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2011年1月 9日 (日)

2011年・小田原のお城

110109blossom 今日1月9日の日曜日も眩しいような快晴でした。陽の光を惜しげもなく受けていると、恵まれたこの地、あしがら小田原に住まいしていることの幸せを痛感します。午後2時、恒例の「ワンワンクリーン大作戦」。ヒトも犬も心穏やかな時間を過ごせました。大作戦のスタート地点にこの画像の紅梅があります。まだ5分咲きほどですが、しばし見とれていました。後景には、旧城内小学校講堂の大屋根が見えます。教室棟は「保存運動」の市民の請求は聞き届けられず解体撤去されてしまいました。この旧講堂も解体撤去が予定されています。
110109manabibashi 通学路であった「学橋(まなびばし)」も解体撤去が予定されています。学橋は、小田原城址への主要入場路ですから、これを撤去する際には大騒動になることは必至です。先年撤去された「隅櫓橋」も、市民怨嗟の声を切り捨てて姿を消してしまいました。この橋の喪失で、散策回遊が不自由になりました。
 「城跡復元整備工事」が実施される前には、必ず市民からの大きな反発があります。誠に不思議な「整備」ですが、平成4年度に決定された「史跡小田原城跡本丸・二の丸整備基本構想」が市民に認知されていないからです。
110109view この画像は、「銅門」北側のスペースにあるマツの巨木の姿です。中央の大きなマツは、銅門に近接していて、「影響が懸念されるが,江戸時代からあったと推定されているため,今後も保護を行なう」という、保護樹木5本のうちの1本です。左側の樹木は「視界を遮っている」ので、整理対象だそうです。江戸時代に存在せず、視界を遮っている樹木は整理される運命のようです。とても頑な「整備構想」です。1本だけ残される江戸マツ、ロンリーパインの悲哀を味わうはめになるようです。
110109shade 銅門手前のお茶壺広場には、見事な4本のクスノキがあります。この広場だけは、芝生張りで一休みされる来場者が多い広場です。(そのおかげで、ペット立入禁止になりましたが)画像で分かるように緑陰が美しい、すてきなオープンスペースです。この広場の隣には、旧市立図書館であった可愛らしい木造二階家がありますが、やはり解体撤去です。このクスノキは「当面は」残存させていただけるようです。周辺のマツはすべて整理対象です。   
110109opening_2 二宮神社と「藤棚」の間に民家が2軒、老朽化したまま使用されていました。市有の住宅で賃貸していた「市営住宅」のようにお聞きしました。城内住宅です。何度かその扱いを問いただしていましたが、2006年の4月に1軒が解体撤去されました。
110109opening_1 残った1軒は無人のまま放置され、ごみ捨て場のような状態でした。いろいろな事情があったのでしょうが、信じ難いほどの長期にわたる措置が必要だったのでしょうか。その間この周辺での早朝ごみ拾い、かなりのアルバイトでした。
110109opening_3 昨年2010年の年末、残った1軒がやっと解体撤去されました。藤棚と二宮神社の間に貴重なオープンスペースが誕生しています。この画像は、今日の午後撮影したものですが、どのような利用計画があるのか読めません。
110109restoration 「整備基本構想」によると、現在の蓮池が「南曲輪南堀」として拡大し、住吉堀につながるようです。小峰橋から天守閣へ行くルートは堀で切断されます。迂回して住吉橋から銅門を通り常盤木橋を渡って本丸に行くことになります。
101026birds_eye 城塞とは本来そう言うものなのでしょうが、本当にそんなことをおやりになるのでしょうか。信じ難いことです。「構想」は絵空事だとでも言うのでしょうか。市民の常識にも叶う、市民利用を排除しない、リアルな「整備構想」を早急に策定すべきです。「植栽管理計画」は、余りにも空想的なロマンチシズムではないでしょうか。「専門部会」などという仮設的措置ではなく、責任ある行政として、「整備構想」の見直しに取りかかるべきです。

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