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2010年11月

2010年11月28日 (日)

小田原小峰の紅葉

101127aflame 時には、話題を変えたい。この画像、昨日午前7時14分撮影です。小田原小峰。この地は箱根連山の最東端に位置する小さな峰です。北条末期の三の丸総構の内側、調練場の一部であったのかも知れません。いまは、小田原女子短大のキャンパスになっていて、この紅葉は女子寮の敷地で育ってきたものです。この短大は、元閑院宮別邸用地の一部に1957年開学で、既に53年の歴史がありますので、この紅葉の樹齢もかなりのものでしょう。
 この地区、高校中学も集積するまさに文教地区ですが、中心に「小田原競輪場(1949年開設)」が未だに営業中で、競輪客の中を学生生徒が通学するという奇妙な地域です。
101127ugly_fence この地の先には、かつてのMRAアジアセンターの諸施設・ロッジなどがありましたが、小田原市の公有地(2007年)となり、「総構保存管理計画」では総構散策の拠点(ガイダンス施設設置!)とするとしていますが、現在は閉鎖されたままで、貴重なオープンスペースが「放置」されています。この仮設フェンスなんとも醜いですね。どうしてこんな無神経がまかり通るのでしょう。閉鎖そのものも醜いですが。
 話題を変えるつもりが、いつものことになってしまいました。ごめんなさい。(撮影は、緑を守るニュースのポスティング散策の副産物です。これも余計な付録ですが、2007.01.04の「加藤憲一日記」のリンクです。)

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OKINAWA

101128okinawa 我が神奈川県も沖縄に次ぐ基地県で、横須賀母港の原子力空母 George Washington は、黄海上での「訓練」に出動しています。この沿岸諸国(日本国も)は軍事的緊張の度を高めています。
 その中で、今日は沖縄の知事選挙などの投票日です。「日本人」は、OKINAWA をどのように考えているのだろうか。65年前の敗戦以来、実体的な軍事占領の継続を承認している、あるいは「日本国」の復元の代償にした、あるいは対米従属の証にした、そんな思いが拭えません。「経済大国」などと浮かれていた時代、この僅かな恩恵を得るために、私たち「日本人」が失ったものはあまりにも大きいように思います。「普天間基地の国外移転」を掲げた政権への希望は、一瞬にして蹴散らされてしまい「対米従属」なくして日本国の生存はあり得ないのだと恐喝され、「日米同盟の深化」などとの言い訳に隠されてしまいました。「経済なき道徳は寝言」だとのことですが、「対米従属なき日本国は寝言」なんでしょうか。
 我が人生、10年間の「戦時」、そして敗戦、65年間の「対米従属」、一体こんな理不尽がいつまで続くのか。「沖縄県」も「神奈川県」も米国の世界支配のための前線基地であり続けていいのだろうか。「先の大戦」で背負い込んだ「加害と被害」を今日に至るまで抱き続け、さらなる戦争に荷担し、再びの敗戦を体験したいのか。
 米民主党バーニー・フランク下院議員の話。「私が(海兵隊が駐留する普天間基地について)話をした人のほとんどが、アメリカの海兵隊はジョン・ウェインが亡くなったころに沖縄から撤退していたと思っていたみたいだ」と往年のハリウッドスターの名前を交えながら語り、「海兵隊がいまだに沖縄にいる意味が私にはよく分からないね(7月8日のMSNBCの番組)」アメリカ人の常識と日米政府の非常識の中で、日々の暮らしを破壊されている「沖縄県民」は、日本国政の中で何を選択すれば良いのでしょうか。
 今日も、辛い一日になりそうです。
(画像は、「在日米国海兵隊」の公式サイトから)

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2010年11月27日 (土)

虐待されている小田原城址の樹木

101126trees1 (この記事少し長いので、お時間のある時にどうぞ)委員会傍聴、途中退室でいささか頭に血が上ったままお城を逍遙しました。「15番地区の樹木(二宮神社裏)」はかなり以前に伐採されています。「明るく」なりました。おかげさまで、ふらつきながらもなんとかこの崩落石垣をよじ登り、痛々しい切株を撮影してきました。大正12年に崩落した石垣の復元が始まるのでしょうか。
101126trees2 城址一帯(都市計画公園5-5-1中央公園)は、第1種風致地区に決定(平成11年)されていますので、この伐採は当然、風致地区条例(神奈川県)第2条第1項による、特例市小田原市長の許可を得ているのでしょうね。許可にかかわる文書の公開請求は必要ですね。まさか、第2条第2項第11号の許可除外規定を適用したなんてことはないでしょう。
101126trees3gif 風致地区条例は、都市計画法第58条で都道府県の条例による規制を定めています。神奈川県の風致地区条例(昭和45年3月)の第2条第2項第11号の許可除外規定は次のようになっています。

(11) 次に掲げる木竹の伐採
 ア 間伐、枝打ち、整枝等木竹の保育のために通常行われる木竹の伐採
 イ 枯損した木竹又は危険な木竹の伐採
 ウ 自家の生活の用にあてるために必要な木竹の伐採
 エ 仮植した木竹の伐採
 オ 測量、実地調査又は施設の保守の支障となる木竹の伐採

101126trees4 これらの、古木の切株を眺めていると、城郭研究者グループが言い続けられている「鳥の糞樹木」「雑木」「放置樹木」に対する排除思想に思い至ります。この思想に基づく限り、城址の樹木のほぼすべて(保護樹木5本以外)300本どころか2,000本のすべてが「排除」の対象になりかねません。
101126trees5_2 この画像は、天守閣への階段途中から「10番地区の樹木」を撮影したものです。金曜日の午後ですが、大勢の観光客が木蔭のベンチに座られています。本丸広場での中心を形成していますが、植栽管理計画では、こう定められています。
『10 天守閣エリアのマツ5本。(天守閣の視界を遮り、地下遺構への影響が懸念される)』
 城址に存在するものはすべて地下遺構への影響が懸念されますので、すべて排除、整理の対象にされるのでしょうか。このマツ5本も「鳥の糞樹木」なんでしょうが、その出自にかかわらず、永年生きてきたものですから「整枝」ではだめなのですか。この地下にはどんな重要な遺構があるのでしょう。
 明治維新で廃城、解体した天守閣を鉄筋コンクリートの「模造天守」で復元し、100年以上にわたって「放置無管理」で成長を続けた樹木を、人間世界の身勝手さを棚において、「鳥の糞樹木」と蔑視したあげく排除してしまおうというのは余りにひどい「虐待」ではありませんか。
101126trees6 この画像は、天守石垣にそって設けられた「庭園」を撮影したものです。盆栽風のマツが、優良樹木なんでしょうか。ここだけは、エリート樹木として「剪定」管理がなされているようです。ミニサイズのマツも「鑑賞」の対象にはなります。
 小田原城址を「鑑賞」の対処にされるのなら、本格的ジオラマを作られることを、城郭研究者さん方に提案したい。20分の1なら古郭・新城を含めて25m×50mほどの用地で間に合いますが。本丸も二の丸も、精巧な立体復元ができ、観覧者は鳥瞰さえできるのです。こんな復元なら私も大いに手伝いたい。国の補助金は出ないでしょうから、技巧のまち小田原の神髄を発揮して、市民の浄財でまかないましょう。
101126trees7 これは同じく本丸「13番地区の樹木」たちです。これも「鳥の糞樹木」なんでしょうが、私はオープンスペースの心地よい豊かさを感じます。この樹木群を伐採して、本丸御殿の表面表示をするなど想像さえできません。現代生活者たちの「憩いの場」を取り上げ、「廃棄された城郭」を復元するために、現(うつつ)の暮らしを破壊するようなことは決して許されません。是非、復元はジオラマでお願いしたいものです。
101126trees8 これは、いよいよ平成23年事業で「整備」される「御用米曲輪」の現状です。現駐車場は県有地ですが、この隣地が市有地でこの7、8月に試掘調査が行われています。新たに設ける「植栽専門部会」は年末ころに第1回委員会を開き、今年度内に実施設計を済ませ、新年度に着工という目論みが昨日の委員会で公表されたそうです。県有地部分で行なう5つのトレンチ調査は、この12月に実施されるようです。(ここで駐車利用されている車たちは、行き先が決まっているのでしょうか。私などが心配することではないのかな)
101126trees9 この画像は「48番地区の樹木」、クスの大木が見事に密生しています。城址の中の「貴重な自然林」です。一番美しいところです。自然林なら当然のことですが、鬱蒼として「犯罪発生」「自殺多発」「倒木危険」「伐採スレッバ500万円稼げる」など散々に言われて、すべて伐採と宣告された樹木群です。70本伐採が22本伐採になり、「当面は」伐採しないなどと説明変質の甚だしい事例にもなっている樹木たちです。
 この土塁上の樹木たちの運命こそ、小田原市の文明観が試されている最良の教材かも知れません。ここに立つと、クスノキの香りがしっかりと感じられ、まさに森林浴の恩恵さえ存在する得難いエリアです。何としても保全すべきです。「植栽専門部会」の委員さんたちの良識、特に「非専門家・一般人・市民委員」の良識(常識)がまず試されます。良い成果を上げていただきたいものです。12月の「第1回植栽専門部会」はかなりの方が傍聴拒否になるでしょう。それらの方たちに迅速で正確な情報提供をするためにこそ、「音声記録」をさせていただきます。(委員長次第なのかな)

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2010年11月26日 (金)

桃山風 天守

101126post 田代道彌さん、「小田原の城と緑を考える会」の会長さんです。私よりかなりお若いように思いますが、その老成ぶりには頭が下がります。(他にもこんな方は結構いらっしゃいますが、城下町の果実なんでしょうか)この地域広告紙「ポスト」の寄稿文、いつもと違って少しふらついているようにも感じます。
 昭和18年の本丸の状況写真、しかもカラー復元とは、貴重なものを拝見させていただきました。「家康、秀忠の専用御殿、家光の豪華御殿」などなど、ぜひ体験してみたいものですが叶わない夢ですね。「磯馴型(いそなれがた)」とは、日本風トピアリーなんでしょうか。とても興味ある史料発見です。
 松については、昭和30年代に整備した宮城前広場の「低平な姿」が望ましい松とされていられるようです。小田原市民の「城址イメージ」とは相当に乖離していますね。その見本が天守石垣前の盆栽風松なんでしょうか。「往年の本丸御殿」の表面表示で地元管理の責任を果たすのだそうですが、小田原市民のみなさんが合意なさるとお考えなんでしょうか。本丸の植栽は「将軍家居間の南側」にしかなかったそうで、やはり自然林状態で繁茂した樹木のすべては排除するのが、城跡管理者、小田原市民の責務だと言われています。元植栽委員長さんが言われる「30本程度の伐採」とは、天と地の差ほど言い分が違いますが、どうなっているのでしょうか。
 「植栽専門部会」には、元植栽委員長さんもお入りになるのでしょうか。一体全体何がどうなるのか、船頭さんは不在なんですか。取り敢えず「設置要綱」P.1P.2を添付します。

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今日の城跡調査・整備委員会での「驚愕」

101126prohibit 小田原市の諸会議の「傍聴」の閉塞性には驚くことが多いのですが、今日の「平成22年度第1回史跡小田原城跡調査・整備委員会」の会議運営には驚愕しました。この委員会、冒頭に委員の委嘱式がありましたが、みなさん考古学とか中世、城郭とかの専門家のようです。委員長、副委員長は従前通り、すべて従前通りのようです。所管課課長から『配布された資料4に傍聴者は10人と定めてあるが、今日は特別に20人にしたが、大勢の方をお断りした(私も断わられました)。傍聴要領によって、撮影録音は禁止してあるが、委員会の許可を得ればOK』と説明がありました。
 この画像が、その7頁に記載された許可の基準や手続です。私は傍聴できない、建物にも入れないと宣告されていましたので、録音を所管課職員にお願いしましたら、許可を申請してくれとのこと。申請書を出して、ICレコーダーの操作を説明しましたら、欠席者がでたので、入場し自分で録音してくれとなりました。時間に追われてはいたのですが、やむなく入室し「傍聴席」に着席しましたが、なんと、撮影は会議開会前だけOK、録音はだめ。理由は自由な論議ができない恐れがあるからとのこと。
 画像にある許可基準の「会議の運営に及ぼす影響」を適用したのでしょうか。録音されたら「自由な論議ができない」そんなヘナチョコな専門家ぞろいなんでしょうか。委員長さんも副委員長さんも、立派な専門家で、ヘナチョコどころか、命をかけた勇気ある方と伺ってきましたが、一体どうしたことでしょうか。
 この委員会は、「小田原の文化」というカテゴリーに入る「文化的」なものと思っていましたし、うかつなことが言えないような「閉鎖的」な論議をなさっているとは思えないのですが、本当に驚愕しました。このようなたぐいの委員会まで「実質非公開」的にしないと、委員さんは自由な論議が保証されないなんてことを平然と通用させてしまう、こんな非文化的、非民主的、中世的な風土に覆われた「小田原市政府」は絶望的状況といわねばなりません。みなさん中世やら江戸末期やらの専門家かも知れませんが、そんなことで市民主権を否定する委員会の存在は許されるものではありません。この委員会の「審議」など、全否定すべきではないでしょうか。

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今日の城跡調査・整備委員会

101126donjon1 今日の午後1時30分から「平成22年度第1回史跡小田原城跡調査・整備委員会」が開催されます。「小田原城址の緑を守る」市民運動、「植栽・伐採」市政騒動のなかで開催されますが、このお知らせ、ほとんどの方がご存じなかったので、BCCメールで150人ほどの方へ送信しました。傍聴は20名に制限されていて、登録済の方しか建物内には入れないとのことでした。多くの方(私も)が拒否されたようです。
 この画像、今朝の7時28分、雨上がりの「東曲輪展望歴史公園?」からの撮影です。天守閣石垣迄が丸見えです。この景観のために「59番区域」の『50本前後のの樹木を伐採した結果』なのだということを、書き込みコメントで知りました。「相当の枝下し」ではなく「伐採」なんですね。たしかに天守閣がよく見えますが、ここ迄見せるために、50本の緑を失わなければならないのでしょうか。
101126donjon3 この画像は、2005年6月9日に東曲輪の発掘調査の見学会の早朝(小雨でした)、やはり7時半ころ撮影したものです。天守閣はしっかり見えています。このビューではだめなんですかね。私も「小田原城址」が美しく整えられること、大歓迎です。でも、現状のような乱暴な「古木伐採」には『緑を守ろう』と言い続け、守り続ける努力をしていきます。
 今回の「植栽・伐採」「抗議文」騒動については、小田原市政の非力さを天下に知らしめる結果になってきました。(先日のTBSの視聴率は10%を超えたそうです) 速やかに正常な「小田原城跡調査・整備」施策を回復しなければなりません。歴史と文化のまちが、歴史と伐採のまちになってはなりません。
 小田原市政府が、良識ある行政府に立ち戻ることを切望します。

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2010年11月22日 (月)

新しいプリンター

101122printer 先週末、金曜日の深夜にプリンターのメカが突然破損。使い過ぎだったのでしょう。HP2450という複合機です。FAXはいざしらず、スキャン迄できなくなってしまいました。深夜悪戦苦闘しましたが回復せず、作業中断してまさに泣き寝入り。翌朝は8時半からの街頭行動。11時ころ迄やって帰宅し、大慌てで購入先のNOJIMA鴨宮店に電話、「すぐお持ちください。対応します」との甘言に乗せられて、故障機をかかえて鴨宮「シティーモールフレスポ」まで、大渋滞の中かけつけ、ふうふういいながら運び込みましたが、「一ヶ月かかります」「費用も高いですよ」の声に、買い替え決断し、画像のEP-803AWという機種を買い込んで、再度渋滞の中相談事に参加して後、またもや慌ただしく「所用」のためロマンスカーで新宿まで。「所用」を済ませて町田駅に途中下車、北口近くの居酒屋で1時間ほどおつき合いをしてやっと帰宅。10時過ぎから、厄介な設定を済ませて中断作業を修復してベッドインしたのが午前2時。
 翌日日曜日には、小田原城址「学橋」前で、8時半からのニュースの街頭配布。引き続いてポスティング1時間半。帰宅後すぐに小田原中心部の市民会館と酒匂川東のマロニエの大切な行事に参加しました。でも、この最終イベントの途中退席を、自宅迄送っていただける幸運に恵まれ、週末の慌ただしさを忘れる嬉しさでした。でも、さすがにくたびれた週末。
 ところで、本題。ジェットプリンター用のインク、HP56(黒)とHP57(3色カラー)の新品が1本ずつ残ってしまいました。もし、このサイトにアクセスいただいた方で、お使いになれる方がおいででしたら、差し上げます。遠慮なくご一報(mailで)ください。すぐお送りします。(ジェットプリンターはいつもインクの浪費で苦労しますね。なんとも理不尽な思いです)

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「小田原ならではのスタイル」??

101122claim 今日も、「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」への対応で、長い時間を使いました。
 (10月26日のTBSによる小田原市長インタビュー)『これまで非常に史跡整備に重点が置かれてきた議論であったので、ここから先は明確に市民の見方、環境の観点、これを入れていこうということを運用指針等ではっきりさせてゆく。』
 (11月1日市長日記)『史跡整備事業がこれまで、専門性がきわめて高い分野として、一般的な市民の感覚による参画が難しかったのですが、ここから先は史跡と緑の共存を、今を生きる市民の皆さんも一緒に目指す、小田原ならではのスタイルを作り上げてゆかねばなりません。』
 その「小田原ならではのスタイル」、事務方の案が漏れ伝えられてきました。まさかと思うような「小田原スタイル」です。新たに設置する「◯◯委員会」は、「一般的な市民の感覚」を驚愕させた「管理計画」を策定した委員長が再び登場するとのことです。この委員長は「専門性がきわめて高い」城郭研究家として、長年に渉り小田原城跡の整備に心血を注がれて、得難い専門家として評価されています。しかし、「非常に史跡整備に重点が置かれてきた議論」を主導された結果が、今日の混迷を生み出したことを反省し、それを改めて新しいスタイル、緑との共存を示したいという加藤憲一市長の発言に、この事務方案は真っ向から反するものです。
 この「◯◯委員会」構成の事務方構想はいまだ、ご当人には伝わっていないようですが、極めて気骨あるこの委員長が、お受けになるとは思えません。にもかかわらず、このような「小田原スタイル」が浮上してくるような行政風土はとても残念です。加藤憲一市長の約束「新しい小田原」の姿を見せてください。
(画像は、市民団体「守る会」の街頭行動用に作成したゼッケンです。いつまで、これを作り続けなければならないのでしょうか)

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2010年11月21日 (日)

オオムラサキツツジを返せ!!

080501odawara この画像は、広報おだわら2008年5月1日号4頁です。「花はやっぱり藤とツツジ」というキャプションには『---城址公園を包むように咲いているオオムラサキツツジもきれいです。藤の紫とツツジのピンクが、新緑の季節にひときわ目を引きます。』と書かれています。このオオムラサキツツジは、2008年度の「史跡整備」で消え去りました。私が加入している27区自治会員のご婦人が、この「心ない」景観破壊に強い抗議の声を上げられ、自治会で取り上げて欲しいと丁寧な文書とともに、自治会長に提案されましたが、「自治会で扱う問題ではない」とされて、11月定例会での問題提起の文書朗読も否定されました。その文書の一部には『2年くらい前迄、お濠によく映えていたオオムラサキツツジが、突然なくなり無惨にも根本から切り落とされ、いまの芝生と木の柵に変わり果てました』とあります。
101112odawara この画像は、2010年11月12日公開の小田原市公式サイト『「城址公園の樹木約300本が伐採されてしまう」など、誤解を招く内容が伝えられています』に付された画像です。こう書かれています。『これは、馬屋曲輪の整備計画が平成15年度に策定された際に行われた、石垣の現況調査の結果、樹木の根など影響で石垣がふくらみ、危険な状態になってきていることが分かったため、整備計画に位置付け、止むを得ず伐採したものです。』調査結果を根拠とするなら、その時点の写真を掲載するべきではないでしょうか。ここには、「整備」後の「芝生と木の柵に変わり果て」た姿しか見えません。
101120news_1 昨日の土曜日と今日の日曜日、朝8時半ころから城址入口付近で「守る会ニュース1号」を街頭配布しました。今日は、かなりの方が、既に受け取られているようでしたので、南町の家々にポスティングさせてもらいました。お顔を合わせたみなさんからは、さまざまな聲をお聞きしましたがこの「オオムラサキツツジ撤去」には、黙っていられないというような「噴出する怒り」とでも言うような、市政に対する不満が語られました。僅か、50軒ほどのポスティングでしたが、1時間半以上かかりました。
101120news_2 『移植するとのことだったのに、スポーツ会館の敷地内で枯れ果てているのを目にしたが、ひどすぎる』との話も聞きました。『なんで、自治会で署名用紙を回覧しないのか。いただければ、みなさん署名しますよ』とも言われました。
 城址の景観は、市民の最大の楽しみ、誇りなのです。こころある施策を求めます。

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2010年11月19日 (金)

「ビューポイント」で史跡整備?

何かはっきりしない。小田原城跡の復元施設の観望を妨げている樹木、遺構を破壊する樹木、危険な樹木等々58群(280〜300本?)を整理するとした「管理計画書」が公開されて、現地で説明を受け、これはたいへんだと市民団体が署名運動など始めたら、300本切るなんて嘘です、100本程度です、いや30本程度です、いやまだ何本切るか決まっていません、これから決めるのです、誤解を招くような運動は困ります。なんとも「後出しじゃんけん」みたいな展開でしょうか。小田原市は総合計画策定とか、自治基本条例制定とか、とても重要な事案をかかえている筈ですが、TV局に抗議文を郵送した、タウン紙に「小田原市の意見広告」を出す、一体いつまでこんなことをやっているのでしょうか。何が原因でこんな馬鹿なことがまかり通っているのでしょう。
101119donjon1 この観望、わが家の玄関からです。確かにもう少しみえたら良いかも知れませんが、58番群にあるマツ、クスノキ、シラカシなどを数十本切らなければなりません。そんなこと未だかつて望んだことはありません。マツの古木越しにみえる形態復元の天守閣は十分に眺望を楽しませてくれます。当家唯一の自慢の借景です。桜の季節など、観光客が競輪客に混じってカメラを構えてくれます。
101119donjon2 この画像はわが家から50mほど鉄道線路に沿った「国安道路」を歩いた地点の観望です。これだけ見えれば十分過ぎます。法面の樹木が鬱陶しいなどという方も多少いらっしゃるようですが、ここをきれいさっぱりにしたいと本気で思っている方は、本当に少数派ではないでしょうか。この国安道路、ご承知のように狭隘道路で大勢の学生生徒の通学路。競輪客、その送迎バスなどとの混雑、信じ難いほど貧しく、危険な光景が毎日繰り返されています。この解決こそ喫緊の課題だと思いますが。「放置」されたままです。
101119donjon3 この画像は、先ほどの地点から100mほど行ったところの古郭「東曲輪公園」からの観望です。樹木は全然妨げではないですね。電柱が妨げていますね。この公園、2004年に発生した巨大マンション開発を阻止して、公有地化を実現させて誕生した「城跡保全住民運動記念公園」なのです。「八幡山の景観と環境を守る会」などの6ヶ月間に及ぶ果敢な住民努力が生み出した公園です。
101119higashikuruwa1 立派な「八幡山古郭・総構」の解説案内板が立っています。この公園の誕生までの住民協働を記した記念掲示をして欲しいと「文化財課」に申し入れましたが、にべもなく断わられてしまいました。住民協働なんて、何の役にも立っていない、面倒なこと言うなということでしょうか。この公園に立ち入るのには、未だにこだわりがあります。開園セレモニーへの参加はどうしてもできませんでした。
101119higashikuruwa2_2 この用地(古郭東曲輪の一部)は、八幡山古郭として史跡指定され、市民の注目を集め始めました。近世大久保氏の「小田原城」から中世北条氏の「総構」への展望を開いたといえるのではないでしょうか。その後もアジアセンター、静観邸の取得など、「城郭調査整備」はやっと市民権を得てきたように思えます。
 何故「植栽管理計画」という過激な「樹木整理計画」が出現したのでしょうか。部外者の当方などにはまったく理解できない愚行に思えます。さまざまな話をお聞きしてきましたが、いずれもその場しのぎのふらついた説明ばかりです。
 小田原市民にとって、「史跡小田原城跡」は、宝物です。小田原市政府は、真剣に誠実に対応して欲しいと強く求めます。

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2010年11月16日 (火)

ごみの焼却

101113kanagawa 少し古いニュースです。ごみ処理という世界的に悩ましい問題を、大企業同士が企業利益の為に不法行為を働いたというニュースです。談合という、日本的企業風土がまたしてもということでしょうが、この事案はかなり大きなもので、対象工事総額は4500億円ほどと伝えています。発注者は地方自治体、契約数32件です。
 9月に初めて、ごみ処理施設を見学しました。ごみの焼却と言う処理法がいかに大変なことなのか、いかに理不尽で知恵のない方法なのかを痛感しました。大量生産、大量消費、大量廃棄の愚かさを身にしみて感じました。その大量廃棄物を広域化大量処理として、連続高温溶融焼却で効率化する、それを循環型社会形成と称して、焼却炉を熱回収施設というのだそうです。小田原市が加わる1市3町では、国・県の指針の基にもう5年間も広域化協議会を組織し、5人の職員が専従しています。200億円の施設を発注するためなのでしょうか。小田原だけでなく全国でも右へ倣え式に大量処理、大規模施設、広域化がなされ、この談合を支えている図式がみえます。
 広域化の結果、日量320トンのごみ焼却をするのだそうです。溶融灰は、資源化するとしていますが、その事例は極めて限られています。ごみを焼却しても、消え去るものではありません。ごみはガスに変わって大気中に放出されるだけです。循環型社会とはほど遠い、交付金システムによるプラントメーカー育成型社会です。この談合事件、大規模施設の意味を示しています。

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「小田原城址の緑を守ろう!」

 今日は朝方、とても気持ちの良い散策ができました。遠歩きは避けていたのですが、思い切って城址を一回りしました。
 「小田原城址の緑を守ろう!」という素朴で、とても真っ当な市民的願いが、受け入れられないまま、300本切るなんて嘘だ、TBSは事実に反する報道をした、抗議文だ、「広報小田原」では間に合わないのか「タウン紙小田原版」での「市の意見」広告まで出現する始末。
 片や、緑を守る会では、タウン紙広告は間違っている、広告費45万円支出は不当、監査請求すべし、「守る会ニュース第1号」で反論せざるを得ない、お城イベント参加者にも配布し、市全域にポスティングしよう、そんな流れになってきました。
 緑を守って欲しいという陳情は、現在継続審査中だがどうも不採択らしい、委員の中には「天守裏の樹林(58番)は一刻も早く切ってくれ、汚くてどうしようもない」「クスノキは7トン500万円もするらしい、その金で伐採費用を出すべし」との意見を述べた者さえいるそうだ、そんな話が聞こえてきます。6月17日の委員会の会議録(抜粋)です。
101116grove 御用米曲輪に復元される臨時駐車場、北東側(48番)整理域のクスノキの姿です。城址で一番美しいところという評価と「うっそうとして危険、歩かない方が良い(委員発言)」という評価があります。策定委員会の評価は、委員発言に近いようです。この樹林には、幹径2mもあるような巨木、樹齢150年を超えるようなクスノキもあります。姿も美しい。40本全部伐採すると委員会では説明されていますし、『何で松を切るんだという意見やいろいろな声が私のところにも届いたりしたものですから、ぜひ市民の理解を得ることも同時に進めていってもらいたいというように思います』『ほとんど切ってしまうというようなことをちょっと耳にしたのだけれども、そうなんですか。そうであれば、そうすべきかどうかというのは吟味をちゃんとしてほしいね。そういう使い方(用材として売ること)もあるけれど。あそこは歩いてみると非常に味のあるところですよ。伐採と言っておられたけれども、しっかり吟味してほしいね』などという声を残して、報告済となっています。
 伐採方針が変更されて、伐採しないことにしたという噂も流れていますが、「計画書」は撤回されたのでしょうか。これらの40本の巨木にとっては、なんとも頼りない、人間社会の時間が過ぎていきます。
101116donjon 本丸まで登ってみました。画像は(10番)の整理対象の樹群と天守閣です。足下の小屋掛けはいただけませんが、美しい姿ですね。コンクリートだそうですが、形態復元だそうです。この(10番)のマツを切らないと城跡整備にならないとはどうしても思えません。「緑を守ろう!」と一声かけて後ろを振り返りました。
101116zoo ウメ子さんがいなくなった象舎が目に入ります。思い出を残されているのでしょうか。本丸の美しい修景として取り壊しがたいのですか。「植栽管理計画策定委員会」の議事録では22年に取り壊しするとなっていますが。マツを切らないと象舎撤去の費用がでないのかな。折角ですから、当分の間、ウメ子さんの彫像を立てて、野生動物愛護の広報センターにしたらどうでしょう。放置志向は止めにしましょうよ。
 もう一度「小田原城址の緑を守ろう!」と叫んで、本丸を後にしました。いい加減にして欲しい。

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2010年11月14日 (日)

小田原市の「抗議」と「新しい指針」

101026birds_eye 小田原市長が、週末金曜日の12日に「抗議文」を株式会社TBSテレビと制作会社の代表宛に出されたことがウェブサイト上に発表されました。抗議の趣旨は、TBSの報道が『「本市が小田原城址公園内の樹木300本を伐採する」という印象を強く与えました。』ということのようです。視聴者がそのような「印象」を受けたことは確かでしょう。「守る会」もそのような「印象」を与えているのかも知れません。しかし、「植栽管理計画」では300本ほどの樹木の「伐採ならびに相当の枝下ろしが必要」として明記しているのです。300本は間違いなく「切られる」のです。「整枝」ではないのです。「整枝」ではない枝下ろしの姿は放映されたものに近い筈です。「動揺を与えた」のは放映ではなく、小田原市の「眺望確保」に偏向した管理計画策定と市民広報・説明の不始末からなのです。もちろん、この放映に、バラエティー番組的な演出はあったのでしょうが、TBSのディレクターは、この植栽管理計画事案を、適正な調査に基づいて正確に理解されています。
 市長インタビューは、やや短い感がありましたが、つぎのように発言されています。『これまで非常に史跡整備に重点が置かれてきた議論であったので、ここから先は明確に市民の見方、環境の観点、これを入れていこうという運用指針等ではっきりさせてゆく』
 市長は、10月26日のインタビューで、明らかに「植栽管理計画」を否定するという方向に舵を切ったのです。このことは視聴者にしっかり伝わっています。市長は「新たな史跡整備構想」策定の運用指針等を示すのです。その中でのこの抗議が、「300本伐採か否か」という事実関係の争いを目指すのなら、大きな負債を抱えることになりそうです。
 何よりもまず、「運用指針等ではっきりさせていく」事実を、一刻も早く市民の前に示してください。

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2010年11月13日 (土)

小田原市の広報

100801pr_odawara この画像は、「広報小田原」8月1日号の「植栽管理計画」についてのお知らせです。この時点では「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画(平成22年5月31日)」は市の公式サイトにアップされていません。所管課に請求してアップされたのは8月19日だったと記憶します。なぜ公開までに80日もかかるのでしょうか。
 この「お知らせ」では、管理のためにどのような「整理」がなされるのかまったく知らせずに、「今後の城址公園内の植栽管理はこの計画に基づいて行なうこととなります。』としています。「植栽管理」はご承知の通り、「伐採並びに相当の枝下ろしの樹木34ヶ所260〜300本(樹木数を明示していない個所がある)」「整枝する樹木19ヶ所本数不明」「保護・保存する樹木5本」とする驚くべきものです。
 この時点で、何故適切な説明ができなかったのでしょう。後日、市民からの強い請求で説明会を開催してますます市民疑惑を高めてしまったのです。公正な広報ができないことこそ、この管理計画の不適切性を示しています。
101115pr_odawara 今朝の「タウンニュース小田原版」に小田原市名で大きな「意見広告」?が掲載されていました。この「意見広告」が伝えたいことは、『300本伐採は誤解を招く』『TBS TV に抗議している(12日に郵送したそうです)』ということのようです。確か300本ではなくて290本かも知れませんが、これらの樹木は明らかに「伐採並びに相当の枝下ろし」が必要とされていますので、『300本なんて切りません、何本切るかまだ分かりません』というのは余りにご都合身勝手ですね。TBSにどんな抗議をなさったのか、早急に抗議文を公開してください。
 この広告には、『専門家と市民からなる専門の委員会を新たに設置したいと考えています』と記載されていますが、まだ「考えている」のでしょうか。考え続けて、用米曲輪整備工事着手は延期になるのでしょうか。
 この「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画(平成22年5月31日)」は、速やかに再策定しなければなりません。勇気を持って「委員会を新たに設置」することに踏み切ってください。

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2010年11月11日 (木)

歴史と文化の競輪事業

101111gamble この画像は、11月10日の読売新聞の第1面の記事です。公営賭博については、小泉政権末期2006年にも切り込んでいきかけて知りつぼみになっています。わが小田原でも、2008年6月、市長所信表明で『競輪事業の段階的撤退に向けての検討開始などに取り組みます』とされました。ざんねんながら、日本国でも小田原市でも「競輪事業」は続いています。「公営賭博」が、中央官僚の天下り先、集金組織になっていることは、周知の事実となっているにも拘らず、恥ずかしげもなく、いまだにぐずぐずと続けられ、65年間「歴史的景観を損ない」続けています。
 小田原競輪事業では、この市長所信表明から半年後に、競輪客が強盗に変身して「傷害」「傷害致死」という2件の犯罪を起こしています。事業部職員から「いまどきの競輪客に暴力行為をおかすような元気な客はいませんよ」といわれましたが、たしかにその後2年間は致死事件は起きていません。元気のない競輪客は、はずれ券・タバコ・ビール缶のポイ捨て、放尿、泥酔ごろ寝、不法駐停車、非常識運転など、近隣迷惑は相変わらずです。お国の仕分けを待たずに、2度目の「犯罪被害者」の発生を防止のためにこそ、小田原市の「無尽蔵」の力を発揮して欲しいものです。取り敢えずは「ごみ拾い」で「協働」させていただいていますが。
 競輪場が美しい林地の公園になる日を生きているうちに見られるなんてことは、夢物語かな。

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TBSに抗議「事実と異なる内容」樹木伐採

101111fact_tbs 昨日の読売新聞は『歴史的景観を損なっているとして小田原市が、小田原城址(じょうし)公園内の樹木の約4分の1に相当する約260本の伐採や、高い部分を切る枝下ろしをするとしている問題で、市は東京放送(TBS)の情報番組が「事実と異なる内容を放送し、イメージを損なった」としてTBSと番組制作会社に抗議文を送る方針を固めたことが9日、わかった。番組は、10月31日に放送された「噂の!東京マガジン」。市が園内で樹木約300本の伐採を計画していると説明したほか、園内の樹木を現状より大幅に減らしたイメージ図(番組作成)を、「仮に263本伐採されると」との字幕とともに放映。「これはひどい。ハゲだ」などと批判する観光客らの声を放映した市には1日以降、電話やメールなどで約100件の苦情が殺到。大半は「そんなにたくさん伐採するのはけしからん」という叱責(しっせき)で、「市はきちんと説明すべきだ」という意見は少数だったという。市は年明けに発足させる市民を交えた専門部会で、約260本の対象樹木について伐採するか、高い部分を切る枝下ろしにとどめるかを1本ずつ審議するとしているTBS広報部の話「抗議文が届いていない段階でお答えのしようがない」(2010年11月10日 )』と報じています。
101110yomiuri_local_2 今日所管課に確認しましたが、現在稟議中とか。稟議中の案件が、新聞報道されることは普通の話なんでしょうか。他紙は一切報道していません。公共団体が、その行政行為についての報道に「事実と異なる」と抗議するには、それなりの証明をしなければなりませんが、できるのでしょうか。263本ではなくて262本だとでも言うのでしょうか。抗議文の内容、事実と異なるとの指摘部分などがまったく分からないので、この抗議文が公開されてから記事にします。

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11月11日

101111world_war 昨日11月10日、十数年ぶりに古い教え子たちに招かれて東京青山で会議と会食をしました。彼女たちも結構なお歳になっていますので、ロスアンゼルスで配偶者とともに仕事をしていたT.I.さんが、東京のホスピスに入っていることを伝えることを躊躇したまま帰宅しました。帰宅直後に訃報が入りました。乳がんの全身転移です。まだ小学生の娘さんを残されました。昨夜からなんとも悲しい時間を過ごしています。
 今日11月11日は、第1次世界大戦の終結日です。世界中、日本でも大祝賀が行なわれた世界的記念日です。この画像は、Wikipediaから転載させていただいたものですが、実に良くこの戦争の姿をしめしています。この大戦までとまったく違う「悲惨な戦争」を参加国が経験したのです。人類史に残すべき記念日です。塹壕、航空機、戦車、機関銃、高速軍艦などという画期的発明が戦闘に投入され戦争の「巨大化」を体験させられたのです。悲しさが終結した祝日でしたが。その僅か20年後には第2次世界大戦を「大国」同士が引き起こしてしまったのです。この大戦は、第1次を数等倍凌駕するありとあらゆる「惨禍」を体験させられたのです。我が日本人も「加害」「被害」の取り返しのつかない人類的不始末を「大国」と共に背負わされてしまったのです。
 にも拘らず、昨日今日のTVは、「記録映像流出」などで大騒ぎしています。野党はここぞとばかり民主党政権攻撃です。何か不思議な気分でTVを拝見していますが、この映像が国際社会に捕捉されても本当に大丈夫なんでしょうか。当方は民主党政権を擁護する気はさらさらありませんが、この流出、まずいことになったように感じています。
 2度あることは3度あるなんてことは、決してないと信じていますが、日本社会の現状は、さらなる惨禍を招くことを「想像」できないまでに疲弊しているのでしょうか。つらい「11月11日」を送ってしまいました。

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2010年11月 6日 (土)

古木の喪失と人々の記憶

101106toukoku_monument 午前11時ころから小田原城址公園「学橋」前で、街頭署名運動に参加しました。2年前の初夏には、もうこんな苦労はしなくて済むと思ったのですが、世の中そう上手くはいかないようです。「お城の緑を守りましょう!」と張り上げる声も、5、6年前とは違ってやや力不足。それでも、来訪者の関心の高さのおかげで、かなりの署名を得ることができました。
 この画像、学橋への途中で撮影した北村透谷碑の撤去作業光景です。127年の命を絶たれた巨松の切り株が痛々しい。碑は解体して「文学館」に縮小移築するのだそうです。ここにあっては何故いけないのでしょうか。市民のみなさん納得できる説明をお聞きになれたのでしょうか。すべて適法な手続を経てのこと、納得も何も今更、ということなんでしょうかね。「文学館」の次はどこに移転するのでしょう。城址公園に帰還するなんてことになるのかな。
101106cutting この画像は学橋からの帰路に撮影したもの。これはかなり以前にばっさりやられたものですが、馬出し門工事の仮設搬入路設置の際、障害物として「相当の枝下ろし」をされたのです。やはり、樹木にはまったくご関心がないことが良く分かります。樹木は「障害物」とされているのでしょうか。倒木で危険、枝落下で危険、石垣倒壊で危険、犯罪誘因で危険、自殺利用で危険、そして遺構破壊で危険という説明をいやというほどお聞きしました。
 城址の大半の樹木(300本を超える)が、こんな姿になるか、切り株になるか、どちらかで整理するというのが「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」ではないですか。しかも、「整枝」とされている樹木も、「史跡整備」の進行にともなって「整理」するとされていますから、TBS TVが放映した「本丸・二の丸整備鳥瞰図」が復元整備の姿を示していることは明らかです。議会委員会で、所管課は単に曲輪取りを示したものに過ぎないなどと詭弁を弄していましたが、もしそうなら、「基本構想」を修正してください。
 つい先日(10月26日)に公開された「史跡小田原城跡本丸・二の丸整備基本構想について」では、『この鳥瞰図の通りに復元するわけではありません。植栽の整備や管理につきましては、既存樹木の活用も含めて、個別のエリアごとにどのような整備を行うのか検討して、整備計画を策定していきます。』とされています。「植栽管理計画」では、個別のエリア「59エリア」ごとに管理の手法を明示しているのですよ。「植栽管理計画」はすべて撤回したと考えていいのでしょうか。この計画の破棄なくして、さらに『検討して、整備計画を策定』する新たな仕組みができるとは考えられません。これまでの策定手法、策定環境を一新した新たな仕組みがなければ、市民が求める城址の樹木は「保護・保存」されません。現計画での「保護・保存する樹木」はたったの樹木5本と藤棚だけです。植栽は『低木や芝などを活用することで、極力緑の環境を維持することに努める』としているのです。鳥瞰図の通りだったのです。
 城址の古木が無惨に伐採され、あるいは痛々しい姿をさらすようなことは、小田原の人々の故郷記憶を抹殺することになります。
 速やかに新たな整備手法、「小田原ならではのスタイル」を示してください。

 この問題に関心をお持ちの方たちのブログを紹介します。
http://green.ap.teacup.com/yamameayu/631.html#comment
http://blogs.yahoo.co.jp/norako33530/379382.html
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/anti_kkria/view/20101101/1288537248
http://happy.ap.teacup.com/nekomata/1247.html
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-cf8a.html
http://d.hatena.ne.jp/kokuzo/20101106

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2010年11月 5日 (金)

「中央公園」Central Park

101105central_park この画像は、平成12年2月現在という古いものですが、手元にあるものを使いました。都市計画公園「中央公園」は、5・5・1と記された濃緑色の部分です。南側はが城址公園区域、薄く抜けている個所は旧城内小学校の区域(変更になっているはず)、北側のひょうたん型の小さい方は競輪場の区域、小田原高校と相洋中・高校に挟まれた細い区域、その北側の大きい方は城山陸上競技場、テニスコート、配水池などの区域です。
 この5・5・1の都市計画公園は、昭和23年の戦後最初の指定で誕生し、以後の変更などもありますが、62年間何事もなく生き延びてきています。平成21年11月の都市計画審議会の議事録によりますと、路線(本町水之尾線)の変更にともなって中央公園の変更も必要になるだろうと説明されています。
 この「中央公園」の区域で、市民が利用できる都市公園の機能を果たしているのは、城址公園のみといって良いでしょう。中心市街地で唯一の都市公園において、緑保全は必須の命題です。300本に及ぶ古木、高木などを「伐採ならびに相当の枝下ろし」の対象にすることは、都市経営において信じ難いことです。先日の「小田原市議会厚生文教常任委員会」の陳情審査では、不祥事、自殺など風聞を恐れて発表を控えているが、多々ある、樹木は危険というような説明がありましたが、なんとも貧しい理由付けではないでしょうか。小田原を誇りある都市にしたいと強く思います。
 都市生活者にとって、緑のあるオープンスペースは不可欠のものです。中央公園・セントラルパークの整備は市政の大きな課題として、真剣に取り組んで欲しいものです。

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噂の東京マガジン 7日(日)追加放映です

101019uwasa 先週日曜日に放映されました「噂の東京マガジン」、馬屋曲輪(水の公園)の古木強行伐採などの記録が追加放映されます。1時からの放映開始の冒頭、2分間ほどです。
 127歳の松の古木を伐採してでも、「土塁」復元することが小田原市の文化財保護整備の責務なんでしょうか。それとも、すでに正規の手続を踏んで「基本構想」が出来上がっているので、いやでもやらなきゃならないのでしょうか。「基本構想」を廃棄すれば、古木は救えるのですか。
 臨時駐車場を廃止して、米蔵の表面表示をすることのために、70本の古木を伐採することが、小田原市にとって必要なことなんでしょうか。まず何よりも『一般的な市民の感覚による参画』の仕組みを早急に作って、問いかけてください。

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小田原市議会厚生文教常任委員会

101105donjon 昨日11月4日、標題の委員会を傍聴しました。久しぶりの傍聴でしたが、やはりパイプ椅子にはどうしても馴染めません。座布団を敷いていただいていますが、なんとも居心地の悪い1時間半ほどでした。今日は陳情審査です。
 〔議題〕 1 陳情第96号 「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」の白紙撤回を求める陳情書
 この市民団体からの要求は、当ブログにもたびたび取り上げていますが、この陳情と同趣旨で署名運動が行なわれていますし、TBSTV でも、地元TVK TVでも取材されています。そんな中、先月末の伐採強行は、行政無策の誠に痛々しい姿を露呈してしまいました。この委員会のみなさんは、この伐採現場を訪れたことがあるのでしょうか。他にもっと大切な「公務」が山積しているのでしょうね。
 傍聴30席は満席でした。委員さんの論議は、さまざまな認識格差を見せながら、早々に「継続審査」、つまりもう少し推移を見て?情報を集めて?市民説明を尽くして?陳情者の理解を確かめて?などなどという理由から、再度の審査にしようと議決されました。ただお一人、大村学委員だけ、陳情不採択。
 大村議員は興味深い「確認」を求められました。行政答弁「城址の現在緑被率70%、都市公園緑被率50%」です。ええっ。小田原市では、「小田原市美しく住み良い環境づくり基本条例」や「小田原市緑と生き物を守り育てる条例」などで、緑化の推進などの努力規定はありますが、まだ緑化率制限を課した条例等の存在は知りません。ここで言われている緑被率70%の算定基準がどうなっているのか判断できません。
 それに、小田原市の説明では、まだ、何を「伐採」し、何を「相当の枝下ろし」するのかは、これから十分検討して決めるのだといわれているのに、「都市公園緑化率50%」などと確認されたことは、管理計画事業実施後でも、当然50%を守ることになるとの確認だったのでしょうか。この計画については、説明の混乱、矛盾、変更がたびたびされるのを耳にしてきました。標題の管理計画は、300本あるいはそれ以上の樹木について、「整枝等」ではない「伐採並びに相当の枝下し」の区分を設けただけということですか。
 陳情書に記述されている「300本近くが消滅し、城址公園の深い緑の大半はなくなってしまうであろう」という陳情趣旨は計画の誤解に基づくものと言う批判は、委員の中にはあるようでした。しかし、何本が消滅するのか。まだ決まっていませんと説明されれば、計画書に明言されている「伐採」が300本近くに及ぶことは十分にあり得ますし、事実「伐採並びに相当の枝下しが必要な樹木」は、これまですべて伐採されています。先日29日に市民怨嗟の声の中で伐採強行された古木4本も「伐採並びに相当の枝下ろしが必要な樹木」とされていたものです。「相当の枝下し」で、「石垣倒壊の危険」に対応されていたのでしょうか。余りにも杜撰で虚偽、秘匿が充満した「計画」です。白紙撤回どころか、「計画自壊」ではないでしょうか。委員のみなさんは、しっかり事実を検証してください。
 画像は、拙宅前から今朝7時半に撮影したもの。天守閣は見え隠れしていますが、これで十分です。この「屏風岩周辺」で58番として個所付けされた古木は何十本もありますが、これなど算入すると300本は有に超えるのではないでしょうか。ここを裸にしてしまうような暴挙がなぜ、「城跡整備」なのでしょうか。ビューポイント5番に立ちすくし、考え込んでしまいました。

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2010年11月 2日 (火)

小田原市自治基本条例(5)SF Giants

101102sf_giants SFジャイアンツがシリーズを制覇しました。第1戦11vs7、第2戦9vs0とホームで2勝、第3戦2vs4と敵地で1敗しましたが、第4戦4vs0、そして第5戦、3対1でレンジャーズに勝ちました。4勝1敗です。
 SFジャイアンツのホーム球場は「AT&Tパーク」ですが、2000年にここへ移転するまでには、長い苦難の歴史があります。ご承知でしょうが1958年にブルックリンからサンフランシスコに転出し、1960年にキャンドルスティック・パークという専用の球場を持ちましたが、立地したSF湾岸はたいへん寒冷な気候の日が多く、夏季でもナイターでは毛布持参という始末でした。1989年10月にはオークランドA'sとのBay Seriesの開幕直前に、ロマプリータ地震に見舞われ1週間以上中断、そして4タテで完敗。
101102att_park この球場に見切りを付けたく、球場をSFの市街地南部に移転を計画します。さて、この開発計画、SF市はまちづくりの重要課題として、住民投票(たくさんのpropositionが同時ballot)にかけ、移転計画は市民の反対が僅か上回り、ここでも敗退。しかし、ねばり強く再々提案で、住民投票に勝つことができて新球場建設に成功し、2000年からやっと現在のAT&Tパークをホームとすることができました。市街地でもあり奇妙な格好の球場で、ホームランはSF湾に飛び込みます。
 地震、ベイブリッジの崩壊、4連敗、住民投票敗退などを身近にしましたが、球場開発「住民投票」での市民による「賛成」「反対」の運動には、いたく感心しました。本当に住民主権なんですね。アルカトラス島のカジノ化、シティーホール(市役所)改修予算など、たくさんの住民投票を目にしてきましたが、それらに対する住民意思表示propositionはとても新鮮な体験でした。
 もちろん米国の市政も議会主義ですが、住民意見が大きく割れるような問題については、11月の第1火曜日の選挙日に「住民投票」としていっせいに問いかけられます。米国民主主義が、完全なものとは思いませんが、この住民自治の手法は「民主主義」の基底ではないかと思います。
 小田原市では、住民投票請求は議会否決で葬られています。議会制民主主義には、住民投票は馴染まないということのようですが、議会制の上位として直近の議員、首長などの選挙に併設することで、直接民主主義も十分に可能です。市民参画、市民主権に一歩でも近づく自治基本条例を定めるべきと考えます。

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2010年11月 1日 (月)

史跡小田原城跡整備経費の推移

101026birds_eye 小田原市は、10月26日の植栽管理のサイト更新の際、「整備基本構想について」という頁をアップしています。
 『これまで、平成9年に銅門、平成21年に馬出門を復元・整備しましたが、これからも、『基本構想』に基づいて本丸・二の丸の整備を進めていきます。』
 「植栽管理計画」が少しずつ市民の目に触れるようになり、「白紙撤回を求める署名運動」「市民説明会」「強行伐採工事への抗議行動」など、慌ただしく展開してきています。
 小田原市は、Web Siteによって「基本構想」への市民理解を期待することは困難だと思います。既定の施策だということで、これまで事業が進められてきましたが、今回の「市民異議」はこの基本構想の見直しを求めるものだと考えます。強行伐採への抗議行動の火中に、「植栽管理計画策定委員会」委員長さんが、「説明?」にみえられました。このような「勇気ある単独行動」ではなく、小田原市政府が腰を据えて、市民理解を求めることから始めるべきでしょう。何か、この施策は、国の文化財施策、市は手を触れない、こんな感じが拭えません。そろそろ地方自立を覚悟するときではないでしょうか。
 平成17年度からの当初予算を列記してみます。
 年度   文化財保護費   城跡整備経費
平成17   178,182千円    131,252千円
平成18   180,048千円    138,033千円
平成19   574,435千円    510,325千円
平成20   527,902千円    465,469千円
平成21   377,762千円    315,124千円
平成22   462,553千円    391,575千円
 累計   2,300,882千円   1,951,778千円
 城跡整備が文化財保護の大部分を占めていることが見て取れます。馬出門桝形石垣(H17,18)、馬出門桝形門・土塀(H19,20)、東曲輪(H19,20,21)整備などが主たるものです。平成22年度予算で「馬屋曲輪修景整備費 44,866千円」「御用米曲輪整備費 7,566千円」が議会承認されています。(これらの財源には、一般財源の他に国県支出金、地方債などがあります)
 史跡の保存整備は、整備基本構想による江戸末期の「復元」だけではない新たな手法を求めるべきです。平成23年度予算は、いま策定の真っ最中?どのような事業内容に基づく予算の提案があるのでしょうか。馬屋曲輪修景整備、御用米曲輪整備は?一日でも早く市民参画の策定手法を示してください。

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小峰発電所(15)10月の発電量213kWh

101031hatsuden 10月の太陽光発電記録の報告です。月間発電総量は8月426kWhのちょうど半分、213kWh(累計3,424kWh)、自給率47%でした。10月は好天に恵まれず、発電量10kWhを超えた日が僅か8日だけ。日量最高も13.3kWhで、日照はかなり低下しました。エアコンの使用はまだ2、3日ほどですが、今月からはエアコンによる消費量も増加しそうです。エネルギー消費量の低減こそ!!と言われると、反省頻りです。

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