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2010年11月19日 (金)

「ビューポイント」で史跡整備?

何かはっきりしない。小田原城跡の復元施設の観望を妨げている樹木、遺構を破壊する樹木、危険な樹木等々58群(280〜300本?)を整理するとした「管理計画書」が公開されて、現地で説明を受け、これはたいへんだと市民団体が署名運動など始めたら、300本切るなんて嘘です、100本程度です、いや30本程度です、いやまだ何本切るか決まっていません、これから決めるのです、誤解を招くような運動は困ります。なんとも「後出しじゃんけん」みたいな展開でしょうか。小田原市は総合計画策定とか、自治基本条例制定とか、とても重要な事案をかかえている筈ですが、TV局に抗議文を郵送した、タウン紙に「小田原市の意見広告」を出す、一体いつまでこんなことをやっているのでしょうか。何が原因でこんな馬鹿なことがまかり通っているのでしょう。
101119donjon1 この観望、わが家の玄関からです。確かにもう少しみえたら良いかも知れませんが、58番群にあるマツ、クスノキ、シラカシなどを数十本切らなければなりません。そんなこと未だかつて望んだことはありません。マツの古木越しにみえる形態復元の天守閣は十分に眺望を楽しませてくれます。当家唯一の自慢の借景です。桜の季節など、観光客が競輪客に混じってカメラを構えてくれます。
101119donjon2 この画像はわが家から50mほど鉄道線路に沿った「国安道路」を歩いた地点の観望です。これだけ見えれば十分過ぎます。法面の樹木が鬱陶しいなどという方も多少いらっしゃるようですが、ここをきれいさっぱりにしたいと本気で思っている方は、本当に少数派ではないでしょうか。この国安道路、ご承知のように狭隘道路で大勢の学生生徒の通学路。競輪客、その送迎バスなどとの混雑、信じ難いほど貧しく、危険な光景が毎日繰り返されています。この解決こそ喫緊の課題だと思いますが。「放置」されたままです。
101119donjon3 この画像は、先ほどの地点から100mほど行ったところの古郭「東曲輪公園」からの観望です。樹木は全然妨げではないですね。電柱が妨げていますね。この公園、2004年に発生した巨大マンション開発を阻止して、公有地化を実現させて誕生した「城跡保全住民運動記念公園」なのです。「八幡山の景観と環境を守る会」などの6ヶ月間に及ぶ果敢な住民努力が生み出した公園です。
101119higashikuruwa1 立派な「八幡山古郭・総構」の解説案内板が立っています。この公園の誕生までの住民協働を記した記念掲示をして欲しいと「文化財課」に申し入れましたが、にべもなく断わられてしまいました。住民協働なんて、何の役にも立っていない、面倒なこと言うなということでしょうか。この公園に立ち入るのには、未だにこだわりがあります。開園セレモニーへの参加はどうしてもできませんでした。
101119higashikuruwa2_2 この用地(古郭東曲輪の一部)は、八幡山古郭として史跡指定され、市民の注目を集め始めました。近世大久保氏の「小田原城」から中世北条氏の「総構」への展望を開いたといえるのではないでしょうか。その後もアジアセンター、静観邸の取得など、「城郭調査整備」はやっと市民権を得てきたように思えます。
 何故「植栽管理計画」という過激な「樹木整理計画」が出現したのでしょうか。部外者の当方などにはまったく理解できない愚行に思えます。さまざまな話をお聞きしてきましたが、いずれもその場しのぎのふらついた説明ばかりです。
 小田原市民にとって、「史跡小田原城跡」は、宝物です。小田原市政府は、真剣に誠実に対応して欲しいと強く求めます。

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コメント

個人的には樹木の整理は賛成です。
倒壊の危険のある場合や史跡整備に関わる場合など、
必要性は否定できません。
ただ、ビュースポットと称して、TBSの作成した予想図のようにつるつるのハゲ山状態にする必要まではあるのか疑問です。
完璧にお城が見える必要はなく、ある程度樹木がかかっている状態のほうが風情があるのではないでしょうし、市内のどこからもお城が完全に露出する必要はないとおもいます。いくらなんでもまったくあれは行過ぎです。
松本さんがとられた上から3枚目のお城の画像ですが、
実は、
これは伐採の結果見えるようになったものです。
http://www6.airnet.ne.jp/takematu/
武松市議の引用で申し訳ないですが、これはTBS報道でも紹介されたとおり、ここまでお城が見えるようになったのは、50本前後のの樹木を伐採した結果です。おそらく市民には周知されていなかったはずです。

ある程度の整理は必要だとおもいますが、市のやり方は市民に不信感をもたれても仕方ないとおもいます。この計画について正しく理解できるだけの情報をだしていません。
史跡の保護は市民の協力が不可欠です、市民から非難されるようなやり方は望ましいとは思えません。
そういう意味では、拙速に進めるのは反対です。


それから、
八幡山の公園の記念碑ですが、可能なら個人的に寄付という形で立てることはできないでしょうか?

投稿: 小田原不良市民 | 2010年11月20日 (土) 10時51分

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