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2011年3月15日 (火)

東日本大震災

110315power_map あの日以来、落ち着かない日々を過ごし、TVからの惨憺たる被災状況の報道にいたたまれない思いでおります。(このブログを書き始めた途端、大きな揺れに襲われました。浜岡原発が心配です。静岡東部付近が震源で、当地小田原では震度5弱だそうです。東海地震との関連は否定されています)
 こころ静めるためにも、この先に迫っている災害、「電力」についてのみ触れてみます。
 被災にともなう東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、連日長時間TVが、経産省原子力保安院と東京電力の広報、記者発表、それに「学識経験者」の評価などを報じています。何とも不安をかき立てる広報と評価ばかりです。日頃何気なく見過ごしている東京電力株式会社の基礎的な数値を拾い上げてみます。
・設立 1951年5月1日(松永安左エ門 電気事業再編成審議会委員長の調整力でGHQを説得し、関東配電と日本発送電の再編に成功)
・資本金6,764億円・総資産額13兆2,039億円・従業員数38,227人
・売上高5兆162億円・販売電力量280,167百万kWh(2009年度)
・営業域 関東地方1都7県と静岡県の富士川以東地区
・水力発電160(852万kW)・揚水式水力発電 5(505.3万kW)
・火力発電 26(3,683.1万kW)・原子力発電 3(1,730.8万kW)
・風力発電 1(500kW)・地熱発電 1(3,500kW)
・総発電能力 6,771.2万kW (2011年現在記述者集計)
・最大電力供給 6,430万kW (2001年7月24日)
・福島第一原子力発電所 1〜6号機(469.6万kW) 3月11日運転停止
・福島第二原子力発電所 1〜4号機(440.0万kW) 3月11日運転停止
・柏崎刈羽原子力発電所 1,5〜7号機(491.2kW)、 2〜4号機停止中
・3/11以降の最大電力供給力 4,174.3kW (既設の65% 記述者試算)
 上記に示した3ヶ所の原子力発電17機の供給力1,730.8万kWの内、運転しているのは柏崎の4機491.2kWだけになっているのです。総発電能力 6,771.2万kWの7.2%に過ぎないのです。リスクの大きな選択をなぜするのでしょう。風力発電と地熱発電でわずか4,000kW、全体の0.006%です。我家の屋根の太陽光発電3.24kWの僅か1,234倍です。ドイツの風力発電総量1,570万 kW だそうです。
 原子力発電の技術開発、「国際原子力開発株式会社(従業員数9名)」という国策会社の戦略なのかと思えるような不思議な経営計画です。中国電力の「上関原発」開発は止まりました。我が小田原の最大懸念「浜岡原発」は、活断層の直上にあるという危険施設。今日の地震をクリアできているのでしょうか。
 原発産業というリスクで、日本の経済産業を窮地に追い込んではなりません。一刻も早く、勇気を持って脱原発に踏み切りましょう。(画像は東電のサイトから)

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