞は見たくない思いです。
 ところで、このゲームは甲子園最終戦で、矢野捕手がベンチ入りしていましたが、出番の無いまま最悪の敗戦。阪神ファンの落ち込んだ気分の中で、矢野選手の引退セレモニーがありました。不思議なもので、この盛大な、長島選手並みのセレモニーで阪神ファンは屈辱の敗戦を忘れたかのようでした。当方もカメラを持ち出して初めてのTV画面撮影。地味な選手でしたがこの終幕は清々しいもので、リーグ戦では「首の皮一枚」となった今日の結末を忘れさせるような甲子園の光景でした。

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