« あぁ 小田原の花火 原発被災か | トップページ | 放射線量の簡易型測定器の購入 »

2011年5月28日 (土)

小田原市のコンプライアンス監視は?

110524compliance 小田原市は「職員の不祥事再発を防止するとともに、法令等の遵守を徹底し、市民全体の奉仕者として誠実かつ公平な職務の実施を推進するための庁内組織として、「小田原市職員コンプライアンス推進委員会」を立ち上げました。この委員会では市長を委員長として、副市長、教育長、監査事務局長を除く全部局長をコンプライアンス推進委員に、各所属長をコンプライアンス推進員として位置づけ、個別の不祥事防止対策として策定した推進計画に基づき、全庁一丸となって市民の信頼回復に努めてまいります」として、「小田原市職員コンプライアンス推進体制について」を先週24日に公開しました。画像のような「推進体制」をお作りになるそうです。しっかりやっていただくには、特に変わったことは何もないようで、会議が増えるだけの話しになりませんか。表紙だけの事案にならないようお願いしたいものです。
 この「仕組み図」によると、担税者の市民は「公表」をお待ちするだけの存在のようですね。市民などに監視されては堪らないということですか。行政側の都合の良いことだけには「協働」とかで、ただ働き?。市民はいつまでたっても発言できない傍聴者?天井桟敷の野次馬?
 二元代表制の議会は、市長部局の監視ができるし、報告も受ける権利がある。市長部局は、議会の監視などできないのですね。議会のコンプライアンスも監視が要りますね。何となく「市議会楽園」感が広がっているようで、退職後の再就職先などになりそうですが、市民監視は要りますね。相変わらず、「議運」の傍聴はさせてもらえないとか。
 些か時代遅れの「推進体制」に失望と悲哀を感じます。
110528kanagawa 今日土曜日の神奈川新聞の社説です。『半数を超える職員が「契約業者の偏り」を感じていた』『見て見ぬふりをする事なかれ体質は深刻』『職員からも「身内に甘い」と不満の声』『市が取り組み状況の公開や広報に消極的』『施策の実行に市民の協力は欠かせない』などと厳しく指摘されています。職員諸兄姉それぞれは、誠実で優秀な人材ですが、それが組織として構成されると「事なかれ」「茹で蛙」状況になってしまうのは、まさに理事者、管理者の危機感の希薄さと怯懦を生み出す人事管理に尽きるのでしょう。
 公務員は、この厳しい社会状況の中では、身分と生計はかなり保証された「うらやましい職業」になっています。神奈川新聞は『被災地では、自治体職員が寝食を忘れて住民のために働いている。--公務員本来の姿がここにある』と述べています。被災という状況下では、小田原市職員さんももちろん「公務員本来の姿」を示されるでしょうが、平時においても自らの立ち位置を ethical な視点でチェックしていただきたい。「若手職員の特命チーム」というアイデアには、市長の苦渋が感じられますが、『自己満足に終らせない』真剣な「推進」が強く求められます。

|

« あぁ 小田原の花火 原発被災か | トップページ | 放射線量の簡易型測定器の購入 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/139245/51791291

この記事へのトラックバック一覧です: 小田原市のコンプライアンス監視は?:

« あぁ 小田原の花火 原発被災か | トップページ | 放射線量の簡易型測定器の購入 »