« いよいよ「史跡と緑の共生を目指します」 | トップページ | 小峰発電所(16)11月の発電量239kWh »

2010年12月 2日 (木)

署名簿の点検

101202kanagawa2 今日の神奈川新聞県西面です。昨日の「史跡小田原城跡本丸・二の丸植栽管理計画の白紙撤回を求める署名」の提出を報じてくれました。記者の取材では「市の担当者は『本当に署名の数があるのか調べたい。その後、対応を決めたい』としている。」と書かれています。
 かつて「城下町ホール建設計画の見直しを求める署名(36,411筆)」提出の際、『電算機入力により名寄せ、住所分別等の精査をする』と担当職員から言われましたが、今回もそんなことをお考えなのでしょうか。「緑を守る」願望は受けるが、市の施策に「白紙撤回」を求めるなど不届きな市民を捕捉しようなんてことはお考えではないですよね。
 市民は、許認可申請やら徴税やら、あるいは福祉支援などで、行政の権力に曝されているのです。2008年の運動では、署名者の不安に配慮して署名簿は提示のみとしました。本来的には提出すべき性質のものですが、長崎市の原爆慰霊碑移設反対署名の事例などから、苦しい判断をしたのです。2005年から2008年までに、私がかかわった3つの署名運動はすべて提示のみでした。
 今回の「市の担当者」は、施策に反対する市民を捕捉するなどという意識はお持ちではないのでしょうが、行政職員は権力の執行者であること、市民の自由な行動を制約する権力を有していることをぜひ自覚して欲しいと思います。
 署名の数はしっかり数えてください(提出前日の深夜までかかって精査して数字を出しています)。電算機入力という、目的外使用の恐れがあるような「精査」はなさらないことを信じて提出したことに思いを馳せてください。
 一般の市民と市政府は、決して「対等」な「自治の担い手」などにはまだなっていません。小田原市民は、基本的な権利、市政府の責務、行政情報公開などをキッチリ規定する「基本条例」さえ持っていないのです。
 昨日の、12月1日の署名簿提出で、新しい「史跡と緑の共生」という「協働」にスタートを切ろうという決断をしたのです。より良い成果を共に求めて行こうではありませんか。
 

|

« いよいよ「史跡と緑の共生を目指します」 | トップページ | 小峰発電所(16)11月の発電量239kWh »

コメント

実は私も署名者の一人です。
ただし、条件付賛成です。
倒壊の危険のあるのものや遺構に重大な被害を及ぼすものなどは整理が必要であると思っております。
仮に緑地公園として整備することを前提に考えた場合であっても、適切な樹木整理は必要であり、全くの手付かずのままにすることは樹木の生育にも悪影響を及ぼしかねないと考えています。
ただ、
いままでの市の説明や進め方に不審を抱いていました。植栽整理のやり直しはできません。慎重に考える必要があります。
ところで、署名簿の提出ですが、今回提出されたことのことですが、
つい最近、市の法務担当者にたずねたところ、
本件に限らず署名簿については、署名数の確認(名寄せ等)作業はコンピュータ入力をしないと難しいため、やっても問題はないし、やる可能性は否定できないとの見解でありました。特に、市の方針に対する反対署名にかんしては、署名者の数や居住地など
を把握し、市民への広報の材料にしたいというというお考えのようです。
にもかかわらず、今回は勇気をもって提出できたことは大変画期的なことであり安心しました。

もちろん自分自身はコンピュータ入力されても平気です。

投稿: 小田原不良市民 | 2010年12月 2日 (木) 22時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/50188496

この記事へのトラックバック一覧です: 署名簿の点検:

« いよいよ「史跡と緑の共生を目指します」 | トップページ | 小峰発電所(16)11月の発電量239kWh »