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2010年11月 5日 (金)

小田原市議会厚生文教常任委員会

101105donjon 昨日11月4日、標題の委員会を傍聴しました。久しぶりの傍聴でしたが、やはりパイプ椅子にはどうしても馴染めません。座布団を敷いていただいていますが、なんとも居心地の悪い1時間半ほどでした。今日は陳情審査です。
 〔議題〕 1 陳情第96号 「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」の白紙撤回を求める陳情書
 この市民団体からの要求は、当ブログにもたびたび取り上げていますが、この陳情と同趣旨で署名運動が行なわれていますし、TBSTV でも、地元TVK TVでも取材されています。そんな中、先月末の伐採強行は、行政無策の誠に痛々しい姿を露呈してしまいました。この委員会のみなさんは、この伐採現場を訪れたことがあるのでしょうか。他にもっと大切な「公務」が山積しているのでしょうね。
 傍聴30席は満席でした。委員さんの論議は、さまざまな認識格差を見せながら、早々に「継続審査」、つまりもう少し推移を見て?情報を集めて?市民説明を尽くして?陳情者の理解を確かめて?などなどという理由から、再度の審査にしようと議決されました。ただお一人、大村学委員だけ、陳情不採択。
 大村議員は興味深い「確認」を求められました。行政答弁「城址の現在緑被率70%、都市公園緑被率50%」です。ええっ。小田原市では、「小田原市美しく住み良い環境づくり基本条例」や「小田原市緑と生き物を守り育てる条例」などで、緑化の推進などの努力規定はありますが、まだ緑化率制限を課した条例等の存在は知りません。ここで言われている緑被率70%の算定基準がどうなっているのか判断できません。
 それに、小田原市の説明では、まだ、何を「伐採」し、何を「相当の枝下ろし」するのかは、これから十分検討して決めるのだといわれているのに、「都市公園緑化率50%」などと確認されたことは、管理計画事業実施後でも、当然50%を守ることになるとの確認だったのでしょうか。この計画については、説明の混乱、矛盾、変更がたびたびされるのを耳にしてきました。標題の管理計画は、300本あるいはそれ以上の樹木について、「整枝等」ではない「伐採並びに相当の枝下し」の区分を設けただけということですか。
 陳情書に記述されている「300本近くが消滅し、城址公園の深い緑の大半はなくなってしまうであろう」という陳情趣旨は計画の誤解に基づくものと言う批判は、委員の中にはあるようでした。しかし、何本が消滅するのか。まだ決まっていませんと説明されれば、計画書に明言されている「伐採」が300本近くに及ぶことは十分にあり得ますし、事実「伐採並びに相当の枝下しが必要な樹木」は、これまですべて伐採されています。先日29日に市民怨嗟の声の中で伐採強行された古木4本も「伐採並びに相当の枝下ろしが必要な樹木」とされていたものです。「相当の枝下し」で、「石垣倒壊の危険」に対応されていたのでしょうか。余りにも杜撰で虚偽、秘匿が充満した「計画」です。白紙撤回どころか、「計画自壊」ではないでしょうか。委員のみなさんは、しっかり事実を検証してください。
 画像は、拙宅前から今朝7時半に撮影したもの。天守閣は見え隠れしていますが、これで十分です。この「屏風岩周辺」で58番として個所付けされた古木は何十本もありますが、これなど算入すると300本は有に超えるのではないでしょうか。ここを裸にしてしまうような暴挙がなぜ、「城跡整備」なのでしょうか。ビューポイント5番に立ちすくし、考え込んでしまいました。

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