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2011年5月31日 (火)

「史跡と緑の共生」

110531treemap 今月の11日に開かれた「平成23年度第1回史跡小田原城跡調査・整備委員会植栽専門部会」の会議を傍聴された方たちから、「運用指針」で示された「史跡と緑の共生」が危なっかしい状況になっていると言う声が寄せられていました。指針の担保と言う陳情は小田原市議会では採択されませんでしたが、「共生」は支持されました。にも拘らず、専門部会の一部部会員からは、「共生」以前のような発言が続いたので、傍聴者は強い危機感を持たれたのです。所管の部局には、対話の機会をつくって欲しいとの申し入れをしましたが、未だその対話はなされておりません。
110531camphortree 今日午後、久しぶりに二の丸広場まで散策に出かけました。二の丸主部の北東で、「植栽図」27番の樹木群が雄大な緑の景観を構成しています。余りに見事でしたので画像をアップしました。「天守閣の視界を遮り、地下遺構への影響も懸念される」ので「伐採並びに相当な枝下しが必要」と指定された樹木群です。確かに、ここを伐採すれば「天守閣」は良く見えるようになるでしょうが、そのために失う景観はあまりにも大きいのです。そのためにこそ「運用指針」が誕生したにも拘らず、「共生」を無視して史跡優位の発言が続くのは困ったものです。
 小田原城址の「緑」は、史跡と同等の価値を有していること、「共生」の理念での史跡整備することが小田原市の施策であることをもう一度しっかり確認し合わなければならないようです。

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