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2010年11月 2日 (火)

小田原市自治基本条例(5)SF Giants

101102sf_giants SFジャイアンツがシリーズを制覇しました。第1戦11vs7、第2戦9vs0とホームで2勝、第3戦2vs4と敵地で1敗しましたが、第4戦4vs0、そして第5戦、3対1でレンジャーズに勝ちました。4勝1敗です。
 SFジャイアンツのホーム球場は「AT&Tパーク」ですが、2000年にここへ移転するまでには、長い苦難の歴史があります。ご承知でしょうが1958年にブルックリンからサンフランシスコに転出し、1960年にキャンドルスティック・パークという専用の球場を持ちましたが、立地したSF湾岸はたいへん寒冷な気候の日が多く、夏季でもナイターでは毛布持参という始末でした。1989年10月にはオークランドA'sとのBay Seriesの開幕直前に、ロマプリータ地震に見舞われ1週間以上中断、そして4タテで完敗。
101102att_park この球場に見切りを付けたく、球場をSFの市街地南部に移転を計画します。さて、この開発計画、SF市はまちづくりの重要課題として、住民投票(たくさんのpropositionが同時ballot)にかけ、移転計画は市民の反対が僅か上回り、ここでも敗退。しかし、ねばり強く再々提案で、住民投票に勝つことができて新球場建設に成功し、2000年からやっと現在のAT&Tパークをホームとすることができました。市街地でもあり奇妙な格好の球場で、ホームランはSF湾に飛び込みます。
 地震、ベイブリッジの崩壊、4連敗、住民投票敗退などを身近にしましたが、球場開発「住民投票」での市民による「賛成」「反対」の運動には、いたく感心しました。本当に住民主権なんですね。アルカトラス島のカジノ化、シティーホール(市役所)改修予算など、たくさんの住民投票を目にしてきましたが、それらに対する住民意思表示propositionはとても新鮮な体験でした。
 もちろん米国の市政も議会主義ですが、住民意見が大きく割れるような問題については、11月の第1火曜日の選挙日に「住民投票」としていっせいに問いかけられます。米国民主主義が、完全なものとは思いませんが、この住民自治の手法は「民主主義」の基底ではないかと思います。
 小田原市では、住民投票請求は議会否決で葬られています。議会制民主主義には、住民投票は馴染まないということのようですが、議会制の上位として直近の議員、首長などの選挙に併設することで、直接民主主義も十分に可能です。市民参画、市民主権に一歩でも近づく自治基本条例を定めるべきと考えます。

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