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2011年6月 4日 (土)

Rancho Seco 原発の廃炉・住民投票

110604rancho_seco2_2 カリフォルニア州サクラメント市の南東40Kmほどのところにある "Rancho Seco Nuclear Power Plant" は、1974年にサクラメント郡電力公社(SMUD)によって設置されました。画像右側に冷却塔の影が二つ映っています。加圧水型2機 出力91.3万kW、2千億円ほどの投資でした。画像の Google map の左側に冷却塔の影が二つ映っています。右側に見える Rancho Seco Recreational Area は、160エーカーほどの広さの湖を有していますが、Nuclear Power Plant への緊急時バックアップ給水のために使われていた貯水湖を、運転停止後リクレーション湖に転換したもので、1992年以後はSMUD の運営管理です。
110604rancho_seco2 この原発も、幾度となくトラブルを起こし、1986年4月に発生したチェルノブイル原発事故以後は、廃止の声が高まり、1988年の住民投票では「18ヶ月間の運転許可、その後再度の住民投票」と言う暫定案が採択され、1989年6月6日に住民投票が行われることになりました。その結果「運転継続」は97,945人が賛成、112,415人が反対となって、SMUD はその結果を直ちに受け入れて運転を停止しました。しかし廃炉実施からでも既に2年が経過しましたが、現在未だ使用済み核燃料493本が特殊仕様の鋼製容器に入れられて用地内に保管されています。米国内に処理施設が実現していないため搬出できないのです。
 画像の原発用地内にある長方形平面は、2機の廃炉後に太陽光発電のために設置した38万枚のパネルです。商業運転は本年末には始まるとのことです。
 原発からの撤退は、ヨーロッパでも加速していますが、イタリアでは6月1日の最高裁決定で、今月の12、13日に住民投票を実施すべきとしました。原発によるエネルギー取得について、市民の選択を住民投票で問うという手法は、もっとも実現可能な「民主主義」です。日本国の住民投票は、「代議制否定」とか言う議会の意向で、なかなか実施されません。未熟な日本臣民には個別案件の意思決定など委せられないということですかね。近々にはありそうな?「総選挙」で同時投票でもやってみたらいかがでしょうか。(画像はGoogle、freepik.comから)

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