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2011年7月15日 (金)

小田原城址公園のサクラ(2)

110713sakura_map 画像は「小田原城址公園の桜の樹木診断結果」をマップに落とし込んだものです。1番から154番までは平成21年度の調査、155番から320番までは平成22年度の調査だそうです。この二つの報告書のマップに基づいて1枚のマップを作成して小田原市議会常任委員会に報告されました。この画像はそのコピーが専門部会員に公開され、そレをコピーしていただいたものをスキャンしてGIFデータでアップしたものです。極めて不鮮明で、ほとんど判読できないと思います。(このことについては、しつこく別記事にいたします)
 赤枠に囲まれているサクラは、市道2201(三の丸小学校前)に面した観光バス駐車場入口のサクラ1番は、赤丸がついています。赤枠内(史跡外)113番まででは、赤丸12本が「不健全・植え替えが必要」E判定、黄丸32本が「大きな異常・被害がある」D判定、残り69本の内「健全」A判定は0、「概ね異常なし」B判定は23本、「異常・被害が認められる」C判定は46本です。小田原市(観光課)では、D、E判定の44本を今年度から順次計画的に植え替えを行なうとしています。もっとも危険度の高い98番は6月22日に伐採を済ませ、1番、77番、111番の3本は台風シーズン前(8月?)に急いで伐採しないと危険だとされています。伐採、伐根後の補植は冬期にされるとのことです。
 史跡内に関しては、制度上補植ができない(難しい?例外的には出来る?)ので、小田原城跡調査・整備委員会や植栽専門部会などの審議を経て、方向を定めたいとされています。
 小田原城址については、18年前に定めた「基本構想」によって整備事業が実施されていますが、『江戸末期の曲輪取りの姿を標準として復元的整備を行う』という基本構想が市民に理解支持されているようには思えません。市民にとっては「城址公園(市民利便施設)」と理解されているのではないでしょうか。史跡は、小田原市民だけの専有物ではなく、人類全体の資産だということは理解されるでしょうが、復元的整備のために、サクラ、マツ、クスノキなど、市民に愛されてきた樹木を撤去していくということは市民合意は困難でしょう。城址の植栽管理については「史跡と緑の共生」という「運用指針」が「小田原市教育委員会」によって示されていますが、このような暫定的施策ではなく、新たな城址整備計画を市民参加の基に策定するべきではないでしょうか。
 「史跡小田原城跡」は小田原市民にとって、最重要資産であり、都市整備の中心的な課題でもあります。先延ばしすることなく、勇気を持ってこの課題に正面から取り組むべきではないでしょうか。
(建設経済常任委員会に報告された資料「小田原城址公園の桜の樹木診断結果と今後の対応」を添付します)

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