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2010年12月16日 (木)

城跡整備は環境破壊!!

101216stump 先月11月29日、小田原市長に公文書公開請求をしましたところ、今日16日「公文書不存在決定通知書」による説明を受けました。
 請求した公文書は3件ありましたが、不存在とされたものは、「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画」3頁(3)ア.15 に示された樹木群の「樹木伐採に求められる風致地区条例(神奈川県)の許可についての記録」です。風致地区条例では、市長の許可が必要としていますが、「枯損した樹木や危険な樹木の伐採」は許可不要です。ということで、小田原市観光課では「15」地区の樹木はすべて枯損・危険な樹木と判断したので許可申請なしですべて伐採した。従って記録は一切ないという理屈です。(伐採業務委託2,992,500円の契約書は閲覧できました)
 これまで伐採した樹木はすべて「枯損・危険な樹木」と見なして伐採してきたようです。伐採する事業者自身が、許可を要しないと判断すればすべて伐採できるのです。眺望を妨げる樹木も「枯損・危険な樹木」にされてしまうのでしょう。
 画像は、樹齢100年に近いクスノキの切株です。見事に伐採されましたが、今年の8月には、緑の若葉を復活させた痛々しい光景をみせています。このクスノキが「枯損・危険」な樹木なんでしょうか。この痛々しい光景を撮影したころから、城址の緑を守りたいという市民運動が高まり、「植栽専門部会」を新たに設けて『史跡と緑の共生』を図るとする「運用指針」が市長から示されて、新たな市民協同が始まるかに見えていました。伐採計画の白紙撤回を求める署名運動も「一時休止」して、この専門部会の成果に期待しようという流れが出来ていました。
 ところが、一昨日小田原市が示した「専門部会委員」の構成は信じ難いものです。「歴史と文化のまち小田原を考える会」などという存在は、聞いたこともありません。ふざけるのもいい加減にして欲しい。市長の「指針」に期待して決定した「一時休止」は、完全に裏切られてしまいました。「自治の担い手」たちは一体何を「協同」しようとするのでしょうか。「専門部会」が環境破壊に手を貸さないよう、監視し続け、「城跡調査・整備委員会」の不当行為が生まれないよう監視し続けなければなりません。市民と行政の信頼関係を無惨に破壊する誠に残念な結果になりました。

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