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2011年3月27日 (日)

ハリケーンカトリーナ被災の避難住宅

110327katrina_flooding 2005年8月25日のルイジアナ州を中心とした地域の大災害は、まだご記憶のことでしょう。死者行方不明者は2,500人ほどと言われていますが、ヒューストンのアストロドームに避難した約2万8,500人の被災者の生活苦難が報道されていました。被災後の対応のまずさにかなり厳しい批判が出されて、ブッシュ政権の支持率が過去最低の40%前後になったそうです。
110327mobile_park 被災後の住宅復興には、米国らしく、Mobile Home が2万戸以上設置されました。Mobile Home は、大戦後の米国において住宅復興の大きな役割を果たした、アメリカ発明の応急住宅です。まさにモバイルの住宅ですが、完成品の住宅を工場から設置敷地まで搬送するのですから、フリーウェイの発達とともに需要が拡大していきました。農業季節労働など、移動生活者にはまたとないスタイルの住宅です。45年ほど前、米国住宅産業事情視察などやっていた時、カリフォルニア州キャストロビルのアーティチョーク収穫祭に立寄り、このMobile Home の「団地」に目を見張りました。米国もベトナム戦争の泥沼で決して豊かではない60年代でしたが、このような住宅需要への対応にはいたく感心した記憶があります。
110327mobile_home このアメリカンハウスは、盛衰を経ながらも、未だ健在で2005年の災害のお役に立ったのです。米国には、ユーズドのMobile Home のストックは、数万戸いや数十万戸あるのではないでしょうか。いろいろなサイズがありますが、一番小さな8~10フィート幅の新品で、3万ドル(250万円)程度ですから、ストック品なら1万ドル程度で入手できる筈。米国では、同盟国日本の大災害に心傷めていますので、5万戸ほどの支援寄贈など、難しいことではないでしょう。5億ドルほどの出費です(カトリーナの際のクエートから米国への支援寄贈が5億ドルでした)。輸送費はそこそこかかるでしょうが、設置期間は極めて短期で対応できます。被災3県内の開発地に、Mobile Home Park を整地することで、臨時コミュニティーを誕生させることができるのではないでしょうか。米国ライフスタイルの室内を、東北ライフスタイルに少し近づける改修などに、地域経済の活性化、そして日米文化交流にもなるのでは。(画像は共にWikipediaから)
ここまで書き進んだ今、この小田原に激しい音を発しながら「雹」が降り始めました。一体どうなっているのでしょうか。

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