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2010年11月14日 (日)

小田原市の「抗議」と「新しい指針」

101026birds_eye 小田原市長が、週末金曜日の12日に「抗議文」を株式会社TBSテレビと制作会社の代表宛に出されたことがウェブサイト上に発表されました。抗議の趣旨は、TBSの報道が『「本市が小田原城址公園内の樹木300本を伐採する」という印象を強く与えました。』ということのようです。視聴者がそのような「印象」を受けたことは確かでしょう。「守る会」もそのような「印象」を与えているのかも知れません。しかし、「植栽管理計画」では300本ほどの樹木の「伐採ならびに相当の枝下ろしが必要」として明記しているのです。300本は間違いなく「切られる」のです。「整枝」ではないのです。「整枝」ではない枝下ろしの姿は放映されたものに近い筈です。「動揺を与えた」のは放映ではなく、小田原市の「眺望確保」に偏向した管理計画策定と市民広報・説明の不始末からなのです。もちろん、この放映に、バラエティー番組的な演出はあったのでしょうが、TBSのディレクターは、この植栽管理計画事案を、適正な調査に基づいて正確に理解されています。
 市長インタビューは、やや短い感がありましたが、つぎのように発言されています。『これまで非常に史跡整備に重点が置かれてきた議論であったので、ここから先は明確に市民の見方、環境の観点、これを入れていこうという運用指針等ではっきりさせてゆく』
 市長は、10月26日のインタビューで、明らかに「植栽管理計画」を否定するという方向に舵を切ったのです。このことは視聴者にしっかり伝わっています。市長は「新たな史跡整備構想」策定の運用指針等を示すのです。その中でのこの抗議が、「300本伐採か否か」という事実関係の争いを目指すのなら、大きな負債を抱えることになりそうです。
 何よりもまず、「運用指針等ではっきりさせていく」事実を、一刻も早く市民の前に示してください。

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