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2011年1月27日 (木)

司法の自壊・国の自壊

110127miyake 「裁判なんかやめて泣き寝入りしなさい」。横浜地裁水野裁判長の昨日(2011年1月26日)の判決です。この事件かなり以前から注目されていた裁判です。自衛隊員の死亡原因の一位は「自殺」だそうです。若い隊員が過半でしょうから、病死が少ないのは分かりますが、自殺死亡率が突出しているのは不可解です。この「たちかぜ事件」の様相は「帝国陸軍内務班生活」を思わせるものです。
 日本国の司法制度というものは、こんなことをいちいち取り上げて、国家賠償などしていたら戦争などできないということでしょうか。自殺に至るほどの私的制裁があったことは認める。精神的苦痛は償ってやるべし。でも、そんなことで自殺するような「予見可能性」があったとは認めない。賠償など出来ない。
 5年間もこの裁判に命をかけて来られたであろう原告にとってあまりにも冷酷な判決です。裁判に期待したって、無駄ですよという風に思えます。この判決の傍聴席には、「空自隊員のいじめ自殺」「格闘訓練による虐待死」の原告も居られたとのことです。自衛隊組織内の人権は、今後もこのような状態が続くのでしょうか.恐ろしいことです。(神奈川新聞報道/カナロコ
画像の図書は、この「たちかぜ事件」など、ブレーキの壊れた巨大組織、自衛隊の姿を描いた三宅勝久さんの“自殺事故”多発地帯からの報告、2008年の出版です)

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