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2011年4月27日 (水)

相馬市「親を失った子どもたち」への支援

110427souma_2 市長(小田原)の「被災地レポート」からの一部転記です。『(4月10日)---私からは、「相馬と小田原とは、報徳のご縁。先人たちが仕法を通じて精魂を傾けた相馬の窮状に際し、太く短くではなく、細くとも長い支援を考えたい。何なりとおっしゃって頂きたい。」とお伝えした。それに対し市長からは、「被災で親を失った子どもたちが少なからずいる。ぜひ小田原の皆さんには、この子達の学資を、推譲して頂けるとありがたい。亡くなってしまった親の中には、私からの指示で現場に駆けつけていた消防団員などもいる。そのことを思うと、その子たちのことは何とか面倒をみてやれないかと思うのです。と。今のところ、両親もしくは片親をなくしてしまった子どもたちが、分かっているだけで37人。毎月3万円の学資を、何とか渡してあげたいとのこと、それについては報徳のご縁もあり、何とか小田原で集められるよう、小田原に戻り次第市民に声掛けをすることを回答。毎月ざっと120万円弱、年間で約1400万円。大勢で分担すれば、十分に支えられる金額だ。---』
 相馬市の市長ブログ『(4月24日/震災孤児等支援金支給条例)-----殉職した消防団員10人の子供の数は11名、うち18歳未満は9名である。社会人として自立する前の子供たちを残して、死んでいった彼らの気持ちを思うと胸が苦しくなる。-----万分の一でもの償いと思い、生活支援金条例を作ることとした。遺児たちが18歳になるまで月々3万円を支給するものである。全くの孤児となった、あるいは片親だけを合わせ、今回の災害で親を亡くした18歳未満孤児または遺児は、全部で44人にのぼる。この子らが成長するまでの経済的負担の一部を、市の責任で担っていくことを市民の総意で決めようと考えている。今月の臨時議会にかけ議決を得しだい支給することとしたい。財源は、遺児たちのための義援金の基金口座を作ったので、出来れば世界中からの善意をいただきたいと思っているが、不足する場合は市の一般財源で対応する。総額は約2億円。-----』
 50人の遺児に、毎月3万円の学資支援だけでも、毎年1,800万円ほどの財源が必要です。かなりの長期間「太く短くではなく」支援が必要となります。「国境なき医師団」には「毎月の寄付」という仕組みがあり、「1日50円」「1日100円」「毎月1,000円」などの選択制となっています(私は「1日50円」ですが5年以上の支援です)。長期(10年以上か)にわたるサポートには、このような支援制度が要るのではないでしょうか。小田原市民20万人の200人に一人が「1日50円」寄付に応じていただければ、年間当たり1,000人×50円×365日=1,825万円になります。
 このような、ダイレクトな支援が市町村同士でできるのは素晴らしいことです。ぜひ、相馬市長の願いを小田原市民で受け止め、市あるいは公益性のある団体の制度で実現させたいものです。制度ができる前に、まずスポットででもスタートしましょう。
 相馬市と小田原市についての歴史的事象(リンク集)
相馬中村の城下町を探る 小田原藩相馬家 相馬市と二宮家
(画像は相馬市の公式サイトから)

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コメント

一日50円としますと、1ヶ月1万5千円。1年間で18万。10年で180万円。その様なゆとりのあるブルジョアの方が1000人いらっしゃると好いと思います。

しかし、ランドセルのタイガーマスク運動がございましたが、孤児院(この表現が不適切ならお許し下さい)などの施設の充実、両親のどちらかを亡くされた子どもの家庭への補助金や支援組織の充実をさせる方が、良いと思うのですが。

増税の噂もあります。また、物価の上昇もあるかもしれません。1400万円を頼りにしてきたのに、ある日突然、打ち切りになった時の悲劇。このようなことだけは、避けたく思います。

加藤市政における、城址公園の木の伐採の無計画性、城下町ホール建設の現実性、小田地下再利用の採算の見通し、などに疑念を呈されたり、厳しく批判されてきたこれまでの松本様とは、思えない提言と思いました。無計画性や実現の可能性が低い案件があるけれども、いずれにしても、松本様は、加藤市長を信頼されていらっしゃるという理解でよろしいでしょうか。

投稿: カケロマ | 2011年5月 3日 (火) 11時53分

カケロマ様 コメントありがとうございます。一人の負担は1,500円/月です。金融機関の自動送金制度で、2ヶ月に1回3,000円の引き落とし送金です。公益性、永続性の担保された団体が窓口になれば、1,000人の小田原市民の賛同を得ることは可能と信じて提案いたしました。決して「無計画性や実現の可能性が低い」提案とは思えません。継続的ドネーションの定着こそ、市民の自律的公共行動の第一歩だと考えています。
加藤市長については「信頼」「不信」という基準では、考えておりません。基礎自治体の首長としての適切な行動を求めていきます。

投稿: 松本 茂 | 2011年5月 3日 (火) 13時14分

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