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2010年11月16日 (火)

「小田原城址の緑を守ろう!」

 今日は朝方、とても気持ちの良い散策ができました。遠歩きは避けていたのですが、思い切って城址を一回りしました。
 「小田原城址の緑を守ろう!」という素朴で、とても真っ当な市民的願いが、受け入れられないまま、300本切るなんて嘘だ、TBSは事実に反する報道をした、抗議文だ、「広報小田原」では間に合わないのか「タウン紙小田原版」での「市の意見」広告まで出現する始末。
 片や、緑を守る会では、タウン紙広告は間違っている、広告費45万円支出は不当、監査請求すべし、「守る会ニュース第1号」で反論せざるを得ない、お城イベント参加者にも配布し、市全域にポスティングしよう、そんな流れになってきました。
 緑を守って欲しいという陳情は、現在継続審査中だがどうも不採択らしい、委員の中には「天守裏の樹林(58番)は一刻も早く切ってくれ、汚くてどうしようもない」「クスノキは7トン500万円もするらしい、その金で伐採費用を出すべし」との意見を述べた者さえいるそうだ、そんな話が聞こえてきます。6月17日の委員会の会議録(抜粋)です。
101116grove 御用米曲輪に復元される臨時駐車場、北東側(48番)整理域のクスノキの姿です。城址で一番美しいところという評価と「うっそうとして危険、歩かない方が良い(委員発言)」という評価があります。策定委員会の評価は、委員発言に近いようです。この樹林には、幹径2mもあるような巨木、樹齢150年を超えるようなクスノキもあります。姿も美しい。40本全部伐採すると委員会では説明されていますし、『何で松を切るんだという意見やいろいろな声が私のところにも届いたりしたものですから、ぜひ市民の理解を得ることも同時に進めていってもらいたいというように思います』『ほとんど切ってしまうというようなことをちょっと耳にしたのだけれども、そうなんですか。そうであれば、そうすべきかどうかというのは吟味をちゃんとしてほしいね。そういう使い方(用材として売ること)もあるけれど。あそこは歩いてみると非常に味のあるところですよ。伐採と言っておられたけれども、しっかり吟味してほしいね』などという声を残して、報告済となっています。
 伐採方針が変更されて、伐採しないことにしたという噂も流れていますが、「計画書」は撤回されたのでしょうか。これらの40本の巨木にとっては、なんとも頼りない、人間社会の時間が過ぎていきます。
101116donjon 本丸まで登ってみました。画像は(10番)の整理対象の樹群と天守閣です。足下の小屋掛けはいただけませんが、美しい姿ですね。コンクリートだそうですが、形態復元だそうです。この(10番)のマツを切らないと城跡整備にならないとはどうしても思えません。「緑を守ろう!」と一声かけて後ろを振り返りました。
101116zoo ウメ子さんがいなくなった象舎が目に入ります。思い出を残されているのでしょうか。本丸の美しい修景として取り壊しがたいのですか。「植栽管理計画策定委員会」の議事録では22年に取り壊しするとなっていますが。マツを切らないと象舎撤去の費用がでないのかな。折角ですから、当分の間、ウメ子さんの彫像を立てて、野生動物愛護の広報センターにしたらどうでしょう。放置志向は止めにしましょうよ。
 もう一度「小田原城址の緑を守ろう!」と叫んで、本丸を後にしました。いい加減にして欲しい。

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